日々是口実


CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。


11月10日(火)

う。またCXの深夜番組を・・・。なかなか寝つかれず、睡眠時間は4時間ちょい。

Mさん企画の『踊る大捜査線 THE MOVIE』鑑賞オフ会のため新宿へ。参加者は僕とMさん含めて三人(^^;。平日14時からの回だというのに客席は八分半くらいの入り。

TV版をまったく観ていないので、前半は各キャラの名前と階級を認識するのに費やす。全体的な感想? ひとつだけ。キョンキョンが老けてた(悲しい)。

さらになぜか芝まで移動し、ボウリングにいく。ボウリングをするのは一年半ぶりくらいなので、結構楽しかった。調子は悪くなかったが、Mさんがむちゃくちゃうまく、ぜんぜん勝てない。3ゲーム投げたら腕が痛くなった。

ところで『踊る・・・』で織田裕二がつけてたバッジ“W.P.S”は“Wangan Police Station”だとすぐわかったが、柳葉敏郎のバッジ“M.P.D.”。P.D.は“Police Department”だろうと思ったが、Mがわからない。

帰ってきて英和辞典で調べたら、警視庁の英語名が“Metropolitan Police Department”だと判明。しかしこんなバッジ、ホントにつけてんですか?


11月9日(月)

えーっ!? 俺学園祭には3・4・5年(←?)の3回参加したけど、「ミス・ソフィア・コンテスト」なんて聞いたことねーぞ。とうぜんミス・ソフィアもひとりも知らねーぞ。どう“歴史と実績”があるんだをい。

あの大学は学園祭にぜんぜんカネ出してくれないからろくなタレント呼べなくて、一般の学生は「長期休暇」と呼んでいた。いまはどうか知らんけどさ。

今年はインフルエンザの当たり年かもしれないということ。ハイブリッドウイルスの“シドニーA型”とかってのが流行する気配なんだそうだ。免疫学が進めば進むほど新しいウイルスが誕生するというのは怖い。


11月8日(日)

狩撫麻礼&たなか亜希夫『ボーダー』、全14巻を一気読み。大学生でリアルタイムに読んでいたときは木村、卒業後ぷーだったときは久保田にシンパシィを感じたが、いまは蜂須賀にもっとも親近感を感じる。東京ドームのライヴで、やっぱり泣く。

『東日本女子駅伝』を観ていて驚いた。陸上やってる女の子って、いつの間にこんなにかわいい子ばっかになってたんだろう。俺が高校生で現役の長距離走者だった頃は、こんなんじゃなかったと思うんだが。

いや、東京ドームの売り子さんにも感じたんだけど、化粧っ気なしで額に汗して頑張ってる若い女の子って、すごく綺麗だと思う。内面から輝いてるって感じで。

でも各チーム主力選手はほとんど中学・高校生だったので、これわ単に俺がおぢさん化しただけなのかもしれない(^^;。

サイレンススズカのことを知って「もう馬券は買わない」と決めたが、菊花賞はTV観戦だけする。セイウンスカイが38年ぶりの逃げ馬勝利、しかもレコード。ん、38年ぶり?

ふーん、この声よしきくりんちゃんだったのか。しかしさ、なにが問題って、出てくるひとをはじめっから悪人扱いしてるこの番組自体だよね。しかも集中攻撃だ。

コメンテイターの芸能人さんたちさあ、あんたらに怒る権利なんざまるっきりないと思うよ。いや正論ではあるだろうけどさ。もし俺がこの番組出たら、暴れまくるだろうなあ。その前に止められるか。

たぶん一般庶民ってこの番組観て「自分は正常だ」って思うんだろうな。しかし俺、フジテレビのアナウンサーにならなくてよかった。カメラの前で人間殴って馘、もしくは暴力バーで暴れて逆に殴られ入院。ははは。


11月7日(土)

なんかなーんにもする気が起きず、隆慶一郎『柳生刺客状』、海音寺潮五郎『歴史随談』(ともに回数不明)を読み返す。ああっ。このへんもはやいとこ実家に送ってしまわないと。

