日々是口実


CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。


10月31日(土)

日付が変わって二丁目の店を出ると雨が降っていて、タクシーがみんな乗車拒否する。くっそーと思い、新宿駅まで走って(丸の内線は終わっていた)なんとか武蔵小金井ゆき最終電車に乗り込む。

べろべろに酔ってるくせに運動したせいか、起きたらちょっと宿酔い。しかし今日はD.A.M.E.雀さんの『クズ王争奪戦』に混ぜていただく日なので、なんとか高田馬場へ。トップかラスしかないとゆー結構楽しい成績。

部屋に帰って、もらいもの(Mさん、ありがとうございます)の筒井康隆『宇宙衛生博覧會』(初)読んでたらむちゃくちゃ眠くなって、堪らず二時間ほど仮眠。さすがに頭の芯が疲れたらしい。

しかし、別のMさんに送っていただいた『差別用語用例集』からすると、この作品いまだと問題ありまくりなんでしょうね。絶版にするなよ新潮社、肝っ玉小さいのが知れるぜ。


10月30日(金)

アパートの管理会社に電話し、11月いっぱいで部屋を出る旨伝える。ついに根城もなくなる。

ようやく沢木耕太郎『深夜特急6 −南ヨーロッパ・ロンドン−』(初)を読み、旅が終わる。

『ときめきの放課後』、館林見晴のエンディング2(キャラが髪型を変えてエンディングに登場する)だけがいまだに観れないので、三回連続でプレイする。結果はすべて×。みはりんにはエンディング2はないのか?

夜、友人Kと新宿で落ち合い、中村屋でカレーを食う。めずらしくKの奢り。しかしゴチになっといてなんだが、あのサーヴィス内容でふたりで4,882円はないと思う。

その後Kと別れ、新宿二丁目に繰り出す。また酔っぱらった女がいたが、きょうは男付きだったので無事だった。


10月29日(木)

フリューゲルス、マリノスと合併。“合併”・・・? インタヴューに答えたファンのなかに「“Fマリノス”は応援できません」と泣きそうな女の子がいたが、その通りだと思う。Jリーグは身売りもままならないだろうし、これからは消滅するチームも出てくるかもしれない。次はセレッソとガンバか!?

またかましてくれましたねえ、『笑っていいとも』。明日のテレフォンショッキングのゲスト、オダユージだってさ。なんで偶然『踊る大捜査線』公開前日に・・・。

部屋の整理をしていて『キャッホホーイ会長』を見つける。いい機会とばかりにスキャナのOCR機能を試してみた。・・・楽だ。

むしょうに西原理恵子さんの作品が読みたくなり、『まあじゃんほうろうき』(全四巻)、『ちくろ幼稚園』(全三巻)、『はれた日は学校を休んで』、ともに回数全く不明を一気に読む。

『はれた日は学校を休んで』はなん度読んでもいい。これを『小学六年生』でリアルタイムで読んでいた世代が、もう大学生になる。彼らは幸せだ。


10月28日(水)

都落ちの手はじめとして、蔵書(というほどのものでもないけど)の整理をする。といっても僕は本を絶対に捨てない主義なので、実家に送るだけなのだが。

とりあえず、梱包が確保されている段ボール箱7つぶんの書籍を宅配便で送る。いちばん近いコンビニまでは200mほどだが、二往復してギックリ腰になりそうになった。

しかしまだ300冊近い本と100枚近いCD(プレステのソフトも含む)が残っている。これでも三年前の失業時に、200冊くらいのコミックス(『北斗の拳』とか『美少女戦士セーラームーン』とか手塚治虫先生の作品とか、後で必ず愛蔵版などで入手できるもの)を生活のために古本屋に売っているのだ。泣きたくなった。

でも、嬉しいこともあった。荷造りをしていて、ずっと再読したかったけどどこに蔵ったか忘れていた船戸与一『猛き箱舟』(4)を発見。荷物を送ってから早速読みはじめる。いや、やっぱり面白い。現在第三巻まで読破。これアップロードしたら最終の四巻(これがいいんですよダンナ)を読むつもり。

あ、そういえば『さらぱんの詩』の最新ファイルを英訳しなきゃ。うっ、めんどい・・・。

最近テレホタイム中はひどくダイヤルアップが繋がりにくい。これ繋がったの15回めのトライ。かといって“日記”を15時とか16時にアップロードするってのもなんだし・・・。


10月27日(火)

有効求人倍率は史上最低、完全失業率は過去最悪。完全失業率のなかに自分が入っていると思うと複雑な心境。失業者のくせにこんなふらふらしてんの、俺くらいだろうなあ。

ところで、インデックスにタイトルだけあって、ずうっと工事中のコーナーがあります。これはこのページを担当する筈の妹が、いまだに原稿を送ってこないからです。

をいっH子、もう締切を一ヶ月以上過ぎてるんだぞ。はやく原稿メールで送らんかい! 彼氏ができて忙しいのはわかるが(ToT)。

なべよこ文庫で借りた、志茂田景樹『警視総監・鳳美雪』(初)を読む。志茂田さんってこういう文体だったのか・・・。もっとハードボイルドかと思ってたんだけど。

CXの番組観てて思ったけど、“お受験”って馬鹿だよね。そーやって一流幼稚園から一流大学出た奴に限って学校秀才になっちゃって、電話の応対はできんわ敬語の使いかたは知らんわ、ぜんぜん使えん社会人になるんだ。もっとも自分が使える奴かどうかは知らん。

