CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。 あ、あと12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。 |
2月28日(日) 3時半に電話のベルで起こされる。大分市で会社のひとと飲んでいた筈の下の妹だ。最寄りの駅(徒歩約15分)までは電車で帰ったから迎えにきてほしいという。 寝ぼけ眼で駐車場に向かうとローレルがない。親はどこにいったんだろうと思いつつ軽トラで迎えにいく。いちおう妹に母のケイタイに電話させると・・・。なんとわざわざ大分中央郵便局の前で零時から待っていたらしい。 おかげで眠れなくなり、酒を飲みながらチェ・ゲバラ(訳:高橋正)『ゲバラ日記』(初)を読んでいると母が帰ってきた。そして騒ぎの張本人は、すでにぐーすか眠っているのである。 従姉妹(同い齢)の娘の初節句の会に招ばれ、16時に叔父(以前出てきた小学校の校長先生)の家にいく。彼女は1歳2ヶ月なので厳密には初節句ではないのだが、要するに飲み会だ。 そしてその後は予想通り叔父と大分市の従兄弟の店へ。さらに地元に戻ってきてラーメン屋でビール。家に帰ってきたのは零時過ぎ。移動の時間はあるにしても8時間ぶっ通しで飲んだことになる。 ・・・おかげでこの日記のアップは3月になってしまった(^^;。でも叔父はたぶんちゃんと小学校に出勤しているのだ。まったくタフだ。 起きたらすでに8時40分で『やんちゃくれ』が終わってしまっている。うわー。仕方なく午後の再放送を観てから図書館へ。 ・・・失敗した。県立高校の受験を控えてるせいか、土曜日の図書館二階学習室はガキどもがうるせーのなんので作業が全然進まない。あんな喋ってばかりじゃわざわざ図書館きてる意味ないと思うんだが。 午前中は祖父経由職安。求人は変化なし。それにしても大分のドライヴァーの運転は荒い。週一回のこととはいえすごく疲れる。これが就職して毎日となったらいつか事故りそうな気がする。FF[の品切れは続行中。 家に戻って大分で買ってきた浜岡賢次『浦安鉄筋家族20』(初)を読む。う、なんかあんまり面白くない。19巻までは必ず二、三度はバカ笑いしてたのに。 『ビッグコミック』を読んだら、小学館漫画賞の発表が載ってた。“例年通り”受賞作は少女部門、少年部門、一般部門とも、すべて小学館が発行している雑誌に連載されているものだ。 漫画賞をこのような視点で運営しているのは他に講談社がある。『Dr.スランプ』や『北斗の拳』は連載中圧倒的な人気と部数を誇ったにも関わらず、両賞にノミネートさえされなかった。 はっきりいって、こんな無駄な賞は失くしたほうがいい。昔、少年ジャンプは「愛読者賞」という純粋に読者からの投票のみで決まる独自の賞を有っていた。すべてがお家大事で決まる賞なんぞ、はじめから無意味だと思う。 でも「文学界新人賞受賞作は芥川賞の候補に挙げられることが多い」らしいからなあ。まあ、これも資本主義社会の常ってことですか。 居間の机の上に中島敦『李陵・山月記』の文庫本が置いてあった。これはたぶん俺のだ。おそらく上の妹が読んでいるのだろう。『弟子』まで読む。美しい日本語の文章というのはこういう文のことなんだと、読むたびに思う。 『悪党の裔』読了。南北朝ものを読まない理由を思い出した。後醍醐天皇が嫌いだからだ。 母がチケットを握る3月3日の新大分球場でのダイエー×オリックスのオープン戦だが、 母「そういえばいまイチローはアメリカだねえ。3月には日本に戻るのかしら?」 僕(新聞を見て)「んー、3月5日(日本時間4日)のオープン戦に出場、って書いてるなあ。無理じゃないの?」 母「じゃ、いくのやめた。イチロー出ないんじゃいく甲斐ないもの」 というわけで、チケットは2枚とも僕のものになりそうだ。かといって残り一枚どうする? 図書館で借りた西村寿行『ここ過ぎて滅びぬ』(初)を読む。うーん・・・。 続いてこれも図書館で借りた末永直海『百円シンガー極楽天使』(初)を読む。タイトルに惹かれて借りたのだが、大当たりだった。ちょっとしたことばの使いかたにすごくセンスがあるし、登場人物がみんな、ちゃんと生きている。文庫になったら必ず買う。 さらにこれも図書館で借りた北方謙三『悪党の裔』(初)。僕は南北朝ものをほとんど読んでいないので、すごく面白い。楠木正成や足利直義以外にもこんなに魅力ある人物がいたのか、と感心する。 しかしこんなに本ばっか読んでていいんだろうか・・・。ちょっと不安になってきたぞ。 NTTにいく。プロバイダのアクセスポイントが市外局番のため、実家の電話代がハネ上がってしまったことへの対策。 エリアプラスとテレチョイスが重複して利用可能ということなので、申し込む。係員の説明ではエリアプラスで5分10円、テレチョイスでさらにその3割引なので5分7円ということになる。 ・・・なんか釈然としない。そうすると一時間で84円、月20時間繋いでも1,680円だから時間指定のテレホーダイよりもお手軽になるわけなんだけれども・・・。本当か? 図書館の学習室で携帯電話で喋っている奴がいてムカつく(しかも延々20分)。もつのは構わないけどTPOをわきまえてくれ、と思う。だから僕はケータイをもたない。自分がマナーを守れそうにないから。 ニュースで「男性でも妊娠・出産が可能」というのをやっていた。筒井康隆さんの『笑うな!』のなかに男性が出産するという短編があったが、そうすると産まれてくる子はみんな男の子になってしまうんだろうか。 半藤一利『日本海軍の興亡』(初)を読む。『坂の上の雲』と『井上成美』・『山本五十六』の間が知りたいと思って買ったのだが・・・。歴史は怖い。日本海海戦の大勝利が逆に海軍を駄目にしてしまった。東郷元帥の“有終”は無惨ですらある。 図書館で借りた『つげ義春全集4 李さん一家 海辺の叙景』(初)を読む。なんかどうも無気力でなにもやる気が起きない。アタマのなかはすでに春か? 温泉にいったあと久しぶりに従兄弟の店で飲む。久しぶりにクイーンの『I Was Born To Love You』とブルーハーツの『リンダ リンダ』をセットでうたってへろへろになる。で、日記のアップロードができなかった(^^;。すいません。 |
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大抵の場合、小学館・講談社ともに三部門のうち最低二部門は自社から“出す”のが恒例となっているようです。両賞ともに二部門以上を他社作品が獲った例を、僕は見たことがありません(もしかしたら一度くらいはあったのかも)。 かくして『美少女戦士セーラームーン』や『はじめの一歩』は講談社漫画賞を獲れても小学館は獲れず、『名探偵コナン』や『うる星やつら』は小学館漫画賞は獲れても講談社は獲れないという馬鹿みたいな現象が起きるわけです。 あ、でも一度だけなにかの作品がダブル受賞ってのがあったような気がするな。 |