ここでは、『くばる』が日々感じた事などを書いていきたいと思います。

ご意見・ご感想をメールでお寄せください。


「日本が飢える日」

飽食の時代。「賞味期限・残飯」などと言って食糧を廃棄する。食品はいくらでも手に入れることが出来ると思い込まされている国民。それが現代の日本だ。

「お前、何を言っているんだ?」という声が聞こえてきそうだ。いや、「なるほど」という声も。
実は『日米食糧戦争』という山田正彦さんの小説を読了し、思ったのだ。

山田さんは弁護士でありながら郷里の五島で牧場を経営し、しかも現在は民主党の衆議院議員である。
今回の「政権交代」で農林水産副大臣をしている。

この書籍で「食糧自給率40%、穀物自給率にいたってはわずか27%という数字の意味するもの、その恐ろしさをぜひ国民の多くに知ってもらいたい」と結んでいた。
世界の食糧事情は、異常気象やアメリカに代表される穀物の投機、燃料化(バイオエタノール)、オーストラリアの大干ばつ、東南アジアの大水害などで品不足は深刻になりつつある。
しかも、自給率は北朝鮮よりも低い世界173カ国中124番目という哀れな日本だ。
「もし仮に、輸入が大幅に減少したらどうなるか?」からこの小説は始まる。かつてのトイレットペーパパニックから食糧パニックに陥り、そして一番被害をこうむるのはお年寄りや障がい者、そして非正規雇用労働者と拡大し、日本は大混乱になるだろうと書いてある。また
「テレビや自動車を売るために食糧は海外から買えばいいといった時代は、確実に終わった。海外ですら、それぞれが自国で食べる食糧すら不足して、今や輸出する余力がなくなってきた。これからは農業、漁業など生産者、地方が主役の新しい時代にはいるのだ」
ともある。
アメリカでは麦・大豆・トウモロコシなど22種類の農産物に不足払い制度を実施している。農家の所得の4割は政府からの助成金で賄われている。EUにいたっては、農家平均所得の7割は助成金と、所得補償は手厚い。アメリカにとって食糧は、ミサイルと同様、重要な戦略物資なのだ。現在、イギリス74%、ドイツ91%、フランス130%と食糧自給率を上げてきた。穀物自給率だけみると、いずれの国も100%を越えており、全て自給できているのである。
「政権交代」した今、農家にアメリカ並みの「不足払い」とEU並みの「所得補償」をすることが望ましい。

新年早々、ちょっと深刻な問題を取り上げた。しかし、今の状態を続けると「日本が飢える日」はそう遠くない所まで来ていることを明記するべきだろう。書籍の一読をお勧めする。

2010年1月

「暑中お見舞い申し上げます」

自然環境豊かな社会を

暑い夏を迎えました。
今年も梅雨時期に雨が降らず、県内でも田植えが出 来ない地域が続出するのでは…と心配していたら、6月の下旬に入って大雨が降りました。
空梅雨かと思えば大雨。そして猛暑となる季節は年々早くなり、臼杵港の海に 色とりどりの熱帯魚が我が物顔で泳いでいます。
更に鹿や猪や猿までも、いたる 所で集団で田畑を荒らしています。
わたし達人間が便利を求めるがために 自然環境を壊し、逆に不便な生活を強いられようとしているのではないでしょう か。
しっかり、子孫に自然環境豊かな社会 を渡していかなければなりません。

「なぜ?」の解決は衆議院議員選挙で決着を

「なぜ」二千四百億円をかけて整備した「かんぽの宿」が百億円で売却されるのか?
「なぜ」農業が衰退し、耕作放棄地が増えるのか?         
「なぜ」アメリカの金融危機で日本が不況になるのか?         
「なぜ」自殺者が、十一年連続して三万人を超えたのか?         
「なぜ」ソマリア沖に海賊が出没するのか?         

