CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。 あ、あと12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。 |
1月31日(日) ねつ37度ジャスト、はな少量。かなりよくなったがアタマはまだよく廻らない(←よく廻った試しがあるのか?)。公共の場所でウイルスを撒き散らすのもなんだし、図書館にいくのはもう少し待とうと思う。 というわけで久しぶりに自費で買った本、下川裕治『アジアの友人』(初)を読む。いままでの下川さんの本と比べ、どちらかというとアジアの暗い面、悲しい面を中心に描かれている。日本の医師のエピソードにはちょっと感動した。 今日は21時からテレ朝系で『ブレイブハート』、21時30分からNHK教育で『ロレンツォのオイル』。母が両方観たいというので『ロレンツォ』のほうを録画することに決定していたが、20時30分に上の妹の彼氏からTEL。 「『ブレイブハート』、録っといて」 我家では妹の彼氏の命令は鉛より重い。急遽僕のTVとヴィデオデッキをアンテナ端子のある部屋に運び(僕の部屋には端子がないのでTV番組は観られない)、『ロレンツォ』にセット。喜んだのは母。 「これで『サラリーマン金太郎』が観れる」 母は高橋克典のファンだ。 洟水製造工場も不景気の折操業の見直しを迫られたようで仕上がってくる製品の量が次第に減ってきてちょっと楽になる。37度2分と微熱は続いているが洟と咳さえ止まれば熱に浮かされている状態というのはちょっとハイな感じで気持ちがいい。 図書館で借りた筒井康隆『敵』(初)、読了。風邪を引いた(通常よりちょっと“死”に近い)状態でこういう小説を読むのは悪くない。当て字のセンスにやはり才能を感じる。 一日寝込む。熱は37度4分とそう高くないが、からだのどこかに洟水製造工場が建設されたのかと思うくらい大量に出る。かみ過ぎで鼻の下がガビガビになって痛い。 どうやら完璧に風邪。祖父のケアマンション経由で面接。面接までは気力で保たせたが、帰りのクルマのなかではアタマが朦朧となる。帰宅するとやはり発熱。薬と酒を服んで寝込む。 ・・・喉が痛い。風邪がぶり返したか? にも関わらず一日中『To Heart』をやってしまう。しかも達成率の進みの悪さに腹を立て、自作の攻略マニュアル(エクセルで行動パターンを打ち込んだだけだが)をつくってしまう。 毎度こういうことをやるたびに「俺って馬鹿だなあ」と感じるが、逆にそういう自分をいとおしく思えてしまったりもする。・・・って、熱まで出てきたのか!? ともかく明日は面接だ。早く寝よう。 午前中、大分職安にいく。金曜にいった際気になった会社があったが、前に面接を受けた会社の結果がまだ出ていなかったので。職安のひとに応募の電話をかけてもらったら担当者が外出中とのことで、午後に直接TELしてほしいといわれる。 まだ10時半(午前中は比較的ひとが少ないので、僕はいつも午前中のなるべく早い時間帯に職安にいく)。時間潰しを兼ねてずっと気になっていた『To Heart』(Win用ソフトらしい)を購入しようといきつけのパソコンショップ(ていうかここしか知らん)へいく。ない。 市街地を歩いてみるが、パソコンショップ自体が見つからずに正午を廻る。仕方ない、家に帰ろう。道はいくつかあるが、これまで通っていなかった国道10号線を使うことにする。10号線を通るの自体6年ぶりくらいだから、沿線に郊外型パソコンショップができてるかもしれない。 予想通り、市街地からそう遠くない場所に発見。品揃えも市街地の店より豊富で、中古ソフトも扱っている。『To Heart』は新品しかなかったが、なぜか迷わず購入(内容を知らないのに躊躇なく新品を購入するのは、僕にとっては珍しい)。 帰宅後、応募する会社にTEL。ちょっと仕事の内容を聞く。うっ、これはなかなか面白いかもしれない(別の意味で)。面接を木曜日に決定して電話を切ると、早速『To Heart』を開封し、インストールしてプレイをはじめる。 ・・・評判通りでした。破壊されました俺。もしこれがプレイステーション用ソフトで、しかもマルチに黒崎彩子さんの声がついていたら、俺はもう現実に戻ってこれなかったかもしれない・・・。 図書館で借りた北方謙三『牙』(初)を読む。うーん、うまいなあやっぱり。普通の人間が普通でなくなってゆく過程。 久しぶりにフォリナーからメールがくる。 > I am hoping that you will be able to direct me > to the correct site so that I can fix my machine. > It is at least 20 yrs old and hasn't worked in a while. > I would greatly appreciate any assistance you can give me. 「手持ちの最低20年もののパチンコ台を修理したいんだが、有益なサイトや情報を教えてくれ」ということらしい。・・・知らん。このページ読んでるひとで情報おもちのかた、いらっしゃいましたらお知らせください。お願いします。 しかしなぜ異人さんたちはみんな俺にパチンコ台のことを訊いてくるんだろう。これで5通めだ。