CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。 あ、あと1998年12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。 |
12月10日(金) 祖父経由大分職安。母が「新しい道路ができた」というので、有料道路を通らず佐賀関(関サバ、関アジで有名。ていうか、それを登録商標してしまったという悪名でもっと有名かも)経由でいくことにした。 が。新道への入り口がわからず、結局佐賀関半島をぐるっとひと廻りしてしまうことに。もっとも、時間はかかるがこのコースはずっと海沿いを走るので景色がよく、気分はよかった。 祖父のマンションに寄ったあと、いきつけ(というほどではないが)のゲーム屋でセガサターン本体を購入。中古だと思っていたら新品で4,800円(税別)。なんてこった。 おまけで『センチメンタルグラフィティ』(初回限定版)と『電脳戦隊バーチャロン』、ともに中古で980円を購入。しかしなんでセガはドリームキャストを上位互換にしなかったのか。それが“敗北”の理由のかなりのパーセンテイジを占めてると思う。 職安で広告代理店の求人(コピーライター・デザイナー)を見つけたが、窓口で聞いてみると「両方できるひと」で、どちらかというとデザインを重視しているらしい。しかも機種がマック。こりゃ駄目。 帰り、パチンコ屋に寄る。ここのところの不ヅキの反動か、運だけで勝つ。しずくのために『ピカチュウたんけんたい』のヴィデオをゲットして、それでもセガサターン6個ぶん浮く。 で、さらに中古ヴィデオ屋に寄って、以前から眼をつけていた『くまのプーさん』のヴィデオを購入する。母のはなしだと、明日しずくが家にくる(かもしれない)らしいのだ。これで準備は万端だっ。 ・・・やはり僕はバカだ。自分でも思う。しかし親馬鹿とかジジ馬鹿、ババ馬鹿ってのは聞いたことがあるが、これ、なに馬鹿っていうんだろう。そもそも「従姉妹の娘」ってなんて呼ぶんだ? JR東日本の駅員が、新幹線や特急の回数券を不正に発行して金券屋に売り、二年半で約四億円を着服していたらしい。のだが、いったい四億円もなんに遣ったんだろう。 このひとにはちゃんと定収があるのだ。一年365日ふーぞくに通ったとしても、一千万円も遣えないと思う。もしいま「一億円あげる」といわれても、僕にはすぐに使い途が思い浮かばない。やっぱり小市民かな。 左膝が痛むのでランニングは中止し、代わりにいきつけのディスカウント酒屋(片道約5km)まで歩いていくことにした。往きはよかったが、帰りはウイスキィの瓶が二本。 そのうえ「今度しずくや璃乃ちゃんがきた時のためにっ」と、隣のスーパーで安売りのチョコレートなどを大量に買い込んだもんだから、荷物は約2.5kg。この寒いのに汗かくほど、いい運動になった。 しかし、大分戻ってからの最盛期って、なにももたなくてもいまのからだに6kgのウエイトをつけるほどあったんだよなあ・・・。それを考えると怖い。 スキャットマン ジョンが死んだ。死因は癌だという。最近見ないと思っていたら、病魔と闘っていたのだ。複雑な気分だった。 パチンコにいく。打ってるうちに17時になった。今日は母が書道教室の仲間と忘年会を“自宅で”開く日だ。会が終わる21時まで打つことにする。 久しぶりに26回出したが、三度ほどハマりがあったので、松屋の牛めし100杯ぶんしか浮かなかった。負けるよりはマシだが、右手首が痛い。10時間もパチンコ打つとへろへろだ。 なんということだ。江藤選手がジャイアンツに入ってしまった。はたして長嶋監督の背番号はどうなるのだろう。3番をつけるという噂があるけど、そうなったら面白いとは思う。 父方の先祖の墓参りにいく。墓参りというよりは墓掃除というほうが正しいのだが、さすがに冬で落ち葉が少なく、短い時間で終わった。でも、水は冷たくて手が切れるようだ。 母のカラオケのレパートリィを増やそうとモーニング娘。の『LOVEマシーン』をテープにダビングして、クルマに乗るとき聴くようにいっている。が、朝母が、 「やっぱ駄目だよう、早過ぎてついていけないよう。やっぱ私コーラスやる」 「コーラスって『wow,wow・・・』と『yeah,yeah・・・』だけじゃん」 「だからあんたがリードということで・・・」 「駄目だって。だいたいあんた、うたっつったら『なみだ恋』と『愛人』だけじゃん。