ぶらりとパチンコにいってみる。土曜日は自分にとって勝てない日だということを忘れてた、ちっ。


11月6日(金)

干刈あがた『ゆっくり東京女子マラソン』(初)を読む。うーん・・・。やっぱり東京で子育てなんてするもんじゃないんだろうかねえ。

Mさんから、
> 短歌には季語は要らないです(笑)。
とご指摘(昨日の日記のことね)。

いえ、実は昨日アップロードした後に気付いてはいたんですよ。季語で区別されるのは俳句と川柳(基本的に、ということです)だって。でもまあ、それじゃオチがつかないってことで。

マスコミの報道の姿勢にも問題あると思うんだけど(ダンナさんまで出演させる必要があるのか?)、手話にしろ短歌にしろ、あのひとは必死こいて自分の多芸ぶりをアピールしたがってる気がするんだよなあ。ミッションを無事に果たすのが第一じゃん、と思うんだけど。

いちおう書いておくけど、僕は詩歌を鑑賞する能力のない人間だ。でもあのふたつの“短歌”はひどいと思う。わざわざ総理大臣に披露したり、下の句を一般公募するほどの価値があるとは思えない。・・・あ、ちなみに僕が短歌で一番好きな句は、

君が為 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手は 雪に濡れつつ

山田花子『自殺直前日記』(初)をようやく読み終わる。いちおう書いておく。このひとは現在TVで活躍中の関西系お笑い芸人とはまったくの別人。あの芸名(本名だとしても)をつけたプロダクションの神経を疑う。

この本が辛いのは、どこを切ってもこのひとが死ななければならなかった理由(ワケ)が強烈に理解できてしまうことだ。堪らない。


11月5日(木)

いったいアナタはご自分の立場とゆーものをどうお考えになられているのでしょうか。それはまあ、これだけ一挙手一投足を詳細にしかもほぼリアルタイムで中継されるなんて、芸能人でもほとんどないことでしょう。

しかしなあ、自作の短歌なんて総理大臣に披露するなよ。下の句をつけてくれだと? それを直ちに商品付きの公募にしちまう宇宙開発事業団もだよな。下の句は俺がつけてやるぜ。

宙返り 何度もできる 無重力
向井千秋よ いい加減にしろ(字余り)

あ、あと誰か短歌に詳しいひと、教えてくださいませんか。この上の句って、季語がないですよね?  ってことは、これ“短歌”じゃないじゃんねえ。あ、宇宙空間だから四季がない、と。こりゃまた失礼いたしました。


11月4日(水)

他にもいろいろあった一日だったが、下書きがものすごく長くなった(しかし『さらぱんの詩』には短い)ので、二点に絞る。

都落ち計画第二段。冷蔵庫やらは捨ててゆかなければならないので、「東京都粗大ゴミ受付センター」にTELする。いや、驚いた。午後一時から四時過ぎまで、ぜんぜん電話が繋がらない。その間延々と「ただいま申し込みが多く、繋がりにくくなっております」というテープが応答する。

これは回線の数が少ないのか応対する職員の数が少ないのか、もしくは回線や職員の数は充分だが、不景気にも関わらず粗大ゴミの申し込みがそれに比べて多すぎるからか。

三時間で6回かけ、やっと通じる。まず、もっていってもらうものを全部説明する。まず冷蔵庫なんですが。高さはどれくらいですか。これくらいです。じゃあ1,900円です。以下延々と、それが7点ぶん続く。

で、最後にリストを確認。これで終わりと思ったら違う。東京都では10月から粗大ゴミの扱いが点数制に変わった。A券が200円、B券が300円のシールをコンビニや指定の店で買ってきて、所定のゴミに所定の点数ぶん貼っつけなければならない。

冷蔵庫をもっていってもらうには1,900円かかるという。なら、前述のA券8枚とB券1枚を貼ればいいように思えるが、

「では、これからご説明申し上げます。冷蔵庫は1,900円ですので、A券2枚、B券5枚を貼ってください。ベッドはダブルサイズとなりますので1,400円です。A券を1枚、B券を4枚貼ってください」