英語版のプロフィルに「パチンコ台メーカーに勤めてます」なんて書いた憶えないが。 久住連山に日帰り登山にいく母を、午前7時に大分駅までクルマで送る。帰りの車中でラジオを聴いてたら、日曜のせいかこの時間帯は宗教関連番組のオンパレード。 しかし宗教の番組というのは意識してそれをアタマから排除しておけば、けっこういいはなしが多い。某宗教の「高校を中退した男の子が二年後再度入試にチャレンジして見事合格」にはちょっと感動した。 家に帰って『彩りのラブソング』二回目をプレイ。睡眠不足のうえこれ集中力が要るゲームなので、終わった後たまらず眠り込む。下の妹が「兄ちゃん、私帰るからね」といったような気がしたが・・・。爆睡。 電話のベル(母から)で起きたらなんと17時30分。とっとと大分駅まで母を迎えにいく。下界は雨だったので心配したが、久住は快晴だったそうだ。ちっ。 大相撲初場所で、千代大海が優勝してしまった・・・。僕はおにいちゃんが好きなのだが(中野時代、歩いて15分の場所に二子山部屋があったため)、郷土出身のひとが活躍してるのはやっぱりなんとなく嬉しい。 図書館で借りた安部公房『砂の女』(初)を読む。かなり以前、これを原作にした映画のラスト20分だけを観たことがある。状況を状況として“馴れ”てゆく過程が怖い。 下の妹が、明日会社のひとにうちの町を案内してほしいと頼まれたということで、帰ってくる。 兄「それ、男?」 妹「うん」 兄「をををっ、ついにお前にも彼氏がっ!」 妹「・・・五十過ぎの妻子持ちだよ・・・」 金曜日のルーティンワーク、祖父のケアマンション経由大分職安。祖父が病院にいきたい(別にからだの具合が悪いわけではなく、常用の薬を取りにいくだけ)というので、クルマ(軽トラ)で連れていくことにする。 一度大分市街地まで出て職安へいく。まだ月曜の面接の結果が出ていないので資料だけもらい、DOS/V用マウスを購入して再度祖父のケアマンションへ。病院、ファミレスでの食事、買い物を済ませて祖父を送る。 その後、ゲームソフト屋さんを廻る。『トゥルー・ラブ・ストーリー2』が昨日発売になっている筈だからだ。実は『To Heart』と一緒に市街地のソフト屋さんでも捜したけど、置いてるとこがなかったので。 四件めでやっと発見。しかし『To Heart』は実はパソコンゲームでプレステ版は3月発売とのこと。がちょーん。しかし『彩のラブソング』の新品ソフトが2,980円まで下がっていたので一緒に購入。 そして15時に帰宅早々、晩飯も食わずに(金曜日の夜、母は英会話教室、上の妹は遊びまくっているのでいつもひとりだ(T-T)、『彩のラブソング』をプレイ。このゲームのことはそのうち『されど、ときメモな日々』で書きますが、ひとことだけここで。 主人公、お前ふざけんじゃねえっ! ちょうどゲームが終わったころ、妹帰宅。「こんなんきてたよ」。面接を受けた会社からの封書だ。やっぱり不採用か。よし、国外逃亡計画を進めよう。 午前中は『されとき』の新規ファイル作成。午後は図書館で借りた桐野夏生『OUT』(初)を読んで潰れる。読んでて有吉佐和子さんの『和宮様御留』を思い出した。登場人物の人間的に嫌な部分がこれでもかこれでもかと描かれているのだ。 こういう小説は絶対に女性にしか書けないと思う(いや、変な意味ではなく)。しかし嫌悪感を催しながらもどんどん読めてしまうのも、『和宮様御留』同様。“このミス”'97年度一位に輝いたのも頷ける。すごい小説だ。 また温泉にいく。すげえニュースがやってた。愛知県の16歳の少年がわざわざ東京に出てきて小学校三年生の男の子を人質に取り、「いまの法律はヌルすぎる! 改正しろ!」などとアジったらしい。 わざわざお台場(もちろんフジテレビのお膝元)で、しかも水上署(たぶん『踊る大捜査線』の湾岸署のモデル)の近くでやるというマスコミ路線が気になるが、「最高裁判事を呼べ!」には参った。笑える。 いえ、人質に取られた男の子の親御さんには心から同情します。でもいまの僕は、この事件をおとなたちがどう捉えるのか、非常に興味がある。「少年でさえいまの日本を憂えている」とみるか、「単なるパフォーマンス」とみるか、「家庭環境云々」とみるか。 |
9月21日〜30日
10月1日〜10日
10月11日〜20日
10月21日〜31日 11月1日〜10日 11月11日〜20日 11月21日〜30日 12月1日〜10日 12月11日〜20日 12月21〜31日 1月1〜10日 1月11〜20日 |
『To Heart』(Win版)は実は成人向け(18禁)ソフトでした。プレイステーション版は3月21日に発売されるそうですが、もちろんお約束で18禁ではなくなるでしょう。 皮肉なはなしですが、僕はストーリィに感動して思わず泣いてしまったのですが、えっちなシーンが出てきた瞬間心が退いてしまいました。・・・これって逆にアブないのかなあ? |
『To Heart』のキャラのひとり。別冊宝島421『空想美少女読本』でなん箇所もに紹介されています。それがすべてマルチに心からの愛情を感じさせるものばかりだったのが、『To Heart』を購入しようと思ったきっかけです。 |
『ときめきメモリアル』で古式ゆかりのCVをやっているひとです。『To Heart』Win版では、声はついていません。PS版ではつくのかもしれませんが。 |