CAUTION: このホームページはもともと個人的なものですが、ここでは日記ということもあって、さらにいいたい放題をやっています。気分を害されたかたは、抗議してくだされば訂正します。 あ、あと1998年12月1日以降に出てくる会話は、ほとんど大分弁を標準語に翻訳したものです。念のため。 |
1月31日(月) ・・・というわけで、大分職安に郵送で紹介してもらった会社への紹介状を発行してもらいにいく。先方の条件は「普通自動車免許、英検二級以上、パソコン操作」なのだが、どうやら「英会話」が最も重要視されてるらしい。う。 先に紹介状と履歴書を送付ということなのだが、履歴書だけで落とされることもあるらしい。・・・英検二級取ったの高校三年のときだからなあ。不安。 帰り、運試しにパチンコに寄る。見事に負けて、今月ぶんの勝ちを全部吐き出した。運を貯めたのか、それともツキが下降線をたどっているのか、それは不明。 帰宅して、古本屋で買ったあだち充『ショート・プログラム』を読む。短編集。コミックス(漫画)だけどあえて書く。面白い。基本的にストーリィは全部「少女マンガ」なんだけど、小技が効いている。うまい。 さて、今日は本来なら旧アドレス(メールも)最後の日。本来なら、というのは、解約申込書をプロバイダに送った筈なのに、いまだに郵便、メール、どちらも手続き完了の通知がこないからだ。・・・シカト!? 昨日母がイカを大量に買い込んできたため(?)、昼食はお好み焼きをつくった。ソースが切れていたので、ケチャップととんかつソースを混ぜた。悪くない味だ。やっぱり料理は工夫だと思う。 ↑なんて、たぶん「この世でいちばんおいしい食べ物はモスバーガーのテリヤキチキンバーガー」とかゆってる奴(つまり自分)には、いう資格ないんだろうなあ。 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』(福島正実:訳、初)を読む。最初は訳の文体にちょっと抵抗を感じた(これが僕が外国文学の翻訳をあまり読まない理由)が、読み進むほどに面白い! 結局一気読み。 基本はSFなんだろうけど、権謀術数ありアクションあり恋愛あり笑いあり、特に後半の盛り上がりは最高。ジョンとジェニィ夫妻の人柄、リッキィのかわいさ、そして大好きな勧善懲悪(と最後にわかる)とハッピィエンド。文句なし。 2000年がはじまってまだひと月経っていないが、『夏への扉』は間違いなく「今年読んだ本」のベスト10に入ると思う。・・・って、いままでこの本読んでなかった自分にも問題ありだよなあ。これからは外国作品も読もう。 下の妹が帰ってきている。Office97を返してくれたので、早速インストール。結果、Cドライブの空き容量776MB。1.24GB使っちゃっていることになる。以前はCドライブの容量自体が800MBだったのに・・・。 大分職安から封書がきた。なんだろうと思って見てみると、求人票のコピーが入っている。「事務職(僕は基本的に代理店か編集で仕事を捜している)ですが、条件がぴったりなので送ります。よければ窓口においでください」とのこと。 ありがたやありがたや・・・。でも、ふと思った。紹介してくれた会社はT市。うちの町と、大分市とは逆の方角で隣りになる町に存在している。クルマだと約20分。大分市(市街地まで約60分)よりぜんぜん近い。 大分職安のひとが求人票を送ってくれたのはそういう意味(大分市のひとだと、基本的には通勤に80分かかる)もあるのだろうが、T市には職安がないので、うちの町の職安はT市と求人を共有している。つまり、本来は管轄なのだ。 なんで大分職安はわざわざ送ってくれたのに、この町の職安はなにもしてくれないのか。失業保険を貰うために、ちゃんと失業の登録はしてある。幾度か求人を見にいったり(大分職安ほどの頻度ではないが)、相談をしたりもしている。 結局、「仕事が暇だから、逆にあるだけの仕事しかしない」のだろうか。求人票をもっていけばうちの町の職安でも紹介状を作成してもらえるのだが、脚を向けるのも嫌に思った。月曜日に大分職安にいくことにする。 図書館で借りた鈴木光司『バースデイ』(初)を読む。もう、なんだか貞子とリングウィルスとループの三題噺という感がある。これならいくらでも続きそうだ。 