私達が生活する中で、この「なぜ」という疑問はいっぱいあります。          
これら全ては、人間が作り出したことです。従って、人間で解決できるはずです。
そのために、先ずできることは「政治を変える」ことだと思います。           
つまり、「政治」は人間が行っているのだから、「政 治」を行っている「人間」を変えようということです。  
いよいよ衆議院選挙が八月三十日に決定しました。
あと1ヶ月!この夏の陣、あなたの貴重な一票が政治 を変え、国の流れを変えるのです。
ぜひこの大分県か ら「政権交代」へと繋げてください。  

暑い夏が続きます。
お体ご自愛ください。

2009年8月

「至福の時」

「至福の時」とは、どんな時を言うのだろう? 

朝起きて炊き立てのご飯に味噌汁。ご飯には今朝とれた、まだ暖かい、茶碗のふちに2,3回打ち付けなければ割れない玉子をかけ、味噌汁の具はタケノコ、蕨、庭で取ったネギ。もちろん、米・味噌は自家製。それに添えてあるツクシとセリの玉子とじ。
これが至福だろうか?

いや、久しぶりに帰ってきた孫とアフリカンサファリへ行って、動物達と戯れる孫の笑顔を見ている時か。
いや、まだある。86歳にもなる母が、少ない年金から介護保険料と後期高齢者医療保険料を取られても、そんなもののお世話にならず、毎日、仏様の前から大きな大きな声でお経を唱え、朝天気がよければ地下足袋を履き畑へ行く。そんな我が家の母の元気な姿か。
いやいや、まだある。田んぼや畑の畦をビーバーの音を響かせ汗びっしょりになり、刈った草の青い匂いを嗅ぎながら、木陰で畑のスイカを鎌で割り、そのまま顔をうずめて水分を摂り、汗を拭く自分と連れ合い。

厳しい選挙戦を仲間のみなさんと闘い、当選のバンザイ。

いやはや、「至福の時」を得るには、ちょっと思い返すだけで、色々な場面があるな。
しかし、紹介したどれ一つを取っても、一人では何も出来ない自分がそこにいる。

例をひとつだけ紹介しよう。それは味噌づくりである。
丹精を込めて作った大豆。先ずその大豆を1晩水に漬け、朝5時から大きな釜で約5時間半煮らなくてはならない。
使用する塩の説明書には「沖縄の海水で輸入天然塩を溶かし、平釜でじっくりと煮つめ、さらに自然脱水・乾燥を行い、時間をかけて造ったお塩です。」とある。
軟らかく煮えた大豆をミートチョッパーでミンチ状にし、塩・麹(この麹も昨年秋に花を咲かせ、寝かせていたもの)を混ぜ、大豆の煮汁をかけ、樽の中で1年間熟成させ出来上がるのである。
それが、我が家の「自家製味噌」である。実に時間と手間と人手が要る作業である。
フンドーキン・フジジンの仲間の苦労がよく分かった。大事に食べないと罰があたると思う次第である。

つまり、今正に味わっているその瞬間には、多くの人と、自然と、大地と、先達の知恵と知識が必要であった。
それが「至福の時」である。

ただ、今日の社会全体は「至福の時」など言っている状況ではない事も確かである。

100年に1度と言われるアメリカ発の金融危機(正確には金融腐敗と言ったほうがいいと思う)は日本を直撃し、輸出産業を中心に大恐慌に陥っている。
11年連続で自殺者は3万2千人を超え、この内、生活苦で自殺した人が40〜50%という。
毎日どこかで、30〜40人もの人が、生活に行き詰まり死を選択する。

課題は山積みである。
今こそ、政治の出番である。
明るい希望の持てる社会形成のために、今、できる事は何か…


2009年5月

「ほんまもん」の農業

臼杵市選挙区出身の議員として、2年が経ち、改めて、今の臼杵市の全体像が見えてきました。
山・川・海に囲まれ、歴史と文化、農林水産業、食品製造業、造船、ハイテク産業など、まさに産業の集積地域であります。
ぜひ、これらの素材を活かし、発展させていく事が大事だと思います。

