日々是口実


CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。

あ、あと12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。


6月20日(日)

上の妹が二泊三日で東京に遊びにいく(出張ではなく、純粋に遊び)ので、朝5時半に起きてホバー乗場まで送っていく。結婚前なんだからあんま無茶すんなよ。

藤田紘一郎『笑うカイチュウ』(初)を読む。生野菜やら魚や肉の刺身を食うのが怖くなる、寄生虫に関する本。でも人間には“忘れる”という大きな武器があるのだ。刺身食って腹が痛くなったら思い出せばいいや。

最近料理が趣味化している。「料理はいい素材、いい料理人、そして料理に舌鼓を打つ人間がいてはじめて完璧となる」ということばがあったように思うが、その通りだ。身内とはいえ自分がつくった料理を「おいしい」といって貰えると嬉しい。


6月19日(土)

なんとなく参考書も問題集も開く気になれず、筒井康隆『最後の伝令』(初)を読む。『敵』もそうだったのだが、執筆再開後の作品には“死”が濃厚なテーマになっている。かといって本人はまだまだ元気で書き続けてもらわなきゃ困るが。

昼食後、『バイオハザード』を“ARRANGE”モードでちょっとプレイ。・・・の筈が、あまりに怖くて10分でリセット。ひえ〜、俺よくこんな怖いゲームやってたなあ。2より1のほうが全然怖い。

で、つい西村寿行『旅券のない犬』(初)を読んでしまう。わかっちゃいるけど最後まで一気、あああ。茶木則雄さんの解説を読んで「そうか俺は犬派かあ」と思ったが、かといってクーンツやらジョバンニって皆目わからない。

「2006年冬季五輪開催地はイタリアのミラノに決定」のニュースで、ミラノの招致関係者が英語でコメントしているのを見て感心し、

「へえ、こいつイタリア人のくせに、公式のコメントだからってわざわざ英語で喋ってるのかあ」

と思わず声にすると、母が、

「あれ? イタリア語ってあったっけ?」
「・・・あのなあ、じゃあイタリア人はなに語喋ってんだよ?」

フランス語

ひさしぶりの見事なボケ。突っ込むことすらできん(爆)。


6月18日(金)

祖父経由大分職安。求人変化なし。ということで、大分市内のソフト屋を廻る。一軒めで『バイオハザード』のディレクターズカットが中古でめっちゃ安かったので思わず購入したら、別の店でさらにそれより200円安くて悲しかった。

ともかくついにFF[が中古で、しかも途方もない低価格で売り出された。FFコレクションも中古が出回りはじめたが、こちらは値崩れなし(量販店の新品と同じ値段)。

ついでに興味本位でパソコンソフトも見て廻る。どこいっても『To Heart』は在庫がない。PS版で発狂した連中が買い漁ったのか? うー、おいしいぞleaf。

で、今日はミュージックステーションに宇多田ヒカルが出るからと思ってまんが喫茶にも寄らず、代わりに『ライジングインパクト−2−』を買うために本屋に寄ると、川原泉教授の『メイプル戦記−1−』の文庫版が! 思わず買う。

で、家に帰って2冊のマンガを読み(『メイプル戦記』は最高。はやく2巻が読みたい)、なんか眠くなったんでちょっと寝たら・・・、22時。ミュージックステーション終わってるってーの(涙)。

筒井康隆『にぎやかな未来』(初)を読む。昭和47年初版発行の文庫本なのだが、お金の価値などを除けば現代でもまったく新鮮で、面白い。


6月17日(木)

一日じゅう、えらく風の強い日だった。暑いから戸を開けっ放しにしてるんだが、机の上が砂埃ですぐざらざらする。拭いてもすぐざらざら。『砂の女』を思いだしてちょっと怖くなった。

なんだかわからないが今日も『舞妓さんは名探偵!』を観てしまう(つっても今日が最終回なのだが)。酒井美紀ちゃんはカワイイ。日本髪もよく似合う。それにしてもおきめぐちゃんってもう『元禄繚乱』に出てるんだろうか。


6月16日(水)