もちろん読ませる力はあるし内容も面白いのだが、最初に『リング』を読んだときの衝撃というか重みというか、そういうものはまったく感じられない。うーむ、というのが正直な感想。 祖父経由、というか、最近は途中にある中古ソフトや古本を扱うなん軒かの店も経由して、中古ソフトの値段や文庫本のチェックをして大分職安、というのが通例になっている。 今日のゲットは『封神演義(中)』と、ずっと(古本で)捜していた『夏への扉』。両方100円(税抜)。『封神演義』上巻は300円だったのに・・・。こういう買い物してると、文庫本でさえ新刊で買う気がなくなってくる。 求人、変化なし。まあ、試験待ちが一社、履歴書送って向こうの出方待ちが一社あるから、あまり動かないほうがいいのかもしれない。帰り、パチンコに寄る。全くの運だけで松屋の牛めし83杯ぶん勝った。 ところで、30日(日曜)で旧アドレスのカウンタを締め切っちゃうつもりなんだけど、今日見たら「2000/01/28 12:38」に最終アクセスされてる・・・。なんでだろ。リンクして貰ってるひとには伝えた筈なのに。 朝起きた。寒い。カーテンを開けてびっくりした。雪だ。しかも積もっている。うちは港に面しているので、ほとんど『津軽海峡冬景色』という感がある。雪は午後には消えてしまったけど。 図書館で借りた西村寿行『時の旅』を読む。未読だと思って借りたら二度めだった。うー、アル中ハイマー・・・。しかし、この国の政府って駄目だよなあ、と思う。 某県の教育委員課長補佐が、教員採用試験の受験者11人の父母から現金計158万円や商品券を受け取っていたそうだ。贈賄側の11人は“全員合格”したという。 「現金を詰めた大理石の壺」やら「金を敷いた菓子折」やら、まったく江戸時代の悪家老かっつーの。こんなんじゃ学級も壊れるよ。逆にいえば、カネもコネももたないけど教育熱心な受験生は、ぜったい合格できないってことだもん。 久しぶりにパチンコにいった。馴染みの店の交換率が、いきなり33個(で100円)に上がっていた。以前は45個。最近大分市のパチンコ屋が軒並み交換率を上げているのだが、その対抗措置だろうか。 これ、けっこう危険。たとえば一回の大当たりで2,000個の出玉が期待できる台だと、交換率45個なら約4,400円になる。が、33個だと6,000円。つまり「6,000円まで突っ込んでもOK」という考えになる。 特に最近のパチンコは確率変動が主だから、つぎ込む金額がでかくなる。隣に座っていたおじさんは、「初回大当たりまでに4万円費やした」といっていた。で、予想通り廻らない。以前の三分の二程度(当社比)。 結局一回の大当たりで出る玉の数は変わらない。数字のマジックだが、これに「持ち玉OK」を加えると、基本的に確率変動を引き続けない限り、まず負けることになる。 まあ、今日は運があったのか、プレステ(新品)一台とソフト(新品)一本ぶん浮いた。それにしても客が多かった。結局それだけ店が儲かってしまうということなのだが・・・。 帰り、少年ジャンプを買うために本屋に寄ると、スーパージャンプで『リングにかけろ2』てのが新連載されていた。作者は車田正美さん。少年漫画に水戸黄門の要素を取り入れた名作、『リングにかけろ』の続編だ。 ちょっと立ち読みしてみると、剣崎(とたぶん高嶺菊)の息子やら、石松の甥やらが出ている。うっ、すげえ興味が。かなり迷ったが、結局コミックスになる(マンガ喫茶でまとめ読みする)まで待つことにした。 ところで、上の文章の意味が注釈なしでわかるひと、結構トシですよ。・・・最近自分が「おぢさん」だということを自覚してきた僕です(爆)。 TV『日本の常識 非常識』(たぶん)で、いじめについて討論が行われていた。そのなかで、ゲスト(たぶん)のKonishikiさんのことばが、強く印象に残った。 > 生きてさえいれば、なんだってできるのよ > 死んだら、なんにもできないのよ > お前ら(会場に集った“いじめられっ子”たち、 > そしておそらく、 > この国のいじめに悩む子どもたち)、それだけ憶えとけ! そうだぞ。自慢じゃないけど、僕も小学生の頃、自殺を考えたことがある。そのときは「他人に迷惑をかけない自殺の方法」がどうしても思いつかなくて諦めたんだけど、いま、自殺をやめて、いままで生きていてよかったと、本当に思う。 まあ、たぶんいないだろうけど、この文章を読んでるひとのなかで、はたち未満で自殺しようと思ってるひとがいたら、絶対にやめとけ。