県内外からの観光客が、臼杵の城下町を散策した後は、臼杵フグに臼杵カボスをギュっとかけ堪能する。
もちろんその食卓には臼杵の醤油、味噌、野菜。ほんまもんの里、有機の村「吉四六」の安心安全な素材が並ぶ。
こんな光景を思い浮かべ、もちろん実現しなければなりません。

とは言え、取り巻く環境は厳しく、新自由主義がもたらした傷跡は深刻なものです。
安心・安全・信頼・平等・連帯などの共同体価値は消えようとしています。
貧富の格差の拡大、派遣切りを始めとする雇用の崩壊、地方医療の崩壊、危機的な状態の続く農業と、福祉に対する無策、年金問題。
正に市民生活の安心・安全は破壊されています。

そんな立場で日本や大分県が抱えている問題意識について、今日の「時代認識」について、知事・教育長へ、質しました。
この秋までには、必ず衆議院総選挙が闘われます。大事なことは、今のままで良いのか、政権を今の野党に委ねるのか。
国民に選択が問われています。
わたしはこの二区で、なんとしても「重野安正」衆議院議員を再選させるために頑張ります。

ともあれ、厳しかった冬に別れを告げ、桜の花も開花し、野山の木々は新芽を吹く季節になりました。
農作業も忙しくなります。
臼杵市では、食の安全・安心に向けた有機農業に関し「ほんまもん」の農業と称して、「土づくり」から取り組み、さらに有機農業者の就農、誘致によって、農業振興を図るための条例を制定するなど、積極的に取り組んでいます。
その成果が、ベリーリーフ栽培の大分果実堂やワタミファームの農場開設として現れています。
県としても、こうした有機農業を積極的に支援してもらい、生産者の努力が無駄にならないように、しっかりと食の安全・安心の確保を推進し、臼杵市を大分県の、いや、「日本のふる里」にしていきましょう!
       

2009年4月

謹賀新年

新しい年を迎えましたが、今年度も、政治・経済共に不透明感は増すばかりです。
心から「おめでとう」と言えない年を迎えました。  

臼杵市を永住地として三回目の正月を迎えました。私にとって昨年一年は試練の年でもありました。  

一つは、後期高校改革問題です。
地元の野津高校廃止、臼杵商業高校の津久見移転統合、水産高校の分校化と、臼杵市を直撃しました。昨年の六月議会で、1時間の持ち時間を全てこの問題に投入し、県教委と議論しましたが、国の示す「4学級以上が子供達のために適正規模」という壁を突破することが出来ませんでした。
それにしても、教員採用や教頭・校長への昇格に、長期に渡り不正が続いていた県教委に「子供達のために」などと言う資格があるのでしょうか。残念でしかたがありません。  

そして第二は、県立三重病院の廃止と公立緒方病院との統廃合問題です。
三重病院を診療所として残こすとはいうものの、県立としては残さず入院も出来ず内科のみという、実質的には廃止と同じと言ってもいい実態です。
この二件はともに、過疎化・高齢化・少子化が進む臼杵市…とりわけ野津町が取り残されようとしている象徴に見えます。  

格差社会は留まるところを知らず、都市と地方・男女間の雇用の実態、大企業と中小企業など、厳しさが 深刻になっています。
アメリカに端を発した金融危機は世界に広がっています。
円高の影響で輸出が減り、低賃金で個人消費が減り、経済の不透明さで設備投資も控えられる。
経済の3要素である、「輸出」「個人消費」「設備投資」の全てが今年度から落ち込み、日本を覆う不況の時代に突入しました。

衆議院選挙は、先延ばしされています。しかし、任期は八月ですので、今年は間違いなく選挙が実施されます。
自民党に左右される政治に終止符を打ち、日本の流れを変えましょう。 アメリカではオバマ次期大統領が勝利宣言の演説でこう言っています。

「若者と高齢者、富める者と貧しい者、民主党員と共和党員、黒人と白人、ヒスパニック、アジア系、先住民、同性愛者、障害をもつ人とそうでない人が出した答えだ」

と。
日本の番です。
そして安心して生活できる世直しをしましょう。
その元年に、今年はしましょう。

2009年1月

お年寄りを捨てる国?