宇多田ヒカルのホームページ見てみたい気がする。東○EMIの公式サイトらしいからある程度“検閲”かかってるんだろうけど、“まあぁあぁあぁあぁあじっ”ってのはちょっといいセンスだと思う。

しかし小娘(←問題発言?)ひとりになんでそうシャカリキになる必要があるんだろう。繰り返すけど僕は'80's的音楽信奉者なので、彼女の音楽にはまるっきりシンパシィを感じません。ただ、明後日の歌番組に宇多田ヒカルがはじめて生出演するそうなんで、それはちょっと見てみたい。

上の妹がマリッジブルーに陥っている。「ええい、嫌なら結納金倍返しにして婚約破棄しちゃえ、俺が50万出しちゃるっ」とかゆったんだけど・・・。これってアドヴァイスにもなってないですなあ・・・。


6月15日(火)

昨日の日記の補足をちょっと。僕は別に脳死臓器移植反対派ではないんです。ただ、ドナーがいてこそのレシピエントであり、レシピエントに生きる権利があるのと同様、ドナーにも当然生きる権利があると思います。

一回めの脳死移植の報道にははっきりいって腹が立ちました。まるで「日本中が注目してんだからはやく死ね」といわんばかりのマスコミの姿勢。あのとき患者が回復したらどうなっていたんだろう。ついそう考えてしまいます。

そして脳死移植自体は早くも三例めを数えますが、脳死移植の環境自体はほとんど変わっていないんですよね。移植順位の不透明性、高額な移送費用、そしてなにより“判定”の確かさ、etc.。

暴言かもしれませんが、「ひとりの患者が死ぬことで心臓、肝臓、腎臓の移植を希望する三人の患者が助かる」、こんな考えは絶対に間違っていると思います。・・・ちょっと舌っ足らずかもしれなかったですが、これが僕の考えかたです。

『学校へいこう!』の高校相撲部って、まるっきり『うっちゃれ五所瓦』のパクリだって気がする。練習試合で意気消沈するまではほぼライン上。あとは・・・。

『人気者でいこう!』の連帯責任CDって、なんかやだ。だって“初登場オリコン○位”ってことは、結局うたのなか身なんてどーでもいーんじゃん。個人的にいうと、僕はあの3曲全部、金払ってCDシングル買うほど好きになれない。


6月14日(月)

新聞休刊日。朝目覚めると新聞がある生活をはじめて7ヶ月だが、すでに新聞がないと手持ち無沙汰な状態になってしまっている。特に昨日はホークスとジャイアンツ両方勝ったので悲しい。

暑い。考えてみればもう6月も半ばなのだ。ついに扇風機を引き出してくる(うちにはエアコンなんぞという気の利いたものは存在しない)。しかし中野の部屋より実家のほうが過ごしやすいだろうとは、確実に思う。

谷岡ヤスジさん死去、享年56歳。合掌。漫画家のひとってどうも平均寿命より早く逝かれる場合が多いように思う。やっぱりハードなんだろう。水木しげるさんは長生きしてほしいと切に願う。

脳死臓器移植、早くも三例め。なんかこうしてみると最初の移植がわりに世間で受け入れられたから我も我も、って感じがする。解決すべき問題はまだ残っている筈だと思うんだけど。

ユーゴスラヴィアはすごい。なんで調印が終わってるのに戦闘とかテロが続いて、兵士だけじゃなくジャーナリストにまで死傷者が出るわけ? わけがわからない。これこそ犬死にって気がする。


6月13日(日)

上の妹の婚約者の両親および妹が“挨拶”のため福岡からやってきた。妹の婚約者はわりと真面目(煙草は吸わないし酒も適量しか飲まない)なので、どんな両親かと思って緊張する。

久しぶりにスーツを着てネクタイを締める。母にいわせると、東京時代僕が着ていたスーツは7着ちゅう6着までが「相手に失礼」なくらい皺くちゃなんだそうだ。

ちなみにこっちは亡き父の代わりに母の長兄が出席。最初は双方ちょっとぎこちなかったのだが、酒が入ると打ち解けた雰囲気になった。僕はこういう飲みはあまり好きではないのだが、やっぱり酒は偉大だと思う。