少しはレパートリィ増やさないと。あ、『Sunny Day Sunday』(byセンチメンタル・バス)憶えるんなら別にいいけど」 母はしばらく考えて、「やっぱモーニング娘。にする」と答えた。果たして母がカラオケで『LOVEマシーン』をうたえる日はくるのだろうか。乞うご期待(笑)。 野田知佑『川へふたたび』(3)を読む。僕は最近、泣きたい気分になると、『To Heart』のマルチシナリオをやるか、野田さんの本(それも'90年以降に書かれたもの)を読むことにしている。 ただし、野田さんの本は泣けるが、悪い意味での泣きだ。心臓にも血圧にも悪い。特に『川へふたたび』の「長良川」の項なんて読むと、アタマの血管ぶち切れそうになる。ちょっと長いが、引用する。 > あと十年もすると日本中の川はすべて > コンクリートで固められ、ダムで寸断される。 > 後年、われわれの子孫は排水溝と化した > 汚れた川を見て、こう聞くだろう。 > 「何ということだ。父(と)っつあん、 > あんたたちはその時、何ばしよったつな?」 > おれはその時体を張って反対したのだ、 > と答えられる人間でありたい、と思うのである。 僕はもう、諦めている。なん年か前、『美味しんぼ』が長良川河口堰問題を取り挙げた時には驚いた。同時に、長良川河口堰が日本国民の間でこれほど大きく、また重要な問題になっていることを実感した。 にも関らず、長良川河口堰は完成した。その時点で諦めた。この国は駄目だ、と。ま、僕自身が駄目人間(by筋肉少女帯)なんだけどね。 新聞で「春奈ちゃん殺し」のリポートをやっている。読んでいてなんだかなあ、と思う。親のエゴで「音羽村」に引っ越したくせに、当の親自身が「音羽村で仲間外れにされているような感覚がある」という。 学歴社会というのは、いまだに根強く生きているとは思う。でも新卒ならともかく、転職だと幼稚園から大学までずっと慶応なんてのは、逆に履歴としてはマイナスになってしまうんじゃないだろうか。 三歳くらいまでなら、子どもは生まれた時期によって差が出るのが当たり前。それでも有名私立に入学させたいっていうのは、「子どものため」ではなく単なる親のエゴ、もしくはステイタス(の勘違い)だと思う。 下の妹(福岡在住)から「応援にいく。TVに映るかもしれないから観てて」と電話があったので、福岡国際マラソンを観る。日本の男子マラソンって、いつからこんなに弱くなったんだろう。妹は映らず。 「職務経歴書」をつくらなければならない。今まで一度しか作った経験がなく、しかもそれが正しいやりかただったのかわからないので、ネットで「職務経歴書」「書き方」で検索してみた。 うーん、やっぱりインターネットはこういうとき便利だなあ。いくらでも出てくる。見本を表示してくれているページがあったので、その通りに作る。・・・しかし、相手はなんでこの経歴で図書館で働きたいのかわからんだろうなあ。 次に、久しぶりに履歴書を書く。えんぴつで下書きをしたのでミスはなかったが、計二時間かかった。右腕と胃が痛くなる。郵便局にいき、大分職安の「紹介状」とともに速達で郵送。 祖父経由大分職安。年末年始および決算のせいか、やたらと臨時の求人が増えている。臨時なので必要な条件も低い。あと、広告代理店(これは正社員)がひとつ。いちおう三件ピックアップしてプリントアウトしたが・・・。 とりあえず求人票を一旦家に持ち帰り、どこかに落とし穴がないか仔細に検討してみることにする。これ、実は逃げだ。ここのところツキがなくて、気が弱っている───自信を喪っている。それに気付いてしまう自分に、また自己嫌悪を感じてしまう。 で、なんか一瞬のうちにLow状態入ってしまう。久しぶりに味わう、「自分の居場所はこの世のなかのどこにもないんじゃないか」という感覚。とっとと帰宅することにした。 帰り、いくつかの中古ゲームソフト屋に寄る。サターン本体が4,800円の店があり、『センチメンタル・グラフィティ』が980円の店があり、『サクラ大戦』が1,200円の店がある。なるほど「捨て値」だ。 帰宅後求人票を見ていたら、結構気に入っている求人が「12月6日までに履歴書他を郵送」となっていて、しかも郵送するなかに職安の紹介状が含まれていることに気付いた。 う。この求人、受付が11月26日(金曜)。受付当日はデータに反映されない筈だから、土日を挟んで公開されたのは正味5日。しかも採用は4人。こ、これわ。