家事の手伝いにしたってさ、ウチなんか親父は飲んだくれで母親は仕事で帰りが遅かったから、俺は料理や皿洗い、妹は洗濯物の取り込みやアイロン掛けを自主的に覚えたんだぞ(最初は失敗して怒られたが)。馬鹿どもめ。


10月26日(月)

また新宿職安まで歩いてゆき、「失業の認定」をする。これで東京に残っている理由が、なにひとつなくなった。恒例の松屋の牛めし並+生野菜を食い、一旦部屋に戻る。そしてまた新宿に出る。

(中略。詳しくは別のところに書きます)

中野に戻ってきたのは21時近く。むちゃくちゃハラが減っていたので、「今日は一週間遅れの誕生祝いだ!」とばかりに某ステーキ専門店に入る。が、「ウエルダンで」と断ったにも関わらず出てきたのは完璧なレア・・・。

横浜優勝。しかし最後はハラハラした。野球って、ホントにわからない。


10月25日(日)

友人Hは女にフラれたそうで、昨夜はさんざん酒飲んでカラオケでは中島みゆきさんのうたばかりをうたいまくり、朝の九時に帰っていった。いや、ひとの不幸は(色恋沙汰なら)楽しいぞ。

午後、また友人Kと吉祥寺で会う。日曜の吉祥寺はひとが多かった(←仙人かお前は)。カラオケにいくと二軒が満室、やっと入った一軒も延長がきかなかった。たまには街に出なきゃね。

TVで『コマンドー』を観る。もう五回めくらいだけど、なん度観ても面白い。なにせ『トータル・リコール』なんかに比べてシュワちゃんが若い! しかしラストシーンで、

「パパ、誰よこの女のひと!?」
「いやこのひとはね、お前を助けるのに手を貸してくれて・・・」
「まあああっ! なによメイトリクス、この子あなたの子どもにしてはクソガキねっ!」

・・・なんて会話が(日本語で)聴こえてくるのは、僕だけだろうか。あ、ちなみにモーテルでシュワちゃんと格闘した黒人、『ダイ・ハード2』のグリーンベレイ大佐だよね。


10月24日(土)

やっと『バハ ラグ』終了。なん度見ても悲惨なラスト。せめてバルクレイとアナスタシアの結婚式は見せてほしかった。

日記をサボってしまったので、とりあえず三日ぶんまとめてアップロード(^^;。

なべよこ文庫で借りた源氏鶏太『うちの社長』(初)を読む。いや、やっぱり俺は社長にならなくてよかった。会社の規模は全然違うけどね。しかし23歳OLの月給が一万五千円の時代に、二号さんをもつにははじめに五十万円、月に二十万円ですか。はあ〜。

大学時代の友人(現在静岡県内で中学教師)が遊びにくるらしい(「夜九時頃」だって)。ってことは、また飲みだ。こんなに遊んでていいんだろうか。


10月23日(金)

午前様だったので、さすがに多少宿酔い。また『バハ ラグ』の続きをやる。二年前に買ったソフトなので、メモリが心配で外出しているときでもスーパーファミコンの電源が切れない。

以前『ロマンシング サガ』をやったとき、電池がなかったらしく96時間でデータが消え、二回めのチャレンジで120時間かけて最終キャラ寸前(このときも電源は切らなかった)まできて、ブレイカが落ち(ToT)、再度データが消えてしまったとゆーむちゃくちゃ痛い目に遭ってるからだ。

それを考えるとプレイステーションは安心でいい。


10月22日(木)

朝からずっと『バハ ラグ』(バハムート ラグーン)の続き。

夕方から以前勤めていた会社のひとと中野の焼鳥屋で飲む。せっっかく日本シリーズを観戦するためにTVを置いている店に入ったというのに、ふたりともべろべろに酔って野球中継どころではない。そのあといつものパターンで高円寺へ。むちゃくちゃに金を遣ってしまった。


10月21日(水)

昨日の夜、珍しく嘔吐した。飲んだ酒の量はたいしたことないので、なにかに中たったのかもしれない。さすがに眼が醒めると気持ち悪い。

また雨だ。外に出る気がしない。一日じゅう『さらぱんの詩』新規ファイルの作成と、『バハムート ラグーン』に費やす。

日本シリーズは中止。しかしさあ、西武“ドーム”という呼称はおかしくないか? 雨が降ったら試合ができないってんじゃ“ドーム”と呼ぶ資格はないと思う。完成してからそう呼ばせればよかったのに。