先方のお父さんは僕を気に入ってくれたらしく、「うちの娘どうですか、どうですか」としきりに訊いてくる。いや、たしかにかわいいんですけど・・・パス(爆)。だってきっと彼氏いるぜ、あんなかわいいんじゃ。

『N響アワー』、ワーグナーの『デュークフリート』で久しぶりに眼を瞑る。ストーリィがアタマにダイレクトに語りかけてくる。・・・ただしその解釈が合っているかどうかは、作者に訊かなければわからないのだが。


6月12日(土)

なんかなにもやる気の起きない一日。

野田知佑『旅へ〜新・放浪記1〜』(初)、読了。なーんだなんにも焦る必要なんてないじゃんと思う(マトモに勤めているひとは読んではいけません)。特に感銘を受けたのは次の一節。

> ぼくの周辺に現れる大人たちは大ていぼくの顔を見ると
> 「早く就職してマジメになれ」と説教した。
> 馬鹿メ、とぼくは心から彼等を軽蔑した。
> 真面目に生きたいと思っているから
> 就職しないで頑張っているのではないか。
> 不マジメならいい加減に妥協して
> とっくにそのあたりの会社に就職している。

いささか自己弁護みたいな気もするが、その通りだと思った。繰り返しますが、マトモに勤めてマトモな市民生活を送っているひとはこの本を読んではいけません。すごくつまらないかマトモな市民生活が送れなくなります。

午後19時。プロ野球ナイトゲームを観ようとTVを点けたら、NHK教育TVの『ふたり』に奥菜恵ちゃんが出ている。思わずそのまま観る。いや、いいよおきめぐちゃん。僕がめぐちゃんを好きな理由は、「ことばを選ぶ」ことだ。


6月11日(金)

恒例の祖父経由大分職安。いきなり職安前の月極駐車場が時間制のものに改造されている。ここは出口が一箇所しかないため、その前の一方通行の道路は格好の路上駐車(をい;)の場所だったのに。

いやしかし地主さんこれいい選択だよ。きっと職安にくるひとびとは30分200円払ってもここに停めるだろう。信号が青なら徒歩20秒だから。イナカの人間は歩かないからなあ。

僕はケチなんで歩いて3分の職安の駐車場へ。ちなみにここはふだん滅多に空いていないが、ローテイションが激しいので10分待てば停められる(たぶん駐車してるのは職安利用者だけではないと思う)。

求人は変化なし。恒例になりつつあるまんが喫茶へいき、『風の大地』13〜20巻を読む。次いで『ディスコミュニケーション』の未読ぶん(11〜13巻)を読もうと思ったら・・・。全然面白くなくて11巻だけでやめる。

ちなみに僕は雑誌はビッグコミックとビッグコミックオリジナルだけは欠かさず購読しているのだが、最近ビッグコミックが面白く思える。・・・これ、おぢさん化かなあ・・・?


9月21日〜30日    10月1日〜10日    10月11日〜20日    10月21日〜31日

11月1日〜10日    11月11日〜20日    11月21日〜30日    12月1日〜10日

12月11日〜20日    12月21〜31日    1月1〜10日    1月11〜20日

1月21日〜31日    2月1〜10日    2月11〜20日    2月21〜28日

3月1日〜10日    3月11〜20日    3月21〜31日    4月1〜10日

4月11日〜20日    4月21〜30日    5月1〜10日    5月11〜20日

5月21日〜31日    6月1〜10日


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東京での勤め人時代は、会社で新聞を読んでいたので自宅では新聞を取っていなかった。馬券を買っていた頃は金曜日だけ夕刊紙を買っていた。
















































大分空港は国東(くにさき)半島の顎のあたりにあります。県南地方のひとにとってのアクセスは、別府湾を突っ切るホバークラフト(大分駅からホバー乗り場までバス15分、空港まで25分)が最速。
















































手元に九州の地図をおもちのかたは参照してください。九州を横を向いた女のひとに例えると、顔の部分。大分市はおっぱいの上あたりになります。