意外に「広き門」かもしれない。 だが、「紹介状」は大分職安でしか発行してもらえない。既に時刻は15時30分。職安の受付時間は16時30分まで。すぐさま軽トラに乗り込む。大分職安まではクルマで通常1時間かかる。 飛ばしまくった。最高時速110km/h(それも一般道で。よいこはマネしちゃいけないよ)。警察に捕まったらそれまで、と思いつつ車線変更を繰り返し、大分職安に16時10分着。無事紹介状を発行してもらう。疲れた。 妹が有休で会社を休んだ。年賀状の作製をするためらしいが、妹が家にいるとどうも土日祝日のような気がして、気が抜ける。 海音寺潮五郎『武将列伝(六)』(たぶん4回目)を読む。海音寺さんは人物の好き嫌いで文を曲げるひとではないのだが、西郷隆盛を愛してやまないことだけはすごくよくわかる。 映画『メジャーリーグ2』をヴィデオで観る。こういう映画を観るとアメリカ人というのはホントに野球が好きなんだなあ、と思う。石橋貴明さんがかなりいい味を出していて、笑えた。 それにしても、わざわざ字幕スーパー版を借りてきてるのに、字幕なし(字幕である程度推測できる)では台詞がほとんど聞き取れない。悲しい。 新旧のURLをひと月併設することにしたのは他ならぬ自分自身なのだが、結構トラブって嫌になる。両方のページはまったく同じではなくて、新しいほうには「URL移転のお知らせ」がないし、アクセスカウンタのcgi記述方法も違う。 そのうえ「リンク集」が『されとき』にもあるので(全部自分が悪い)、今日は『されとき』のリンク集を本店にコピーするというお間抜けな失敗をしてしまった。一週間ほど、どこかに気付かない不都合が出るかもしれませんので、そのときはすみません。 パチンコにいく。若い奴の姿が多かったが、大学はもう冬休みなんだろうか。ものの見事に運で負ける。こういうの精神的に痛い。 帰りにCDショップに寄って、モーニング娘。の『LOVEマシーン』を購入する。この間従兄弟の店にいった際に別の客がうたってたのを聴いて、「こりゃ面白い」と思ったのだ。 この曲、基本はユーロビート。その点でも懐しいのだが、いや、ホントいいわモーニング娘。。馬鹿で。彼女らに「日本の将来は」なんてうたわれると、この国の未来もまんざら悪くないんじゃないかと思えてくる。 帰宅して、映画『エグゼクティブ デジション』をヴィデオで観る。騙された。スティーブン セガールの出番って最初のほうだけじゃん。でも凄く面白かった。レンタルヴィデオでならお金と時間は無駄にならない作品。 |
本来は男性だけ、もしくは女性だけの採用なんだけど、均等法のせいで男女共用の求人と書かざるを得ない求人です。 これ、求人票を仔細に見るとだいたい推理できます。まず、従業員のうち女性の割合が偏頗なもの。事業所全体が10人で「うち女子10人」もしくは「9人」とか、その逆に「うち女子0人」もしくは「1人」とか。 女子が多過ぎるところはたいてい女子しか採らないし、その逆は男子しか採りません。今回がその一例ですね。 次に、「仕事の内容」に「来客の応対や雑用を含む」と書いてある場合。これはたいてい女子のみの求人。あと、同じような仕事内容なのに給料がめちゃくちゃ低い場合。これもたいてい女子。 結局のところ、均等法ってぜんぜん役に立ってないんですね。結局面接はしても採用されるのはどちらかでしかないわけで。 |
エッセイの内容を要約すると、 「知事のセクハラがクルマのなかで行われたのであれば、当然そこには当事者だけでなく運転手などもいた筈なのだから、そのとき大声を挙げるなり、はっきりした拒否を示すべきだった。“行為”を見過ごしておいて、後日裁判にもちこんだのはおかしい」 というものです。ただ、後で、「女性はそれなりの抵抗をしたんだけど周りにいた人間が見てみぬふりをした」のだとしたら、さらに問題の根は深いなあと考え直しました。 |
全部で134冊。複数巻のものは全体で一冊と勘定。一年の間に複数回読んだもの(『新解さんの謎』など)は一冊に勘定。 うち初見101、複数回め33。図書館で借りたのが59、自己購入71(うち新規購入42{失業者のくせにこんなに本を買ってていいのか})、知人に貰ったり妹に借りたのが4。 ちなみに、読んだ134冊のうち外国文学(翻訳)は8(笑)。 ついでに著者別では、 西村寿行・・・14 筒井康隆・・・8 原田宗典・・・6 遠藤周作(共著含む)・・・4 下川祐治(編著含む)・・・4 の順でした。 |