本格的な夏に突入しました。毎日、暑い日が続いています。お体ご自愛ください。

さて、第二回定例会は、去る六月十七日から七月一日の十五日間開催され閉会しました。
私はこの議会で質問の機会をいただき、今期より初めて導入された一問一答方式で執行部側に問題の提起をしました。
私の今回の提起は、今、臼杵市が抱えている大きな問題として、1つは後期高校再編について、いま1つは農業が抱える問題と再生についてを中心に質しました。
特に臼杵市に4校ある高校を1校にしてしまうという県教育委員会の考えに対し「高校が果たす地域力」について、特色ある学校と小規模校のあり方、過疎化が進行する中、地域の活性化を高校を整備遍在することによって取り戻すという考え方での提起を行ってきました。


今年四月一日より「後期高齢者医療制度」が始まりました。
七十五歳を境に「前期」と「後期」に分けられるのか?「これでは七十五歳以上は『姥捨て山』に送るようなものだ」と批判が出ると、今度は「長寿医療制度」などと言い始めました。
七十五歳以上といえば、戦争体験者、戦後歯を食いしばり働き復興に励み、今の豊かな日本を作ってきた人たちであります。
私の母が今年七十五歳になります。
「年金振込通知書」なるものが我が家に届きましたので、「ばぁちゃん、ちょっと見せてくれ」と言って開いてみました。

年金の種類【国民年金老齢年金】
金額【六万八千七百六十六円】
介護保険料【六千四百円】
長寿医療保険料【七千八百円】
所得税額【0円】
差引支給額【五万四千五百六十六円】


これが母の年金であります。
「五万四千五百円で2ヶ月生活しなさい、月に二万七千円ですけど。」と言っています。
電気・ガス・水道・食費・新聞…いったいどこを削れば今の世の中の経済状況のなか生活できるのか。
日本国憲法での基本的人権はこれで守られるのか。

この秋か年末か、いずれにしろ来年七月には…つまり、一年以内に必ず衆議院議員の選挙が行われます。
今度ばかりは政権与党に鉄槌を下しましょう。2区選挙区では『重野安正』衆議院議員を私たちは推薦し闘います。
みなさんの力をお貸しください。そして安心できる、信頼足り得る国会にしましょう。
2008年8月

大分市を見つめて六百年

樹齢、四百五十年を超える銘木「ふじ棚」で有名な西寒多神社の、御遷座六百年記念大祭が、本年三月二日行われました。  

臼杵市野津町に居を移して1年経ち、この大祭が執り行われることは知る由もなかったのですが、友人から「お前三期十二年間、大分市選挙区から出馬して、毎回西寒多神社にお願いして、お守りをいただいて当選したのだろうが。六百年という記念すべき大祭だ。お参りにこい」と誘いを受けましたので、「まったくもってその通りである」との思いで、参列させていただきました。  
思えば、この神社で過去3回宮司さんに「久原の当選と選挙期間の十日間の車の安全を願って無事に選挙が闘えますように…」と祈っていただきました。
そのおかげで「今日の久原がある」と思い返しながら参進しました。  

その参道に、ふじが丘の仲間のみなさんをはじめ、東植田地区の多くのみなさんが参列していました。  
「おお久しいのう、あんた元気にしちょるかえ」「どうげしよんのな」「ああ、ちょうど相談したいことがあるんじゃ」などなど、久しぶりに同じく三期十二年を支えてくれたみなさんにお会いし、「こらあ、議会や会議の日に泊まるだけじゃなく大分にもちょくちょく帰らんとなぁ」と、思った次第です。

