前置きをすっ飛ばす
|
2010年12月11日（土）、僕の大好きなバンド、Stance Punksが新宿で久しぶりのワンマンライヴをやる、と公式サイトで発表されたのは、10月12日のことだった。 注：関係ないと思うかもしれないが、もしかするとこの体験記を参考にしてふーぞくデヴューをするひともいるかもしれないので、ここからはじめないといけない。必要ないひとはすっ飛ばしてください。 昔はスタパンは年に二回は大分にきてくれていたのだが、今年は唯一のツアーから外れたこともあって、ライヴにいけたのは3月に遠征で参加した福岡のみ。しかも今回はワンマンライヴ。これは参加するしかない、と決めた。 さて。9月に7年ぶりのふーぞくを体験した僕は、おかげで妙なプレッシャーから解放された。ので、今回もついでにふーぞくを利用しようと思った。しかしスタパンのライヴのあとに歩き回る体力があるかが疑問だ。 そこで、デリヴァリィヘルスというのを利用しようと思った。まず、“風俗情報”でぐぐって出てきたサイトで、新宿歌舞伎町（ライヴハウスが歌舞伎町にある）の店を検索する。次に、いくつかの店の“出張可能なホテル”を参照する。 そして、ライヴハウスから徒歩一分くらいで、複数の店で“出張可能”で、さすがに女の子を部屋に呼ぶのだからある程度はランクが上のホテルを、ということで、宿泊先を新宿プリンスホテルに決めたのだった。 さて、次は歌舞伎町近辺で店の物色。ひとつ、萌え系（つまり癒し系）でこれは！ という店があったのだが、デリヴァリィのサーヴィスは23時から。在籍している女の子はほとんどがその前に上がってしまう。 そこで、複数の風俗情報サイトで紹介されていて（たぶん、店側がお金を出して掲載してもらっているのだと思うが）、完全なデリヴァリィのお店で、5時（たぶん始発）まで出勤している女の子が多いLという店にした。 さて、12月11日当日。チェックインしてライヴまでの間に、Lのサイトで本日出勤の女の子をチェックし、メモしておく。7人くらいを書き出しておいて、もう一度プロフィールを確認し、優先順位をつける。 ライヴが終わって部屋に帰り着いたのは20時50分だった。それほど時間が経っていないことに驚いた。Tシャツは汗が搾れるほどで、途中コンビニで買い物してインターヴァルをおいたにも関わらずまだ額から汗が滴り落ちてくる。 攣りそうな脚をなんとか宥めてブーツを脱ぐ。ちょっと考えたが、さすがに汗だくのTシャツとパンツと靴下はそのままにしておくと部屋が臭くなりそうだ。風呂に入ってからだと一緒にTシャツとパンツと靴下を洗う。 新宿プリンスホテルにはハンガーがふたつしかなかった。しかもハンガーかけがひとつしかない。それほどではないといっても汗に塗れたジャンパーとジーンズと一緒にジャケットとコートはかけたくない。 仕方なくジャンパーとジーンズをハンガーにかけ、ジャケットとコートは来客用のテーブルの上に載せる。Tシャツとパンツと靴下は来客用の折り畳み椅子に干した。見た目は悪いがしょうがない。 落ち着いたところで新しいTシャツとジーンズに着替えていちおう髪型を整え、サンドウィッチをつまみにウイスキィを飲みつつ、みたびLのサイトで最終確認。というか、まだ汗がじわりと滲み出てくるんですけど。 ようやく喉の渇きと動悸と汗が落ち着いたのが22時過ぎ。これなら大丈夫かな、と携帯からLに電話を入れる。 「はい、もしもし」 「あ、Lさんですか？」 「はい、そうです」 「デリヴァリィをお願いしたいんですが」 「新規のお客様でございますか？」 「はい」 「気に入った女の子のお名前をどうぞ」 「Kさんと、Aさんと、Hさん」 実は先に書いたように7人くらいリストアップしていたのだが、相手の雰囲気が「それで結構」という感じだったので3人でやめた。たぶんこの3人だけですでにアレンジするアテができたのだろう。 「場所はどちらですか？」 「新宿プリンスホテルですが大丈夫ですか？」 「大丈夫ですよ。なん号室の、なに様ですか？」 「○△□×号室のMarchyです」 わかりました、女の子の都合などを確認してこちらからお電話します、といって電話は切れた。ぼけーっとウイスキィを飲みながらスパイダ ソリティアをして待った。10分くらいして電話が鳴る。携帯ではなく、ホテル備え付けの。 あ、なるほど、考えてるな、と思った。正直にフロント経由で部屋に電話することで、僕が間違いなく新宿プリンスホテルの○△□×号室に泊まっているという確認ができるし、“面会”のアリバイも取れる。 「Lです。Kちゃんは本日、連絡がつきませんでした。AちゃんとHちゃんはOKで、Aちゃんが比較的早くご案内できて、お客様の指名順位も先だったので、Aちゃんをご訪問させていただきます」 あちゃあ。Kちゃんは今日出勤の筈だろ、なんで連絡がつかないんだよ。実をいうと、Lのウェブサイトで再三決めた優先順位は、Kちゃん＞＞＞Hちゃん≧Aちゃん、だった。Kちゃんはかなりお気に入りだったのだ。 で、Hちゃん≧AちゃんなのになんでAちゃんの名前を先に出したかというと、Aちゃんは店では“ふーどる”として扱われていて人気もあるようで、まあ、空いていたらお願いしようかな、くらいの気持ちで先に名前を出したのだった。 ご案内は23時から23時30分くらいになります、このあとの都合もあるのでプレイ時間をお伺いしてもよろしいでしょうか、といわれたので、100分にしますと答えた。 時刻は22時20分頃。ネット接続がぶちぶち切れるので東風荘も打てず、独自回線のせいらしく自分のサイトにアクセス（更新）できず、2ちゃんねるにも書き込みできない（なので、今後新宿プリンスホテルは特別な理由のない限り絶対使わない）。 ウイスキィを飲みながらスパイダ ソリティアで時間を潰すしかなかった。23時を大幅に廻り、もしかしてLに連絡して女の子を呼んだのは錯覚だったのかな、と思いはじめた23時25分、ドアチャイムが鳴った。 |
|
以前僕は新宿小田急センチュリーサザンタワーを上京したときの定宿にしていたのですが、ここは一旦ロビーを通って専用エレヴェイタで客室に上がる方式のため、チェックが厳しいです。 去年、飲んだあと終電がなくなった友人を“来客”として部屋で始発まで休ませようと思ったら、「カードキィをもたないかたは通せません」と拒否されたので、もう利用しないことにしました。部屋はいいけど値段も高いし。 女の子を呼ぶとすれば部屋は広いしベッドは大きいしアメニティは豪華だし、いうことはないのですが、間違いなく客室ゆきのエレヴェイタには乗れないと思います。 |
|
このコーナーの常で頭文字だけにしていますが、歌舞伎町のデリヴァリィヘルスで複数の風俗情報サイトで検索すればすぐにわかると思います。
|
|
通常90分22Kのところ、10分無料で追加の100分。入会金2Kが無料、さらにデヴュー割引ということで1,000円オフ、計21Kです。“前回”の95分コース31Kプラスラヴホテル代を考えるとえらい安いですが、よろしければ最後まで読んでみてください。 |