「あの・・・。それって、その通りに貼らないといけないんですか?」
「はい、そうです」
「金額があってても、その通り貼らないともっていってもらえないんですか?」
「はい、そうです」

いや、これじゃあ電話が繋がらないのも頷ける。僕ひとりで30分かかってしまった。わかりました東京都粗大ゴミ受付センターの鳥羽さん、その通りにシール買ってきて貼りましょう。この制度決めたの、あなたじゃないんだしね。買い間違えたら都の収入にしてやってください。

いや、こんなんじゃこのへんで東京都民をやめるのもいいかもしれない。僕はいまの知事の当選に貢献したひとり(ちなみに選挙権を得て以来、僕が投票して当選したのは、このひとだけ)なんだけどね。いま猛烈に後悔してるよ俺、青島さん。

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中学生男子が、つきあっていた中学生女子に「俺と別れたくなければ援助交際してカネもってこい」と強要していた、らしい。女の子はひとり2〜3万円で10人くらいに“ウリ”をして、得たカネは全部彼氏に渡していたという。

いや、怖いのは女の子の友人が“同情して”自分も援助交際をしていた、ということだ。そのカネはどこにいったのかね。

そしてやらせた男子生徒は、貢がれたカネをゲームセンターのポーカーゲームで遣ってたらしい。あの、勝ってもカネが増えるわけじゃない、メダル式のゲームだ。

いや、別に俺は援助交際がいけないといいたいわけじゃない。資本主義社会では需要がなければ供給も発生しないが、供給がなければ需要も存在しない。ドラッグだって裏ビデオだって、結局は同じことだ。世間が対象が“少年”だからってことで騒いでるだけだと思う。

しかし、中学生男子が「俺と別れたくなければ援助交際して稼げ」とはなんだ。それを元手が増える可能性のあるものにつぎ込むなら許すが、メダルゲームに遣うとはなにごとだ。

まあ、暴力とかふるわれてもいたらしいが、いわれるままにして、稼いだ(?)カネを全部男に渡す中学生女子も女子だ。なぜ止めない。止めないなら、やるからにはなぜ一部を自分の懐に入れないんだ。

おぢさんくせえというならいえ。君たちはふつーの恋愛をしたいとは思わないのか。欲得抜きで誰かを好きになりたいとは思わないのか。

その気がなければそれでいい。じゃあお前、ドサ健になれ。自分のプライドを守る為にのみ、女を売れ。胴元が勝つとわかってる遊びなんかにカネを遣うんじゃない。女は男のプライドの為にのみ、自分を売れ。

ようするに悪党になりきれない男と、そんな男に惚れてしまって自分を犠牲にする(それで彼女が幸福だったのかどうかはわからないが)女にムカついたわけなのだ、今日の俺は。・・・はい、異論反論、お待ちしてます。

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あ、すいません最後にいっこだけ。ニュースステーションのあと、チャンネルそのままにしててよかった! でも、めぐちゃんPuffyのふたりと並んでると顔がデカいような気が・・・。あ、ちなみに俺Puffyは亜美ちゃんのが好きです。昔の彼女に似てるから。

すいませんすいませんもういっこだけ。おきめぐちゃんは塩辛と梅干しが好きなんだって。うおーうおー(←ホントにばかだなあ・・・)。


11月3日(火)

史上最年長宇宙飛行士のグレンさんって、なんのためにシャトルに乗ってんだろ? 研究も実験もしないで、毎日地球に向けてアジテイションを飛ばしてるだけって気もするが。

わはははは。ついにやりましたね、某政党。これこそ究極の公募といえるでしょう。『公募ガイド』にも載ってたりして。よっぽど候補者が不足してるんでしょうかね。しかしカネありますねえ、某政党。

バレーボールの世界選手権、審判が日本人だったような気がするけど・・・。なんかやだな、あーゆーの。会場が日本、アナウンサーも解説も日本びいき(当然か)。SPEEDまで観にいってるし。

・・・ていうかさ、初手から無理があると思うんだよ。たとえばジャイアンツとファイタースが、同じ東京ドームを本拠地としてるからって“合併”したらどうなると思う?