同時に、この西寒多神社のお引き合わせが、そう気づかせてくれたのだなと思わずにはいられない「西寒多の森」での、清々しい一日の始まりでした。  
神事、餅撒き、記念式典と滞りなく終わり、自宅にて改めて大祭の冊子を読み返しました。冒頭、宮司さんがごあいさつの文で、

「近年よく変革・変革と叫ばれますが、この世の中には変わらなければならないものと変わってはいけないものとがあることの認識が大事であろうかと思います。」

と、述べられています。
県政の一端を負託された者として、忘れてはならない言葉であると、感じました。
2008年3月

『偽』から『真』へ


新年を迎え、何かとお忙しい毎日をお送りのことと存じます。

「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます」

昨年の四月、臼杵市民の負託をいただき、県政の一端を担う四期十四年目のスタートを切ることが出来ました。
先般、文化の日に「知事表彰」(地方自治功労)の栄に浴し、さっそく皆さまからご丁重なお祝い、ご激励をいただき、恐縮しております。ありがとうございました。
今回の受賞は、私の実績には不似合いなものですが、皆さまより長年にわたるご支援、ご指導をいただいた結果でありますので、ありがたくお受けさせていただきましたことをご了承ください。
皆さまへ感謝申し上げると供に、これからも「県民による県民のための県政」という立場で頑張ります。

さて、昨年の世相を反映する漢字は『偽』と、京都の清水寺で発表されました。
ひき肉に始まり、一部の名物土産菓子・有名料亭による「食」の偽装。また、政治資金や年金記録不備、防衛省疑惑等も理由に挙げられていました。
2位以下も『食』・『嘘』・『疑』など、不信の渦巻いた世相をを示す言葉でありました。
この『偽』という文字を書いた清水寺の森清範貫主は奉納の儀式後、「こういう文字が選ばれるのは本当に恥ずかしく悲憤に堪えない。己の利のためには人を騙してもいい、という嘆かわしい社会だ」と述べていました。

しかし我々はただ嘆いたり、あきらめているわけにはいきません。

本年は『偽』から『真』に変えるチャンスの年です。そのためにも、政治を変える以外にありません。
今年は必ず衆議院選挙が行われると思います。ぜひみなさんの一票を大切に行使してください。
『偽』から『真』へは、私達の一票から始まります。


今年の県の行事といえば、何と言っても第六十三回国民体育大会…いわゆる国体が、この秋に本県で行なわれます。四十七年に一回しか回ってこない行事です。大分県を全国に売り込む力になると思います。

県民にとって、今年末の世相を現す漢字が『真』になることを祈念し、年頭のご挨拶といたします。
2008年1月

依然として厳しい県予算/5933億5200万円

第1回定例県議会が開催されました。

 知事は、本年度の当初予算の編成に当たって「ご苦労さん、痛みを皆で分かち合い、 見事に育つ若木の姿」と表明しました。「6年ぶりのプラス予算(0.3%)」「3 6年ぶりに県債残高の減少達成」など、「安心・活力・発展」の広瀬県政のスローガンの基に、「三年間の芽吹きが、若木になりたくましく、大きく育つ大分県 にしたいとの願いが本予算である」と。
 しかし、本年度末県債残高見込みは依然として1兆94億円と、1兆円を超えてい ます。三位一体改革という名で国からの交付金は厳しさを増しています。
 国は、財政難に陥った自治体を対象に「破綻法制」をつくることが明らかにな りました。つまり、県や市町村が企業のように財政事情によって倒産するということ です。
 議員の任務と役割がますます重要になってきました。心して議会活動を行います。


 来年4月は統一自治体選挙です。
 議員定数問題調査会は「大分県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区に おいて選挙すべき議員の数について」答申し、本議会の中で「議員の定数につ いて現行の46人から2人減らし44人とする」「選挙区については、16選挙区と する」などが可決されました。


