ドアを開けると(いちおう、チェインはかけておいた)、貧相な感じのおぢさん(ごめんね)と女の子が立っていた。おぢさんが「Marchyさんですね?」というので頷くと、「21,000円お願いします」。 用意していたお札を渡すと、会員証を渡されて「では、ごゆっくり」とおぢさんは去っていった。僕はドアチェインを解除して、残された女の子を部屋のなかに入れた。 ベッドに並んで座って改めて彼女の貌を見て、思わず「かわいい〜」と口にした。Aちゃんはほとんどすっぴんに近いらしく、サイト上の写真とは少し雰囲気が違ったが、それでも19歳という年齢を反映したかわいさをもっていた。 「なんか飲む? 水とコーヒーしかないけど」とホテルの冷蔵庫を開けると、Aちゃんは「じゃあ、これもらうね」とVolvicのPETボトルを取り、蓋を開けた。僕はウイスキィの水割りを飲みながら、いろいろはなしをした。 考えてみるとAちゃんは19歳(サイトのプロフィールを信用すれば、だけど、実際Aちゃんは19歳にしか見えなかった)で、そんな若い女の子とちゃんとコミュニケイションが取れている自分に驚いたのはあとのことだ。 どれくらいはなしをしただろうか、Aちゃんが「じゃあ、そろそろシャワーしようか」といった。職業意識だなあ。たぶん僕は100分間Aちゃんとはなしをしているだけで満足だったと思う。 Aちゃんが服を脱ぐのを見守った。わりとあっけらかんとしている(当たり前か)。ブラジャーとぱんつが白を基調にしたものだったので、ちょっと嬉しかった。僕もTシャツとジーンズを脱ぐ。 と、ふたりとも「寒いね」という台詞がダブった。部屋の温度は22度に設定していた。僕はライヴのあとでからだの芯に熱が残っていたし、Aちゃんは外からきたままの服装だった。服を脱いだ途端、ふたりとも寒さを感じたらしい。 設定温度を24度に上げておいて、バスルームに入る。Aちゃんは公称身長150センチで、ちっちゃい。貌はかわいい。おっぱいは公称89センチということだったが、ちくびが上を向いていいカタチをしている。 というわけで、僕はAちゃんにからだを洗われている間に臨戦態勢になっていた。「じゃ、先に上がって」といわれてバスタブを出る。「あ、タオルないや」といわれて「大丈夫、バスタオル使ってないから」と棚の上のバスタオルを指差す。 実際、僕は通常ホテルに泊まってもバスタオルを使わない。普通のタオルで充分だし(二度使うときは搾ればいい)、少しは資源節約のためになるかな、という思いからだ。もっとも、Aちゃんがそれをどう受け止めたのかはわからないけど。 ベッドに腰掛けて、ウイスキィの水割りを飲む。少し経って、Aちゃんがバスルームから出てきた。無言のうちに、ベッドにふたりで潜り込む。なんでか知らないけど、たいていのホテルはシングルルームでも枕がふたつある。 で。また、Aちゃんとはなしをした。Aちゃんは僕の右側に仰向けに寝ている。左手でAちゃんのおっぱいを交互にさすりながらはなしをした。ちくびが硬くなっていくのが嬉しい。 たぶん、僕は残りの時間Aちゃんのおっぱいをさすりながらはなしをしているだけで満足だったと思う。でも、Aちゃんは「えっと、そろそろ、・・・する?」とむちゃくちゃかわいい眼でいってきた。思わずAちゃんにキスをした。 舌を入れたけど、ちょっと抵抗があったのですぐに離した。「ごめんね、わたしいま歯のホワイトニングしてるから、あんまりねちっこいキスは駄目なの」。それじゃしょうがない。 かけ布団をめくると寒いので、布団をかけたまま左手でAちゃんのからだを愛撫した。しばらくして、左手がAちゃんの下半身に辿り着いた。突起をさする。Aちゃんがはぁん、と声を出す。 しばらく突起をさすっているうちに、やっぱりAちゃんの性器が見たくなった。「えっと、あそこをなめたいんですが」というと、Aちゃんは脚を開いてくれた。綺麗な性器だな、と思った。 が。寒いのだった。布団がからだから離れると寒い。かといって布団を被ったままだとAちゃんの性器が見えない。これじゃAちゃんも寒いだろうな、と思ってあまり時間をかけずにAちゃんの性器から口を離し、僕は元の姿勢に戻って布団を被った。 Aちゃんが「じゃ、今度は私が攻めるね」と、布団をはね上げて僕のジョニィを握る。「すごいがまん汁・・・」。実際、ジョニィはエネルギィ充填40%くらいだったが、がまん汁だけは大量に溢れていた。 Aちゃんはがまん汁と一緒にジョニィを口に含む。僕はフェラチオがあまり好きではないので、ジョニイの硬度は上がらない。と、Aちゃんはジョニィを口から離し、手で握って擦った。あっという間にエネルギィ充填100%になる。 硬くなったジョニィをAちゃんは再度口に含む。僕はフェラチオはあまり好きではないのだが、それはこれまでたいていの場合、フェラチオがこちらの攻めや69より先で、硬度が足りていないときのものだったからだ。 