君の記憶には苦しかったことが楽しかったことの倍以上あるかもしれないけど、いつかはそれがイーヴンになる、筈だ。 木下藤吉郎が、若い頃にいくさでいのちを落としてれば、豊臣秀吉にはなれなかった。はたち超えるまでは、君の未来にいくらだって可能性はあるんだよ。自分を安く葬っちゃ駄目だ。 徳島市の住民投票の結果を受けて、中山建設大臣は「他の方法があれば計画を“変更”する」と述べたそうだ。結局「工事をさせてくれ、カネを遣わせてくれ」といっているわけで、なんだかなあ、と思う。 徳島市民は“可動堰”が駄目だといってるわけじゃないと思うのだが。小渕首相も「中止」とは口にしなかった。まあ、それが自民党だといってしまえばそれまでなんだけど、結局なにも変わらなかったとしたら、虚しいよなあ。 試験対策ということで(?)、マジで『ときめきの放課後〜ねっ、クイズしよ〜』を毎日一度プレイしている。いや、真面目なはなし、悪くない。「アニメ」とかはさすがにネタがちょっと古いけど、「社会」や「科学」は憶えてれば役に立つと思う。 しかし、『魔笛』の作曲者ってモーツァルトだったかなあ。シューベルトだったような気がするんだけど・・・。 吉野川第十堰可動化計画に対する徳島市の住民投票で、めでたく投票率が50%を超え、しかも反対が賛成を上回った。ので、久しぶりに『さらぱんの詩』新規ファイルを作る。 母が「ご飯を炊きすぎた」というので、昼食は親子丼にしようと思っていたが、冷蔵庫に昨日の昼食のトンカツの残り(妹のダンナさんがきていたので豪華なメニュウ)を発見。急遽カツ丼に変更。 とはいえ、僕はカツ丼を作ったことがない。我が家の親子丼は汁系統なので、ちょっとカツ丼とは違う。で、好きだった江戸川橋駅前のそば屋さんのカツ丼の味を思い出しながら、こまめに醤油やみりんを足していった。 結果、ちょっと味が濃いめになったが、まずまずの出来だった。料理って、こんなふうに味を自分で組み立てていくのが面白いと思う。でも、作るのに四十五分かかって食うのは十分。後片付け十五分。悲しい。 『たぬきの皮算用』(麻雀ゲーム)をやっていたら、四暗刻をアガった。しかもタンヤオと四の三色同刻までついていて、すごく綺麗な手だった。思わずガッツポーズを取った。・・・虚しい・・・。 上の妹の荷物をダンナさん、母と一緒に熊本まで運ぶ予定だったのだが、雨が降ったので中止(僕の軽トラには幌がついてないから)。妹とダンナさん(クルマ二台)で、乗用車で運べるものだけ運ぶことになった。 で、大分市のマンション(親名義。妹の荷物のほとんどはここにある)まで出向き、荷物の積み卸しだけ手伝う。しかし妹のダンナさんは三月に転勤になることが確定している。このままではまた手伝わされる羽目に・・・。なんとかせねば。 図書館で借りた嶋津義忠『半蔵の槍』(初)を読む。タイトル(服部半蔵に関するものらしい)だけで 選んだのだが、予想外に面白かった。服部半蔵本人は出てこないけど。これからは嶋津さんの他の作品もチェックしてみよう。 履歴書を送った会社(倍率最低25倍)から、試験の要領が送られてきた(試験自体は2月8日)。 > 1.筆記試験(高卒程度) > 2.作文 > 3.内田クレペリン検査 「内田クレペリン検査」!? 社会保険労務士の参考書に出てきたが、まさか本当に使用している会社があるとは・・・。適正検査みたいなものなんだけど、これ、名前知らないひとはビビるかもしれないなあ。 とりあえず、「面白くなってきたぜぇ」と思う。筆記試験があるんなら、落ちたって別に文句はない。自分に他の受験者以上の実力がなかったってことだから。しかし対策・・・、また『ときめきの放課後』一日一回プレイするか(爆)。 『ミュージックフェア』に佐野元春さんとエルヴィス コステロが出演ていた。僕は元春さんの『SOMEDAY』で二度めの誕生をした、といってもいい。だから、元春さんの現在のスタイル──ほとんど山崎まさよしさんだ──に、失望した。 ブルーハーツは解散した。シド ヴィシャスが死んで、セックスピストルズはオリジナルメンバーでの再結成が不可能になった。生きて在る限り、アーティストが発展を求め続けるのは、仕方ないことなのかもしれない。 でも、僕はハイロウズが好きじゃない。いまの元春さんも、好きじゃない。