川淵さんやオーナー企業の思惑のなかに、「どうせJリーグはプロ野球ほど人気ないんだし」という考えがなかったかどうか。サポーターということばを僕はあまり好きではないんだけど(勘違いしたサポーターが多すぎる)、ファンを無視したプロリーグなんて、やっぱり滅べばいい。


11月2日(月)

阿佐田哲也『雀鬼くずれ』(5)を読む。博打で食おうなんて考えなくてよかった、とつくづく思う。まあ、いまの状態はあまり変わらないような気もするが。

TVは捨ててゆくつもりなので、心ゆくまでゲームできるのもいまのうち。もと同僚や友人に貰ったプレステのソフトを片っ端からやってみる。いや、やはり面白いソフトなんてタダでくれるわけはない。ほとんどつまらないものばかり。

まあ楽しめたのは『ストーンウォーカーズ』だが、どう選択しても重要な登場人物のひとりに会えないままで、ものがたりが終わってしまう。

『○ングス○ィールドV』なんて、取説が分厚いくせにぜんぜん役に立たない。三十分で5回死んだ。『○ゥーム○イダース』は主人公の声が『トゥルー・ラブ・ストーリー』の草薙先輩と同じだったのでちょっと嬉しかったが、操作が複雑すぎ。

あと、これはふたつともにいえるのだが、3Dポリゴンを使用することによって逆に画面が見づらくなってしまっている。敵と風景の区別がつかなかったり、遠近感が掴めなくていつの間にか敵に攻撃されてたり。

『○列車で行こう4』は、取説を読んだだけで疲れてしまい、やる気なし。複雑にすりゃいいってもんでもないと思うぞ。特に最近の○栄のシミュレイションにはその傾向が顕著で、逆に心配している。

なんか昨日の天皇賞も、万馬券だったみたい。'92年だよね、秋のGTでずーっと万馬券出まくったの。宝塚記念に続いて有馬記念でもメジロパーマーが逃げ切った年だよ。今年もそうか?

トウカイテイオーの引退以来馬券はほとんど買ってないんだけど、大分にはウインズないからなあ、たしか。東京にいるうちに勝負してみよっかな。


11月1日(日)

うわ、もう11月だよをい。

朝起きたらなにもやる気が起きず、『ときめきの放課後』をプレイしたらいきなりみはりんのエンディング2を観れてしまった。嬉しくて『されど、『ときメモ』な日々』の新規ファイルを作る。

どうやら九州に住んだからといって、ミサイルが降ってくる確率が高くなるというわけでもないらしい。ちょっと安心というか・・・、複雑な気分。


9月21日〜30日    10月1日〜10日    10月11日〜20日    10月21日〜31日


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高校の卒業式直前に配布された生徒会活動報告書の末尾に掲載されていた、当時の生徒会長のコメント。本来は会長の「活動反省文」として掲載されるべきものであるらしいが、こいつはちょいとそれまでの生徒会長とはスケールが違った。

文化祭のバンド演奏では世紀魔Uのメイクして食紅を吹くわ、バスケ部の壮行会では「期待なんてなーんもしてませんから、怪我しない程度に頑張ってください」などとほざくわ・・・。あんな会長は当分出てこないだろう。

僕が生徒大会(年に二回、全校生徒が体育館に集まり、校則や学校の問題点などについて討議する)の議長などという柄にもないことを引き受けたのは、彼の影響によるところが大きい。

で、最後に『キャッホホーイ会長』に感動させられた僕は、これをワープロで打ち直して保管しておいた。今回OCR機能を試したのは、もちろんこれ。読んでみたいかたはこちらをクリックしてください。




































キャッホホーイ会長


「私に反省などない。」「ええっ!?」「ないぞないぞ一つだってあるものかーワハハッ」

事実である。なぜか。私は義務でこの役をやったのではないからだ。周りから「お前がやるべきだ。」「君しかいない。」と言われてなったのではなく、自分がやりたかったからなったのだ。

しかし何も考えずになったのではない。自分の性格などから判断するに、荷が重すぎるというのもあった。会長とは全校生徒、学校の代表であるから、こうでなくてはならないといった固定観念のプレッシャーがあったからである。