9月21日〜30日    10月1日〜10日    10月11日〜20日


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高校の卒業式直前に配布された生徒会活動報告書の末尾に掲載されていた、当時の生徒会長のコメント。本来は会長の「活動反省文」として掲載されるべきものであるらしいが、こいつはちょいとそれまでの生徒会長とはスケールが違った。

文化祭のバンド演奏では世紀魔Uのメイクして食紅を吹くわ、バスケ部の壮行会では「期待なんてなーんもしてませんから、怪我しない程度に頑張ってください」などとほざくわ・・・。あんな会長は当分出てこないだろう。

僕が生徒大会(年に二回、全校生徒が体育館に集まり、校則や学校の問題点などについて討議する)の議長などという柄にもないことを引き受けたのは、彼の影響によるところが大きい。

で、最後に『キャッホホーイ会長』に感動させられた僕は、これをワープロで打ち直して保管しておいた。今回OCR機能を試したのは、もちろんこれ。読んでみたいかたはこちらをクリックしてください。




































キャッホホーイ会長


「私に反省などない。」「ええっ!?」「ないぞないぞ一つだってあるものかーワハハッ」

事実である。なぜか。私は義務でこの役をやったのではないからだ。周りから「お前がやるべきだ。」「君しかいない。」と言われてなったのではなく、自分がやりたかったからなったのだ。

しかし何も考えずになったのではない。自分の性格などから判断するに、荷が重すぎるというのもあった。会長とは全校生徒、学校の代表であるから、こうでなくてはならないといった固定観念のプレッシャーがあったからである。

又、今までの歴代会長は見事にそれを吸収していた。だからこそ、ルーズでいい加減で、成り行き任せの自分にはやれないかもしれないと思ったからだ。

しかし、見方を変えれば、固定観念はあくまでも一つの考え方にしかすぎないのだから、自分がそれを打破しながら、自分にできる会長を作ればよいのだ。

なら話は簡単である。自分の性格を利用し、自分にしかできない自分だけのオリジナルをつくる。そこで、立会演説のときに、「昨日、試験が終わりました。昨夜、疲れて眠りました。目が覚めたら朝でした。だから演説は考えていません。」と言ったのである。

政策、方針の一つもない。その場しのぎ的内容。信任されなければそれまで。しかし、信任されたら、自分の会長としての在り様に誰も文句は言わせない。いい加減だろうが横暴だろうが知ったこっちゃない、選んだのはそっちだ。

あんたらのために会長になったんじゃない。自分のために、自分がやりたいからなったんだ。嫌ならリコールでも何でもするがいい。初のリコール会長もオモシロイぜ。という意味だったのだ。そして現在にいたる。

言っておくが、自分のしたことにいちいち意味などない。標語にしても、壮行会でのあいさつにしても、ただ単におもしろくしようってだけである。そして、色々な友達の批評が又楽しい。それを参考にしてよーし次はあれにしようこれにしよう。それはまるで誕生日のプレゼントを選んでる時のようなドキドキした気分だった。

ま、全部が全部「いい」と言う訳じゃない。中には「バカげてる」「幼稚」と思ってる人もいただろうが、じゃあんたらは何かできるのか。口で言うだけなら誰でもできるんでェーと思ってたからハナから眼中になかった。

やってて感じたのだが、皆やけに自分のする事に対して「意味づけ、理由づけ」を欲しがる。これやろうって言うと、どうして、なぜ、何のために、それをするのかと聞いてくる。

こっちはそんなのないから、フィーリングで理解しろ、と言っていたのだが、何をそんなにこだわるのか? 失敗するのが怖いのだろうか。そりゃ誰でも失敗は嫌だし、成功は何よりうれしいのは事実だが、失敗を恐れてはいけないのだ。

その失敗が、自分の人生を大きく変えてしまいそうだ、とかいうのなら、恐れるのも分る。しかし、さ細な失敗すら恐れていては何もできないし、何も発展しないし、何も得られないのだ。人間である以上、必ずどこかで失敗するし、それなくして真の成功はあり得ないと思う。

慎重にするのと失敗を恐れるというのはべつものである。成功ばかりしてると、一番大事な所で失敗した時に対処できなくなるのだ。だからこそ今の内に色んな失敗も成功も経験をしておいたほうが、とってもお得なのだ。

自信がなくなったら空を見たまえ。広ーい広ーい、地球をすっぽり包み込む空を見ているうちに、自分はなんてちっぽけなものにこだわっていたんだろうって思えてくるから。

いい意味でも、悪い意味でも、自分のした事に対して批評を下すのは第三者だということを忘れないで欲しい。

最後に、諸君、実験モルモットの様な互換性のある人間にだけは、決してなるまいぞ。

と、偉そうなことを言える程私は大人ではないのである。


注:読みやすいように、原文を損なわない程度に改行を入れています。あと、一箇所固有名詞が出てきますので、そこだけは変えさせていただきました。