日々是口実


CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやって います。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。

あ、あと1998年12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。


11月10日(月) 前日へ

図書館で借りた呉勝浩『道徳の時間』(初)、読了。江戸川乱歩賞受賞作だけに面白いんだけど、実は巻末の乱歩賞選考委員の選評のほうが面白かった。どの選考委員もいま読み終えた小説を的確に語っている。

図書館で借りた安萬純一『乃井探偵社は今日も倫理観ゼロ』(初)、読了。前川つかさの『大東京ビンボー生活マニュアル』に、一日中映画のビデオを観続けていると、三日めあたりからなにを観ても面白くなる、というエピソードがある。

たぶん、本も手当たり次第に読んでいると面白さの許容範囲が広がるのだろう。一気読みはしたが、オチのせいか読後感があまり爽快ではなく、あー、なんかこうもってくためにこういういくつかの「伏線」を張ったんだなあ、という印象。


11月9日(日) 前日へ

雨なのでウォーキングはお休み。クルマで買い物にゆく。帰宅して昼食。パチンコ屋にゆく。フィーバークイーンの甘、0-0の台に座る。18/Kと相変わらずよく廻る。2.5K投資で当たり、これが10R込みの3連。

で、最後の当たりが4Rで時短40回のところが「まだまだぁ!」と声がして時短100回まで延長(初見)。無事時短で当たりを引き、でもその後はスルー。投資2.5K、回収8.5K。

図書館で借りた黒川博行『疫病神』(初)、読了。予想した通り、面白い。よくこんな図式思いつくなあ。『破門』を読んでヤクザの桑原は無敵だと思っていたのだが、実はシリーズ第一弾のこの作品できっちり負けてた。意趣返しはしてたけど。

しかし、『破門』の記憶を辿るに、二宮(いちおう主人公)と桑原は、想像通りカツオと中島くん、別のいいかたをすればマコトとタカシになっていた。


11月8日(土) 前日へ

朝食のあと、早めにウォーキング兼ごみ拾い。西大分に、大分空港からホバークラフトに乗ってやってくる東京の友人を迎えにゆく。新しいホバー乗場にははじめてきたが、スマホで写真撮るひとがめちゃくちゃ多いほどロケーションがいい。

友人を拾って地元へ。久しぶりにふぐのフルコースを食べるがが、なにを食ってもうまい。友人を最寄駅まで送り、帰宅。疲れたが、本を読む。 今日はよく眠れると思う。


11月7日(金) 前日へ

母が11時に30分間ほど来客があるというので、それに合わせて外出。ゆうちょのATMでお金を下ろし、信用金庫で出金と自動送金の手続きをし、銀行で任意継続保険の自動引き落としの手続きをし、図書館で本を返却して新しく本を借りる。

これで11時35分になったので自宅に電話したら、「まだいる」。来客が帰ったら連絡をくれるようにいい、最近新しくできた公園にゆく。なるほど、いいロケーションだ。

帰宅して昼食。録画した番組、NHKの『映像の世紀-9.11 ラストボイス-』を観る。世界貿易センタービルへの航空機2機のテロはもちろん憶えてたが、もう1機がペンタゴン(米国防総省)にアタックしたのは完全に忘れていた。

4機めが乗客の反抗でペンシルベニアの草原に墜落してテロリストの目標を達成できなかったことなんて、はじめて知った。さすがNHK、受信料払って観るだけの価値がある番組を創ってくれる。


11月6日(木) 前日へ

午前中はウォーキング兼ごみ拾い。それ以外は図書館で借りた呉勝浩『爆弾』(初)を読むことに費やす。昨日観た映画の原作なのだが、先に映画を観ておいて正解。ほぼほぼ原作に忠実に作られている。

で、映画は尺を2時間ちょいに納めるためにかなり端折っているので、原作の詳細な記述でああ、あれそういうことだったんだ、というのが改めて理解できる。とりあえず、原作だけでも一気読みできるくらい面白い。

あと、原作を読んでみると実感する。やっぱり映画の主演は佐藤二朗さんだったわ。制作側としては、絶対にそう記述はできないだろうけど。


11月5日(水) 前日へ

パークプレイスにゆく。ゲーセンで時間調整してたら、エヴァパチで大当たり終了後のフリーズで久しぶりにメダル500枚ゲット。いつものようにフードコートでかつ持ち帰りでかつ丼(卵丼、って感じだが)を食べ、映画『爆弾』(2025年、日本)を観る。

いやこれ、主演は刑事役の山田裕貴さんなんだろうけど、完全に佐藤二朗さんに喰われてる。ついでにいうと、同じく刑事役の染谷将太さんにも食われてる。山田さん、『海賊戦隊ゴーカイジャー』で観て以来、結構チェックしてるんだけどなあ。