スタイルを変えないのは、却って難しいことなのかもしれないけれども・・・。でも、僕は、やっぱりシンプルなロックが好きだ。 妹の友人Mさん(璃乃ちゃんのお母さんである)が、「ローカル新聞社が新しい子会社を設立するため、そのスタッフを募集」という広告(うちは毎日新聞なので当然載っていない)をファックスで送ってくれた。 で、その応募のため、履歴書と職務経歴書作成。ほとんど一日仕事。僕の部屋は寒いうえに机の上はパソコンに占領されているので、ダイニングのテーブルで行う。 が、昨日から妹のダンナさんが家にきていて彼も仕事をもち帰っているため、向かい合っての作業となった。妹と母は午後、大分まで「マタニティ教室」に出かけたため、ふたりきり。間が、間がっ! 困ったのは、「以前の仕事の成果を同封してください」だ。前の会社で製作したカタログとマウスパッドを「要返却」で送ることにしたが、それだけじゃなんか弱いような気もする。 で、前の会社のホームページをフロッピィにコピーして送ろうと思い立った。たいした技術は使ってないが、まあ英語がある程度できることの証明にはなるだろう(こっちは全ページに英語ヴァージョンが存在する)。 で、FTPソフトでダウンロードしようと思ったら・・・、アクセスできない。くそ、パスワードを変更したな(当たり前)。しょうがないので一度全部のページを見て、フリーソフトでキャッシュからローカルに再構築する。 ちなみにいまに至っても会社のホームページの最終更新日は「'98/06/16」。つまり全部僕の手によるもので、僕が辞めて以来まったく更新されていないということだ。予想していたこととはいえ・・・。 祖父経由大分職安。昨日にひき続いて粉雪。おまけに風が強く、時速七十キロを超えると軽トラのハンドルを取られそうになる。怖い。でもスピードを出すのが大分県人のサガ。 すごく興味のある求人がひとつあったのだが、勤務地が別府市(実家からだと片道一時間半)で給料が安い(アパート借りるとほとんど残らない)ので、二の足を踏んでいる。うー。 僕はできれば電車で通勤したい。クルマだと音楽を聴いているくらいしかなく、通勤時間がほとんど無駄になってしまうのだが、電車なら本が読める。でもたいていの会社は「マイカー通勤前提」。こういうとこでやっぱり「イナカ」を感じる。 帰宅。なんかわからんがすごく眠くて、九時過ぎに眠ってしまった。ので、この日記は22日朝のアップロード。 |
1月1〜10日
1月11〜20日 |
職業安定所で扱っている求人は、基本的に職安の「紹介状」がないと応募できません。だから、応募しようと思ったら職安の窓口で紹介状を発行してもらわなければなりません。ちょっと面倒ではあります。 ただ、このシステム、職安が介入していることの証明になりますよね。だから、なにかトラブル(待遇や給料が求人票の内容と違っていたなど)があった場合にはいいと思います。 実際のところ、僕が求人情報誌で仕事を捜さないのは、トラブルがあった場合、駆け込む場所がないからです。情報誌には介入する義務も、権利もないですから(←悪意でいってるわけではありません)。 |
ゲーム『センチメンタルグラフィティ』のキャラのひとり、永倉えみるが、主人公を呼ぶときに使う呼称。ついでにいうとこの文章は“えみる語”(文の末尾に“りゅん”をつけ、オリジナルな擬態語を駆使する)で書かれています。 ついでにいうと、後で出てくる“えみりゅん”は、永倉えみるが自らを呼ぶことば。 |
ゲーム『センチメンタルグラフィティ』は、三月のある日に主人公が差出人不明(でも女の子なのは判ってる)の手紙を貰ったことからストーリィが展開します。 転校経験の多い主人公にとって、思い当たる差出人は12名。で、その手紙をくれたのは誰か・・・、ということでゲームが進行するわけです。 |
基本的には、というかシステムから推定すると、『センチメンタルグラフィティ』は、一度のプレイでひとりの女の子を重点的に攻めるようにつくられてるゲームのようです。 |
> ゲーム『センチメンタルグラフィティ』のオープニングムービーの別名。 > 女の子たちが、文字通り真っ黒な背景で、まるで太極拳のような > 意味不明の振り付けを繰り広げることからこう呼ばれるようになった。 > 見方によっては芸術的といえないこともない。 『空想美少女大百科』1999年1月3日発行、宝島社、から引用。 |