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不動産鑑定評価に役立つ道具類 ソフトウェア編

Word&Excel

Word & Excel
WordとExcelは、もうビジネス標準ソフトになっています。使えない人は不動産鑑定評価業界の中には、・・・。じつはたくさんいるのです。不動産鑑定評価業務は、不動産鑑定評価書や不動産調査報告書など書類として成果物を発行しますので、WordやExcelを使う能力も不動産鑑定士の実力のひとつです。

JUST PDF2 高度編集

JUST PDF2 高度編集
PDFファイルの作成・編集ソフトの世界標準はAdobe Acrobatです。フリーソフトではAcrobatにまだまだ及びませんが、ほぼAcrobatと言えるのが、このJUST PDF2 高度編集です。不動産鑑定では、評価書のドラフトや付属資料をPDFで作成するときに使います。PDFビューアーだけでは業務遂行できません。

Gimp

Gimp
Gimpはフリーのグラフィック編集・加工ソフトウェアです。不動産鑑定評価書を作成する上でよく使う機能は、写真の部分切り出し、明るさ補正、レンズディストーション補正、アオリ補正、超広角補正などです。アオリ補正、超広角補正機能にはgimp plug-inが必要です。
Gimp2を使おう

Autopano_Pro

Autopano Pro 2.63
Autopano Pro はフランスKolor社が販売するパノラマスティッチソフトです。複数枚のデジタル写真を結合して、パノラマ写真を作り出します。ワイドコンバーターレンズを付けても画角が不足するとき、複数枚に撮り分けてこのソフトでスティッチします。電信柱などを基準に垂直補正できるところは、とても優れています。

Panorama_Maker_4_Pro

Panorama Maker 4 Pro
Panorama_Maker_4_Pro は株式会社ジャングルが販売するパノラマスティッチソフトです。デジタル写真をスティッチする場合、自動車や歩行者が写っていると接続境界部分で半分消えたような状態になったりします。その場合は、接続ポイントを手動でコントロールしやすいこのソフトを使います。

resize

リサイズ超簡単! Pro
不動産鑑定評価書の付属資料として対象不動産の現況写真を添付しますが、この写真のサイズを縮小するために縮小専用ソフトを使います。検索すると同種のソフトがいろいろ出てきますが、使い勝手がいいソフトとして「リサイズ超簡単! Pro」があります。変換フォーマットとして、JPG・PNG・TIFF・BMPに対応しています。

maps

地図ソフト
不動産鑑定評価では、地図を多く使います。市街地では「Google Maps」「プロアトラスsv7」「ゼンリン住宅地図」があれば十分ですが、地方の郊外では「カシミール3D」「Google Earth」も使います。対象不動産の緯度経度情報を取得してGPSに送れば、その不動産までのアプローチが比較的容易になります。

PaintShop_Pro_X3

PaintShop Photo X3
PaintShop Photo X3 はCorel社が販売するWindows用グラフィックソフトウェアです。写真の彩度補正や、ノイズ除去などがきれいにできます。魚眼型ひずみ補正機能があるので、魚眼レンズで撮ってこのソフトで超広角変換するか、複数枚に撮り分けてスティッチするかは、その時の判断によります。

VirtuaWin

VirtuaWin
VirtuaWin はフリーの仮想デスクトップソフトウエアです。最大で20デスクトップまで作成できますが、2×2の4デスクトップくらいが使いやすいと思います。VirtuaWinにModuleを入れると機能を拡張することができますが、BearMouseと組み合わせるとデスクトップ間の移動がとても楽になります。左図は設定例です。

DW&TeraPad

DW4 & TeraPad
Dreamweaver CS4は、Adobe Systems社が製作販売するWebサイト・mobileアプリケーションの作成編集ソフトです。TeraPadは、寺尾 進 氏が作成したフリーのテキストエディターです。ホームページを作成したり、プロバイダーの契約サーバーにアップロードしたりする場合にこれらのソフトを使います。

不動産鑑定評価に役立つ道具類