 平成18年度がスタートします。一般会計予算が前年対比伸びたとはいえ、厳 しい財政であることには変わりありません。県民サービスが低下しないよう全力 を挙げます。
 花粉症の季節です。お変りありませんか。ご自愛下さい。
2006年3月

「選ばれた責任」重く受け止めて

第4回定例会の最終日、私は3期10年経ったということで、全国議長会、大分県 議会から「永年勤続功労者表彰」及び「県知事感謝状」を受けました。
表彰される時、初めて議会に臨んだ時の緊張感、「県民の立場で頑張るぞ」と気負 い立っていた頃を思い出しました。
なぜそんなことを思い出したかというと、いつの間にか私は大きな過ちを犯してい たからです。

前回の「かけはし44号」で、「香りの森博物館」の売 却問題を取り上げ、「県民の多くから批判の声があった」、しかし「平松さんを選 んだのは」「それを承認した議員を選んだのは」、それは「皆さん」でしょうと、す べてを選んだ有権者に責任転嫁していることにも気付かずにいたのです。
これに対し、「つまらん県議をえらんだ一県民」さんという方から手紙が来ました。 「『行政のチェックをちゃんとしろ』という思いからあなたたち議員をえらんだのに なんという無責任な言葉。広瀬県政のチェックもできないあなたたちは税金どろぼう そのものだ。(平松県政もだ) 選んだ県民のせいにするな。ばかにするな。アメリ カのポチの小泉とあなたたちは一つもかわっていない」(原文のまま)という内容で した。
この声は、多くの県民の気持ちを代弁しているのだとの思いでいっぱいです。
10年経って、緊張感がなくなり、馴れ・驕りたかぶった「久原和弘」の姿かと思 い知りました。

私が掲げてきた座右の銘は「自戒」でした。今一度この言葉をかみしめ、新年に当 たっての決意とします。
2006年1月

東アジアと孫を考える


 私事で申し訳ありませんが、昨年の12月、息子に長男が生まれました。
 よく友人から「孫はかわいいど」「何しろ無責任になんでも与えたいものだ」など と言われてきました。
 私も例にもれず、初孫を腕に抱いて、あやしながら何もわからない孫に向かって 「何か欲しいものはないか」と話しかけていました。
 私には子どもが3人います。子どもの名前は、つれあいに「勝手につけておけ、ど うせ符号だ」などと言っていました。
 しかし、この孫の名前は自分でつけようと思いました。漢和辞典や「子供の名前の 選び方」などという本で調べまくりました。
 そして、「華和」(はると)と命名しました。中華人民共和国の「華」と大和の 「和」、つまり中国と日本の「かけはし」たれとの思いからです。
 昨年12月15日の朝刊に「東アジアサミットかみ合わぬ日中首脳」「共同体へ一 歩 像見えず」(朝日新聞)と大きな見出しで日中韓のぎくしゃくぶりを報じていま した。
 いまや中国との貿易額はアメリカを抜いて第1位(22兆2千億円)になっていま す。日本企業の中国進出は1万6236社、在留邦人は7万7184人です。日本経 済には「脱中国」という選択肢はありません。
 孫の華和が次の時代をつなぐ役割を果たしてくれればと願ってやみません。華和が 力強く育ち、冷え切っている東アジアとの「かけはし」になるように。
2005年12月

選ばれた責任 選んだ責任「かけはし44号について」


「つまらん県議をえらんだ一県民」さんより手紙がきました。
それは『かけはし44号』(2005.10.10発行)の1面への批判というか抗議の手紙でした。

先日終了した県議会第3回定例会の最大のテーマは{香りの森博物館}の売却問題でした。
以下は、『かけはし44号』に記載した文面です。


 さて、第3回定例会は、9月14日より29日まで開会されました。
 2005年度の一般会計補正予算案(補正額44億4400余円)を決定しました。
 香りの森博物館の売却問題が、今議会の最大のテーマでした。
 施設の建設費、その他周辺整備も含めて44億円かかったものを、2億3千万円で 平松学園に売却するというものです。
 なお、大野町から博物館へのルート(道路)の改良に60億円かかっています。
 県民の皆さんから多くの意見が寄せられています。「あんな交通便の悪い所に造っ た平松さん(前知事)の責任だ。少しは費用を負担してもらえ」などです。
 しかし、平松さんが博物館を提案した時、議会は同調しています。議会の責任は?
 