ゲーセンの海物語のメダルゲームで時間潰し。まったく、なんにも考えなくていい最高の時間潰し。ただし、フィールドのボールの位置と数とかは考えるんだけどね。買い物して帰宅。


11月4日(火) 前日へ

10月10日に市役所で国民年金への加入手続きをしたのだが、いまだになんの書類も送られてこないので、年金事務所に問い合わせる。「国民年金の書類は申し込みから一ヶ月から一ヶ月半で発送されます。もうしばらくお待ちください」。

・・・この税金泥棒。追納ができるからいいようなものの、遅れれば遅れるほど日本年金機構お薦めの「早割」の効果が薄くなるのだ。まあ、現役の公務員は転職経験皆無だろうから、そういうのは理解できないんだろうな。

図書館で借りた岡田秀文『大坂の陣』(初)、読了。なんか大坂の陣に関する知識を再確認する作業のようだった。豊臣秀頼に破滅願望があったというのが唯一新しい視点だろうか。それと、とにかく誤字脱字が酷い。

気づいただけでも10箇所以上ある。作者も編集者もちゃんとゲラ読みやってんのか。「秀」(徳川)が「秀」(豊臣)になってたのを発見したときには怒りすら感じた。あと、地味に「禄」が「録」とか。

ただ、ちょっと調べてみたら、今村翔吾の『幸村を討て』は2020年に読売オンラインに連載されている。『大坂の陣』は2019年発行。今村氏がこの作品を読んで『幸村を討て』の着想を得たとしたら、ちょっと面白い。

昼食後、風呂に入ったが、結局外出はせず。図書館で借りた東川篤哉『ライオンの棲む街』(初)、読了。平塚の女探偵、生野エルザが活躍するミステリの短編集。いや、この作家さん、よくこれだけトリックを思いつくよなあ。

『放課後はミステリーとともに』、『謎解きはディナーのあとで』よりさらにギャグの要素が多く、たまにくすっと笑いつつ一気読みしてしまった。これ、続編があるのでいまから楽しみだ。


11月3日(月) 前日へ

文化の日でお休み。とはいえ、失業者にはあまり関係がない。午前中はウォーキング兼ごみ拾い。午後は図書館で借りた岡田秀文『大坂の陣』(初)を読む。

BGMでNHKラジオ『らじるらじる』の聴き逃しで聴いていた『かけるクラシック』で、「立原道造作詞、小林秀雄作曲」という曲紹介にびっくりした。中原中也から恋人を寝取った強面の文芸批評家は、作曲までこなすマルチタレントだったのか。

調べてみて、実は同姓同名、漢字まで同じ作曲家のかたがいらっしゃるのをはじめて知った。うーむ、この齢になっても新しく知ることがあるものだなあ。

なお、作曲家の小林秀雄氏は1,931-2,017、批評家の小林秀雄氏は1,902-1,983。両名ご存命重複の時間が52年もある。後年はさぞかし煩雑だったんだろうなあ。


11月2日(日) 前日へ

午前中はウォーキング兼ごみ拾い。午後、パチンコにゆく。『シン・エヴァ』の甘台、20-0。この台、本当に初回確率129.8分の1なのか? 軽々と確率分母を超え、倍ハマりになる。平均16/Kと廻っているのがマシだが、当たらなきゃなんにもならない。

投資22.5K、累計387回転(ほぼ3倍ハマり)でRSU4戻り(?)で1×2Wでテンパイ、8号機ビーストモードで、なんで2(単)で当たってんのよ。初チャンも昇格なしで。・・・が、終了後昇格。それだったら最初から1で当てろよ。

で、STでラッキートリガー(LT)に昇格するが、7連止まり。LT継続率91%って絶対嘘だろ。投資22.5K、回収20.5K。やっぱこの台、初当たりの確率でも確変引きの確率でもめっちゃ貸しがあるけど、もう打たないほうがいいかも。


11月1日(土)

午前中はウォーキング兼ごみ拾い。あとはひたすら図書館で借りた黒川博行『破門』(初)を読む。よくもまあこんだけクズ人間ばかり登場するもんだ。でも桑原というヤクザはむちゃくちゃだけど、わりとアタマは廻る。

で、主人公の二宮。なんでバクチに関してはあれだけ計算が早いのに単純な足し算ができないのかわからん。なお、直木賞受賞作だけあって面白いのだが、たぶんシリーズ第一作のほうが面白いだろうと思うので、図書館にあったら読んでみるつもり。

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