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CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやって います。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。 あ、あと1998年12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。 |
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12月20日(土) 前日へ 午前中はウォーキング兼ごみ拾い。めちゃ暖かく、途中から上着を脱いでTシャツ一枚で歩く。午後もTシャツで過ごせるくらい暖かい。 図書館で借りた呉勝浩『おれたちの歌をうたえ』(初)、読了。この作家さん、本当にすごい。どんだけ本を読んでいるのか。 で、自分より20歳も齢上の主人公の人生を色づけるために、どれだけの参考資料を漁ったのか。そもそも、このアイディアを思いついたところで、ここまで徹底的に時代考証をする気力は、僕にはない。 ちょっと嬉しかったのは、第二章のサブタイトルが「すべての若き野郎ども」で、もしかしたら呉さんはSTANCE PUNKSのファンかもしれないと思ったこと。 あと、結構この作家さんの作品は読んできたつもりだけど、今回はじめて藤原伊織氏の影響が感じられた。文体とか、ことばの選びかただとかに。 ハローワークで求人情報ゲットのあと、銀行を廻って通帳記帳。帰宅して図書館で借りた宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(初)、読了。はあ、こりゃベストセラーになるわ。中高生には刺さりまくりだろうな。 くすっと笑える箇所は随所にあるし、たぶん、主人公の成瀬が厨二病を抱えた中高生には格好のカリスマになるだろう。その上大学生にも30代にも40代にも、そしてこの50代の爺さんにも伝わるネタが振ってある。 昨夜飲み過ぎたのだろう、完全な宿酔い。母と一緒にクルマを回収しにいって、二度寝。起きたら11時過ぎ。まあ、いい骨休みになったかも。 図書館で借りた永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』(初)、読了。近く公開される映画の原作なので、読んでみた。いや、さすが山本周五郎賞と直木賞ダブル受賞。はじめの頃は全然面白くないのだが、途中から俄然面白くなる。 特に最終章、なぜタイトルが「仇討ち」ではなく「あだ討ち」なのか、そして途中でもしかして、と思ったいたことが予期しない現実となり、思わず二度重ね読みしてしまった。傑作。の上に、見事なミステリ。 パークプレイス大分へ。映画『ロマンティック・キラー』(2025年、日本)を観る。上白石萌歌もかわいかったが、イケメンに眼福。昼食、ゲーセンで時間調整。メダルゲームのジャックポットのおかげでメダルが250枚ほど増えた。 久しぶりに温泉へ。サウナに計一時間強入り、体重を1.3kg落とす。買い物して帰宅。茶飲み友達と飲みにゆく。 午前中はウォーキング兼ごみ拾い。図書館で借りた藤沢周『箱崎ジャンクション』(初)を読む。タイトルで借りた本だが、あまりにつまらなくて100ページでリタイア。この作家の名前、アタマに刻み込んでおこう。これで芥川賞受賞者というのだから、世のなかわからない。 昨日歩いていないので、ちょっと早い時間にウォーキング兼ごみ拾い。帰宅して風呂、就職の面接にゆく。えらい短時間で終わったので、こりゃ落ちたかもしれない。 ようやく母の会社をたたむ目途がついたので、母と一緒に税理士事務所にゆく。また臨時所得が入ることになる。失業者がお金の心配をしなくてすむのはありがたい。 雨なのでウォーキングはやめ、クルマで買い物。出前一丁5個パック3種類が売り出しなのに、塩ラーメンだけ3個買うひと、勘弁してくれ。おかげで塩ラーメンが売り切れになっちゃったじゃないか。 図書館で借りた呉勝浩『白い衝動』(初)、読了。殺人願望をもつ少年と、過去に異常犯罪を犯して15年間服役して出所、最近主人公の近くに住み着いた元犯罪者を中心に、ものがたりが進む。 いやあ、よくこんなこと考えるなあと思う同時に、よく心理学について勉強しているなあと感心した。僕が万一同じアイディアを思いついたとしても、この一作を書くのに10年かかるだろう。・・・その間に、システムが進んでアイディアは役に立たなくなる。 『道徳の時間』に近いもどかしさは感じたものの、面白いのには違いない。この作者、図書館に蔵書してあるぶんは全部読むつもり。午後はNHK-FMの『かけるクラシック』を聴きながら、ゲーム。読書でないのが、アレだけど。 お歳暮のなかのひと品で海苔の佃煮をもらったのだが、母にも僕にも佃煮を食べる習慣がない。夕食のお好み焼きに、お好みソースの代わりに使ってみた。ひと瓶全部なくなった。味は、まあまあだった。 午前中、ハローワークで求人情報を入手。うーん、応募したいと思う求人はない。図書館で借りた北方謙三『楠木正成』(初)、読了。さすがにこの短期間で北方氏の南北朝もの、『悪党の裔』、『破軍の星』、今作と読めば、流れが理解できる。 今作はこの三作のなかでもっとも新しい(といっても四半世紀前)ものだが、ついに後醍醐帝に「愚か」という形容詞が使われている。というか、周りにまともな廷臣ひとりもいなかったのか? 赤松円心はさすがだが、楠木正成や北畠顕家にとっては、歯噛みするしか仕方ない状況だったんだろうな。なんせ、後醍醐帝が愚かだから。とはいえ、さすがに北方氏は後醍醐帝の人間的魅力には触れている。それがなければ、説明がつかないから。 そう思うと、明治維新を岩倉具視ほかの600年出てこなかった公家が支えたのは、理解ができる。とにかく、僕は後醍醐帝が嫌いだ。・・・太平洋戦争中なら、即座に逮捕されてもおかしくないような発言だが。 ともあれ、この小説が楠木正成がまだ生きている時点で終わらせたのは、秀逸だと思った。このあとは後醍醐帝とその取り巻きが本っ当にクソで、正成が見事な結末しか待っていないのだ。 午前中はウォーキング兼ごみ拾い。午後、愛車の6ヶ月点検でディーラーにいく。いつもは買い物にでも出るのだが、待合室のソファは思った通り図書館より座り心地がよく、本を読む。 帰宅して、図書館で借りた東野圭吾『マスカレード・ライフ』(初)、読了。『マスカレード・ホテル』シリーズの最新作。うーむ。今回はちょっと拍子抜けだった。 新田、山岸尚美、梓真尋(東野さん、このキャラお気に入りだと思う)など、キャラはブレてないんだけど。ただ、文学賞の選考会という内輪ネタには、この選考委員はどの作家さんが元ネタだろうと楽しめる部分があった。 |