この1面の文章に続く


良く考えて見て下さい。平松さんを選んだのは? 議会で承認した議員を 選んだのは? それは皆さんなのです。



この部分が「無責任きわまりない」という手紙です。

以下、いただいた手紙の全文になるわけですが、匿名で寄せられましたので、もちろん転載の許可をとることができません。
どうしたものかとも思いましたが、分かりやすくするために掲載します。
不都合がございましたらご連絡ください。


「行政のチェックをちゃんとしろ」という思いからあなたたち議員をえらんだのになんという無責任な言葉。 広瀬県政のチェックもできないあなたたちは税金どろぼうそのものだ。(平松県政もだ)
選んだ県民のせいにするな。ばかにするな。アメリカのポチの小泉とあなたたちは一つもかわっていない(原文のまま)


以上です。
「つまらん県議をえらんだ一県民」さんの意見は良くわかります。
正にその通りであります。
私も県議に選出されて3期10年になります。
例えばあのビックアイ建設のとき、私は平松さんに対してこんな提起をしました。



平成9年第3回定例会

私は昨年十二月議会の一般質問で、若者の定住と過疎からの脱却をどう実現していくのかという視点で問題提起をいたしました。今回は、知事が常々言われておりますグローバルに考えローカルに行動するということについて質問したいと思います。
 最近出版された知事の著書「私の日本連合国家論」、岩波書店も早速読ませていただきました。そこで、著書を引用しながら質問させていただきます。
 「グローバルに考えローカルに行動する」「ローカルにしてグローバル」、これはいずれも、地球規模の大きな視点で物事を考え、そして地方みずからの発想から地域づくりなどの行動は地域レベルで実践していく、視点は世界へ、行動はあくまでも地域で、と理解しております。この理念そのものは私も理解できるものでありますが、現実の局面としては、その行動には必ず何らかの制約がつきまとうものと考えます。
 何事にも「分相応」という言葉があります。中小零細企業が大企業並みの交際費や研究費を使ったら、その会社がどうなるか、だれが考えてもわかることであります。
 そこで私は、県民が多くの関心を寄せている二つの県の事業を例にとって、このグローバルに考えローカルに行動するという知事の理念との整合性を検証すべく質問を行いたいと思います。
 まず第一に、スポーツ公園とワールドカップサッカーについての質問であります。
 この件について各方面でさまざまな議論を呼んでいるようですが、なぜ大分県のような小さな県が開催に手を挙げたのか、知事は著書の中でこう述べています。「大分県は、ワールドカップを誘致する前からアジア各国と交流したきた」、中略、「単にスポーツ交流だけではなく、観光価値や企業誘致などの産業面での経済交流につながる。ただ、これらは付随的な要素であり、一番大きな要素は、県民が郷土に誇りを持つことにある。県民だけではなく、九州全体にも大きなインパクトを与える。ワールドカップの開催時には、あえて大分大会とは言わない。千四百万人の九州大会となる。このときには、さきに述べた九州各県が県境を取り払い、九州府として一つの地域連合国家が実現するかもしれない。特に、二十一世紀を担う子供たちの夢を実現することであり、負担がかかるからやらないというのでは、九州が、そして大分が取り残されてしまうことになる」と述べています。
 「一番大きな要素は、県民が郷土に誇りを持つことにある」、確かに誇りを持つことはいい。しかし、一期計画で五百八十億円、二期、三期を含めると一千億円を超えると言われている大事業であります。
