日々是口実


CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。

あ、あと12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。


2月20日(土)

図書館で借りた見川鯛山『山医者のうた』(初)を読む。すごく面白い。奥さんのキャラが最高に笑える。しかし「“オッパイちゃん”も将来おそらくこうなる」というのは怖い・・・。

図書館へ。このところ一階で煙草を吸うときはいつもサンデー毎日を読んでいる。長野の「リンチ殺人」を連載企画でやっているからだ。この記事には記者の執念みたいなものを感じる。

最近、「調査をする前に結論を出すことをするな」というS大学社会学科の教えはものすごく普遍的な名言なのかもしれない、という気がするのだ。書く側にも、読む側にも。

無性に『大どろぼうホッツェンプロッツ』が読みたくなって、図書館で借りる(プロイスラー作、中村浩三訳。回数不明)。これを読むのは高校生以来だが、なん度読んでも、いくつになっても面白い。

続いてやはり図書館で借りた西村寿行『鷲』(初)。読んでみて“鷲”シリーズの最新作だと気付く。もしかしてこれで終わりかもしれない。ゴルゴ13は冷戦終結後ますますその存在が重要になったそうだが、西村さんの主人公たちは時代に取り残されてゆく。

『To Heart』を久しぶりにマルチ特化でプレイする。「まっ、マルチぃいいっ!」となん回か叫び、涙がぼろぼろ出る(笑)。今後泣きたいときは『To Heart』をマルチ特化でプレイすることに決める。


2月19日(金)

金曜日なので祖父経由で大分職安。ひとつ面白そうなのがあったが、土曜は月イチで休み。うー、やっぱり完全週休二日にこだわってたら就職できないかなあ。隔週ならまだいいんだけど・・・。

ファイナルファンタジー[、品切れ&入荷未定続行中。もしかして大分県には予約ぶんしか入ってきていないのではないだろうか・・・。

北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(初)、読了。うーんやっぱり船旅もいいなあ。ちなみに国外逃亡計画で母に「沖縄発のフェリーで上海経由香港ゆき」を提案したら、即座に却下された。


2月18日(木)

某パソコンショップの新聞折込広告を見て、涙が出そうになった。celeron300MHzにメモリ64MB、HD6.4GBに内蔵FAXモデム56Kbpsのノートパソコンが27万8千円だと!? くう〜、これほどとは・・・。

新記録(27回)をつくるために無理をする。・・・疲れた。

来月大分で行われるダイエー−オリックスのオープン戦のチケットを、母が懸賞で当てた。金払ってでもいきたいと思っていたので単純に喜ぶ。が、優先権は下の妹にあるそうだ。何故(涙)!?


2月17日(水)

図書館へ。館内に入った瞬間司書のひとが僕の顔を見て、「おい○○くん、カウンタに『どくとるマンボウ』があるから彼に渡してあげて」。うっ、完璧に顔を憶えられてしまった・・・。二階学習室へ。メール書きだけで二時間半かかる。遅筆。

午後、早速図書館で借りた『つげ義春全集7 大場電気鍍金工業所 やもり』(初)を読む。いいなあ。その後ヒルネ。鼻の調子がかなりよくなる。花粉症って休めばよくなるんだったっけ?


2月16日(火)

また鼻の調子が悪い。このところ体重を落とすために少々無理をしていたので、今年三回め(!?)の風邪かと思ったが、熱はないので花粉症かもしれない。

祖父からの電話待ち(確定申告に連れていくため)で午前中は外出ができなかったため、また『TLS2』をプレイ。五回めの挑戦にしてようやく“ネコ目の野人”をゲット。考えてみると自分も確定申告をしなければならない。

下川裕治編『アジア辺境紀行』(初)を読む。アジアの明るい面と暗い面、両方を深く切り取って見せてくれる良質のアンソロジィ。


2月15日(月)

うちの町の職安に「失業の認定」をしにいく。これで失業保険が28日ぶん満額出る。怖ろしいことに最初に就職した会社の月給の手取りより多い。

その後図書館にいくつもりだったが、結局『TLS2』をやってしまう。裏技や隠れキャラならともかく、取扱説明書だけ(つまり攻略本などの情報なし)ではクリアできないゲームというのは絶対に問題だと思う。

ちなみにこのゲームを製作した会社は出版もやっていて、当然公式ガイドブックはそこが発行している。・・・なんかムカつくので、絶対攻略本は買わないことを心に決める。

努力の成果が実り、体重が大分に帰ってきてからの最盛期から6kg落ちた。おかげで学生時代に買った26インチのスリムのジーンズが難なく履けるし、ランニングのとき非常にからだが軽い。でも目標はあと4kg減(高校時代の体重)。

『スーパーテレビ−万引常習者−』を観て思った。万引って結局、高校の校舎の屋上で煙草をふかすのと同じなんだ。法律ではなく、モラルを破る快感。当然そこに罪の意識はない。そして万引を取り締まるGメンたちの気持ちもよくわかる。「社会正義」を守る快感。

僕はどっちの側にもつかない。誤解を覚悟でいうと、高校の校舎の屋上で煙草を吸っていた(そしてそれが常習化した)ことでモラルを破ることの無意味さを実感したし、社会正義を振りかざすほどには自分がたいした人間でないことを知っているからだ。

でも、70歳ひとり暮らしの万引常習犯の老人には、すごくシンパシィを感じる。優しい心を持ったまま、娘はどこへもゆけはしないのだ。


2月14日(日)