又、今までの歴代会長は見事にそれを吸収していた。だからこそ、ルーズでいい加減で、成り行き任せの自分にはやれないかもしれないと思ったからだ。

しかし、見方を変えれば、固定観念はあくまでも一つの考え方にしかすぎないのだから、自分がそれを打破しながら、自分にできる会長を作ればよいのだ。

なら話は簡単である。自分の性格を利用し、自分にしかできない自分だけのオリジナルをつくる。そこで、立会演説のときに、「昨日、試験が終わりました。昨夜、疲れて眠りました。目が覚めたら朝でした。だから演説は考えていません。」と言ったのである。

政策、方針の一つもない。その場しのぎ的内容。信任されなければそれまで。しかし、信任されたら、自分の会長としての在り様に誰も文句は言わせない。いい加減だろうが横暴だろうが知ったこっちゃない、選んだのはそっちだ。

あんたらのために会長になったんじゃない。自分のために、自分がやりたいからなったんだ。嫌ならリコールでも何でもするがいい。初のリコール会長もオモシロイぜ。という意味だったのだ。そして現在にいたる。

言っておくが、自分のしたことにいちいち意味などない。標語にしても、壮行会でのあいさつにしても、ただ単におもしろくしようってだけである。そして、色々な友達の批評が又楽しい。それを参考にしてよーし次はあれにしようこれにしよう。それはまるで誕生日のプレゼントを選んでる時のようなドキドキした気分だった。

ま、全部が全部「いい」と言う訳じゃない。中には「バカげてる」「幼稚」と思ってる人もいただろうが、じゃあんたらは何かできるのか。口で言うだけなら誰でもできるんでェーと思ってたからハナから眼中になかった。

やってて感じたのだが、皆やけに自分のする事に対して「意味づけ、理由づけ」を欲しがる。これやろうって言うと、どうして、なぜ、何のために、それをするのかと聞いてくる。

こっちはそんなのないから、フィーリングで理解しろ、と言っていたのだが、何をそんなにこだわるのか? 失敗するのが怖いのだろうか。そりゃ誰でも失敗は嫌だし、成功は何よりうれしいのは事実だが、失敗を恐れてはいけないのだ。

その失敗が、自分の人生を大きく変えてしまいそうだ、とかいうのなら、恐れるのも分る。しかし、さ細な失敗すら恐れていては何もできないし、何も発展しないし、何も得られないのだ。人間である以上、必ずどこかで失敗するし、それなくして真の成功はあり得ないと思う。

慎重にするのと失敗を恐れるというのはべつものである。成功ばかりしてると、一番大事な所で失敗した失敗した時に対処できなくなるのだ。だからこそ今の内に色んな失敗も成功も経験をしておいたほうが、とってもお得なのだ。

自信がなくなったら空を見たまえ。広ーい広ーい、地球をすっぽり包み込む空を見ているうちに、自分はなんてちっぽけなものにこだわっていたんだろうって思えてくるから。

いい意味でも、悪い意味でも、自分のした事に対して批評を下すのは第三者だということを忘れないで欲しい。

最後に、諸君、実験モルモットの様な互換性のある人間にだけは、決してなるまいぞ。

と、偉そうなことを言える程私は大人ではないのである。


注:読みやすいように、原文を損なわない程度に改行を入れています。あと、一箇所固有名詞が出てきますので、そこだけは変えさせていただきました。




































ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しづこころなく はなのちるらむ


この歌の「光のどけき」は「陽光が(冬に比べて)のどかな」という意味なのですが、僕はこれをかなり長い間「光の除けき」だと思い込んでいました。つまり、

「ここのところ、春とも思えない汗ばむような陽気が続いていたが、ようやく今日は春らしい、よい気候になった。こんなまさしく“春”という(お前を賞でるに最適な)日に、桜の花よ、どうして散ってゆくのだ」

と思っていたんですね。こんなんでよく大学入れたなあ、俺。




































買ったはいいが、後述の理由で途中まで読んで、約二年間そのままになっていた。