エネルギィ充填100%を超えた状態でのフェラチオは文句なく気持ちいい。しかもジョニィを口にしているのは19歳で身長150センチで貌がむちゃくちゃかわいいAちゃんだ。 とはいえ、やっぱり僕は攻めるほうが好きなのだろうか、ジョニィを愛撫するAちゃんを見て、「なんか、申し訳ないなあ」という気分になってしまい、エネルギー充填は100%を維持していた。まあ、気持ちいいのに変わりはない。 しばらくしてAちゃんが「じゃ、フィニッシュの素股にする?」というので「ごめん、69やらせてくれるかな?」といった。Aちゃんは「うん、いいよ」とお尻をこっちに向けてくる。 さっき見そびれたAちゃんのお尻の穴はすごく綺麗で、感動した。そこに舌を伸ばす。「ここ、感じる?」「うーん、あんまり触られたことないから、よくわかんない」。じゃ、ちょっと遠慮しとこうか。 「指、入れても大丈夫かな?」と聞くと「うん、でも優しくね」と答えが返ってきたので、右手のひとさし指に唾をつけてAちゃんの性器にそっと入れてみる。えらく狭かったし、愛液が足りない気がした。 で、結局せっかく69の体勢になってもらいながら、僕はAちゃんの突起を舌で愛撫することに追われた。もちろん綺麗なお尻の穴と性器の視覚効果で、Aちゃんの口に含まれているジョニィは臨戦態勢をキープしていたけど。 しばらくして、Aちゃんは僕からからだを離し、「じゃ、素股いこうか」と、ローションをジョニィにふりかけた。ローションの冷たさとインターヴァルでジョニィは80%くらいに落ちていたが、Aちゃんが再度手で擦るとすぐに臨戦態勢になった。 Aちゃんが僕の上に乗り、腰を動かしはじめる。ていうかおい。なんだこれ気持ちよすぎないか? たぶんAちゃんが手でぎゅっとジョニィを握っているのだろう。あっという間にエネルギィ充填が120%に達し、あっけなく僕は達した。 Aちゃんは「それ資源の無駄遣いだろ」とツッコミを入れたくなるくらい大量のティッシュで僕のあと始末をした。そしてふたりでバスルームに入り、からだを洗った。さっきと同じように、僕が先に上がった。 戻ってきて、服を身につけたAちゃんと、ベッドに腰掛けてまたはなしをした。そのうちAちゃんの携帯電話が鳴る。店からの「あと10分」という知らせと、安否の確認の連絡。 じゃ、と、部屋の片隅に置いてあったスポーツバッグから『かぼすレアクリームケーキ』を取り出して「大分の、お土産」とAちゃんに差し出す。「えー? ホント? ちょー嬉しいー!」 悲しいことに、そのときのAちゃんの笑顔は、部屋に入ってきてから最高のものだった。まあ、大分空港で買ったお土産を喜んでくれたことを喜んでおこうとは思う。 出てゆくAちゃんに「気をつけて帰ってね」といって、ドアを閉める。深夜1時過ぎ。普段眠りに着く時間より二時間半以上遅かったが、僕はそれからさらにウイスキィを飲み、2時過ぎに眠りについた。 |
今回利用した歌舞伎町のデリヴァリィヘルスLは、100分で料金が21Kでした。初回なので10分無料、さらに1Kぶんがoffなので、通常だと90分22Kになると思います。 これは、僕の経験からすると、むちゃくちゃ安いです。よくこのコーナーに登場する渋谷のお店は、基本60分19K(生の場合)で、延長が30分10Kだったので、90分だと29Kになります。もっとも、最初から90分だとわからないですが。 もっとも、Lはデリヴァリィでベッドやらタオルやらはホテル(もしかしてお客さんの部屋)の備品です。渋谷のお店の場合、全部自分もちですので、そのぶんの料金(店の賃料含む)が入っていると思えばいいのかも。 自分のアパートとかマンションに呼ぶのは怖くてできませんが、ラヴホテルを利用すれば差額はお客さんもちになるわけですし。僕の場合、新宿プリンスホテルの宿泊料を考えると、渋谷のお店のほうが安くなると思います。 で、前回(9月)利用した五反田のOですが、95分で31Kです。これはホテトルなので、ほぼLと条件が一緒になります。でも、あくまで個人的な感想ですが、僕にとってその約10Kの差は問題にならないのでは、と思いました。 『五反田(差)篇』でも書いていますが、もしその日お相手してくれたKちゃんだけでなく、Oに在籍する女の子が全員Kちゃんと同じくらいの容姿と知識と、お客さんに合わせようとする姿勢をもっていたら。 これは僕がトシを取った証拠なのかもしれませんが、興味があったら『五反田(差)篇』と『新宿(平成)篇』を読み返してみてください。年齢によるのかもしれませんが、KちゃんとAちゃんの細やかさの違いを、できる限り書いてみたつもりです。 ・・・というように、Aちゃんと行為して三日くらい考えていたのですが、どうもからだというか精神は妙なもので、そのあとはそれ以前より平穏な精神状態になってしまったのも、また事実ではあるのですが。 |