昼食のときにTVをつけたらちょうど東京国際マラソンをやっていて、しかも前半世界記録が出そうなペースだったので思わず最後まで観てしまう。

しかしフルマラソンを2時間6分台で走るなんて、僕には人間と思えない。100mを18秒で422回走り続けるわけだから。いまの自分では400mもついていけないだろう。

タイトルに惹かれて図書館で借りた森忠明『ホーン岬まで』(初)を読む。これ実は「小学校上級以上向き」だけど、おとなが読んでも遜色ない作品だと思う。え、俺の精神年齢が低いだけ? ・・・ほっとけ。


2月13日(土)

久しぶりに図書館へ。土曜の学習室には、さすがに高校生の姿が。“仕事”をちょこちょこ(全然進まないが)とやったあと、とある本(かなり有名だがちょっと古い)を借りようと一階へ。・・・なんかまた批判的なこと書いてしまいそうなので、とりあえず「見つからなかった」とだけ書いておこう。

図書館で借りた『つげ義春全集5 紅い花 やなぎ屋主人』(初)を読む。国内の旅行でも“辺境”にいけるんだなあ、と感じた。

夜温泉にいったらボクシングの世界戦をTVでやっていて、思わず最後まで観てしまう。僕はボクシングを観ると、必ず無意識のうちに「自分がこいつとヴァーリトードルールで闘ったらどうなるか」と想像してしまう。

その意味では間違いなく挑戦者のほうが怖かった。ある種の狡猾さをもテクニックと考えるなら、間違いなくテクニックは挑戦者のほうが上だったと思う。

いや別に畑山さんをけなしたいわけじゃないです。きちんと強いと思うし、スタイルとしては彼のほうがぜんぜん好きです。ただ、狡猾さというのはある意味ハングリィ精神の顕れかもしれないと思うんですよね。


2月12日(金)

・・・事故った。朝、会社の母に届け物をするために原チャリに乗ってエンジンをかけたらいきなり急発進、ゴミ収集所のブロック塀に激突。バイクの風防は右半分がぶち割れ右のミラーはひん曲がり、ハンドルで右胸を強打。

・・・人身事故じゃなくてよかった。とりあえず届け物を終えて金曜日恒例祖父のケアマンション経由大分職安、ついでに散髪、のために軽トラに乗る。しかし右胸が痛い。缶珈琲をひと口飲んだだけでずきんと痛む。

職安での求人は変化なし。で、大分に出たもうひとつの目的『ファイナルファンタジー[』購入のためにゲームソフト屋さんへ。・・・すげえ。どこいっても「予約分だけで完売、次回入荷未定」。Zがけっこう賛否両論だったのを考えるとすごい人気だ。

仕方なく自宅に帰り、『TLS2』をプレイ。三度めの正直でついに森下茜とトゥルーエンド。しかしこれ、『To Heart』から取り入れてる部分がかなりあると思う。

ところでフォリナー(三日前とは別人)からメールがきた。なんと19歳のぢょしだいせえだ。・・・はいいが、

> My roomate at school is from Japan to
> so i understand if your english is not to good.
> Thanks for writing back, i appreciate it!!

ルームメイトにはmがひとつ足りないのでは。iは大文字ではないのか。なぜenglishのアタマが小文字なんだ。二箇所に出てくるtoはtooでないと意味が通じないような気がするが・・・。にもかかわらず、

「私の学校のルームメイトも日本からきています。だからあなたの英語がそれほどにはうまくなくても、私は理解します。返事を書いてくれてありがとう、私はとにかくそれを評価します!!」

なんてビックリマークふたつもつけていわれちゃうと、日本で教えられている英語は本当に英語なんだろうかなんて思うなあ、ホントに。


2月11日(木)

遠藤周作『わたしが・棄てた・女』(初)を読む。・・・たぶん僕にはこの作品に関してあーだこーだいう資格はないんだろうと思う。

いくらなんでもやばいだろと思って『トゥルー・ラブ・ストーリー2』(以後『TLS2』)をプレイする。結果、見事にバッドエンド。くう〜っ。寝るまでにもう一回やるぞ。


9月21日〜30日    10月1日〜10日    10月11日〜20日    10月21日〜31日

11月1日〜10日    11月11日〜20日    11月21日〜30日    12月1日〜10日

12月11日〜20日    12月21〜31日    1月1〜10日    1月11〜20日

1月21日〜31日    2月1〜10日


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『トゥルー・ラブ・ストーリー2』のヒロイン。バスケ部に所属し、すごく活発で、学食でひとが最後の楽しみにととっておいた鳥の唐揚げを横から「いただきっ!」と食ってしまうような女。

・・・ところで一色まことの『出直しといで!』という漫画をご存じのかたはいらっしゃいますか? あの漫画すごく好きだったんですけど、その主人公も森下茜って名前だったんですよね。しかもバスケ部所属ですごく活発・・・。

というわけで、このゲームのキャラの概要が発表されたときから、最初にクリアするのは森下茜と決めていました。自分の名前を“土屋”にすれば、さらに完璧だったんでしょうけど・・・(^^;。
















































『To Heart』のキャラのひとり。別冊宝島421『空想美少女読本』でなん箇所もに紹介されています。それがすべてマルチに心からの愛情を感じさせるものばかりだったのが、『To Heart』を購入しようと思ったきっかけです。