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CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやって います。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。 あ、あと1998年12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。 |
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11月30日(日) 前日へ 嵐山光三郎氏、逝去。末期にレンコンの天ぷらを食べたのだろうか、「シャカの糞水」を飲んだのだろうかと気にかかる。もっとも、氏の性格だとこの文章を書いてから40年近く経っているのだから、末期の食と水も違ったものになっているかもしれない。 午前中はウォーキング兼ごみ拾い。「いつもありがとう」とか「お疲れ様です、怪我しないように」と声をかけてくれるひとがいると励みになる。午後はNHK-FMで『かける×クラシック』を聴きつつ、北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(回数不明)、読了。クルマで買い物に出る。 午前中はウォーキング兼ごみ拾い。ごみが少ないのはいいことだ。午後は風呂に入って北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(回数不明)を読む。 これ、相当な回数読んだ気がするんだけど、平成二十三年十一月三十日三十刷(すげえ)なんだよなあ。もしかすると父の蔵書を読んで、最近文庫本を再購入したのかもしれない。 滅多に書かない(書くと成績が悪くなるジンクスがあるから)が、ネット麻雀でRatingが久しぶりに2,000を超えた。たぶん8月以来。それも昨日の2連勝を引き継いだ劈頭のトップ、3連勝で。 オーラス、トップ目が57,100点もってダントツだったのに、欲こいてわずか6,100点もちの親リーチに倍満を放銃(僕なら直前に親の切った東を鳴かずに安全牌にする)。 親30,100点、北家のトップ目33,100点、西家の自分が29,800点、南家が7,000点もちのなか、西ホンイツをツモって見事逆転トップ、という絵に描いたような勝利だった。でも、オーラス第一局のトップ目の打ち方にはどうしても納得できない。 歯医者、銀行で通帳記帳、ハローワークで求人情報のゲット。秋月達郎『火螢(ほたる)の城』(初)を読む。直木賞受賞作の今村翔吾『塞王の楯』があまりによかったので、「大津城の戦い」で検索して出てきたWikiで紹介されたのだ。 いや、面白いよ。少なくとも大津城攻城戦の情報を集めるのには役に立つ。そして、『塞王の楯』と唯一といっていいほどの共通点なのが、大津城主京極高次の優しさ、というかひとの良さなのが気に入った。 録画しておいた映画『2012』(2009年、たぶん米)を観る。太陽光が異様な動きをはじめたことで地球に滅亡の危機が近づく。これに対応するためにある密かなプロジェクトが動きはじめる・・・。 なるほど、詳細を調べるために検索して“破壊王”R.エメリッヒ監督作品だというのは(内容も含めて)わかった。でも、『インディペンデンス・デイ』までのカタルシスはないなあ。 井上靖『白き狼』(たぶん2)、読了。たぶん30年ぶりくらいの再読。『封神演義』や『劉邦』を読んだ後だと、この小説がべらぼうに面白い。蒙古のいくつもあるうちのひとつの部族の前の汗(かん、長)の息子だっただけの鉄木真(テムジン)が、のしあがってゆく。 蒙古を統一してからは成吉思汗(ジンギスカン)となり、その勢力を蒙古どころかいまの中国、そして西はカスピ海にまで延ばす。・・・が、めちゃくちゃ面白いのは蒙古統一までで、そのあとはスケールが大きすぎてアタマがついてゆかない。 母が13時15分から自宅で会合を開くというので、家を出てパチンコ屋Aにゆく。『シン・エヴァンゲリオン』を打つが、あまりに廻らない(10/K)ので『シン・エヴァンゲリオン』の甘台を打つ。こちらは15/K程度。 1.5K投資でミサトさんSDが右下に出て6テンパイ、RSU4、背後零で当たる。初チャンは逃したが当たり後昇格。が、2連で終了。総投資2.5K、回収4.5K。まだ会合は終わってないだろうなと思ってパチンコ屋Bにゆく。 『CRエヴァンゲリオン-未来への咆哮-』を打ってみる。15/Kくらい。2.5K投資でRSU4、12テンパイで零号機リーチで2で当たり、シメジオーラで昇格。でも4連しかしないんだよなあ。投資2.5K、回収17K。まあ、浮いたからいいか。 ハローワークで失業の認定。今日の職業相談担当は若い女性で、前回のおっさんより有益な情報をいくつも教えてくれる。これも運だよな。パークプレイスにゆき、昼食のあと映画『果てしなきスカーレット』(2025年、日本)を観る。 作品自体はまあ、こんなもんかな、だったのだが、エンドロールでスカーレット役とエンディングテーマのうたが芦田愛菜さんだと知って驚く。マジか。どんだけ才能もってんだよ、この女の子。 てもちの本から桐野夏生『奴隷小説』(2)、再読。短編集。怖い。いちばん面白かったのは『神様男』。アイドルもある意味奴隷だけど、アイドルに貢ぐ男もある意味アイドルの奴隷なんだよなあ。じゃあ、誰が得してんだろう。 本棚の「か行」で、久坂部羊『黒医』(2)を見つけ、読む。短編集。桐野さんとは違う意味で怖いが、そこはかとなくユーモアの匂いがする。高齢者が日本の主権を握った『占領』の「シニアコンビニ・老村(ろうそん)」には笑った。 勤労感謝の日でお休み。とはいっても、失業者にはいつものお休みなのだが。午前中、ウォーキング兼ごみ拾い。さすがに土曜日に同じコースを歩いただけあって、ごみが少ない。でも吸殻は多いんだよな。ふざけんな市内の喫煙者。 午後、ウォーキング中にアイディアが浮かんで推敲していた『さらぱんの詩』のエッセイを実に23年ぶりに書く。アップロードした後も、再読して小さく修正を重ねる。ああ、なんかこの感覚、久しく忘れていたなあ。 午前中はウォーキング兼ごみ拾い、午後はNHKのインターネットラジオ「らじる★らじる」でクラシック特番を聴きながら安部龍太郎『冬を待つ城』(2)を読む。BGM選手権では『しょうじょうじ』のBGM候補に腹を抱えて笑った。 で、『冬を待つ城』、読了。いやあ、面白い。それに加えて熊谷達也さんの解説が上手い。なんでこの小説の設定が秀逸なのかを教えてくれる。たしかに、これは小説の本文では触れられないことだ。 午前中はウォーキング兼ごみ拾い、午後はてもちの本から安部龍太郎『冬を待つ城』(2)の再読。図書館が二週間も閉館というのは予想外の痛手だった。 ハローワークにゆき、求人情報誌を入手。昨日就職支援セミナーで指摘されたので、履歴書に貼る写真をスーツとネクタイで撮りにゆく。ついでに靴屋でブラックマンデーをやっているので、ウォーキング用のシューズを半額で購入。 午後、杉田淳子編『カレーライス!! 大盛り』(回数不明)、読了。カレーライスもしくはライスカレーを題材にしたエッセイのアンソロジィだが、同じちくま文庫の『おーい、丼』では収録されている嵐山光三郎氏と前川つかさ氏の作品は収録してほしかった。 |