 先ほど「分相応」という言葉を使いましたが、大分県開催が果たして分相応になっているのか、他の開催県における平成九年度一般会計当初予算額、すなわち財政規模を比較してみました。大分県の六千八百十三億円に対し一兆円以下の県、市は、宮城県の八千五百七十三億円、札幌市の八千三百六十一億円、神戸市の九千五百四十七億円で、残る新潟県、茨城県、埼玉県、静岡県、横浜市、大阪市はすべて一兆円以上の県、市であります。
 しかし、一兆円以下の県、市でも、宮城県は政令指定都市の仙台市四千百五十五億円、札幌市は北海道二兆九千七百三十七億円、神戸市は兵庫県一兆八千八百九十六億円が控えています。大分県では、県都大分市がありますが、千三百七十億円と、県と市合わせても一兆円には遠く届きません。
 さらに、財政の状況を示す自主財源比率、歳入に占める税収の率は最下位、逆に地方債の率は最も高く、すべて最悪の数字を示しています。開催地における財政状況から見ると、大分県は他と比較すると大きく水をあけられている状態であります。
 また、「負担がかかるからやらないというのでは、九州が、そして大分が取り残されてしまうことになる」と結んでいますが、過疎市町村率全国一、高齢化率は九州トップ、農業県である本県の農業粗生産額はお隣の宮崎県の約半分で低迷し、人口も自然減少率が九州一と減少の一途をたどっています。本県が九州の犠牲になって、そこまでの力を示し、使命感を持たなければならないのでしょうか。果たして県民が知事と同じように考えているのか、県民の意思はどうなのかと考えてしまいます。
 大分県開催が決定した直後の今年一月、ワールドカップ開催について大分合同新聞社がアンケート調査を行っています。
 その中で、「大分開催を歓迎する」が二九・二%、「歓迎しない」が六九%、実に三分の二以上の人が大分開催に反対の意思表示をしています。そして、これらの数字を裏づけるように、「県は何を考えているのか。あんなものをつくってしまうと後々までお荷物になるぞ」と、一般市民の方から、まるであいさつがわりのように言われることがふえてきました。ワールドカップサッカーの誘致に県全体が盛り上がり、それに向かって突き進んでいたはずなのに、県民の本当の意思はどうなのでしょうか。
 私自身も確かめたいという思いから、大分市の平和運動センターの皆さんにお願いして、開催地となる大分市内で八月二十六日から九月一日までの間、独自に電話アンケート調査を行ってみました。アンケートは、電話帳から無作為抽出で四百七十名に聞き、有効回答四百四十六名、回答率九四・八九%というものでした。
 まず、「一、ワールドカップサッカーに関心があるかどうか」という質問には、「関心がある」百四十九名、二三・四%であります。「関心がない」二百九十七名、六六・六%、実に七〇%近くの人が関心がないのであります。
 「二、ワールドカップの大分開催に賛成ですか」には、「賛成」が百九十八名、四四・三九%、「反対」が百二十三名、二七・五八%、「どちらでもよい」百二十五名、二八・〇三%。
 賛成の理由としては、まず第一に「大分の知名度の向上」、そして「世界のレベルのサッカーを見ることができる」「経済効果への期待」の順になっています。
 反対の理由としては、圧倒的に「建設費がかかり過ぎる」とし、次に「県の財政を圧迫し、他の分野への予算がなくなる」、三番目は「環境破壊が心配」ということでした。
 大分県開催については、前述の新聞社によるものとは逆に、半数近くの人が賛成しています。
 しかし、もう少し詳しく見てみると、賛成百九十八名のうち、ワールドカップサッカーに関心を持って賛成している人は百六人、しかもそのうち十四名の人は、規模の見直しや大会後の施設が広く県民に利用できるようにといった条件つきの賛成であります。
 また、「ワールドカップサッカーには関心がないけれども、大分県で開催することには賛成」という人は九十二人、同じく「条件つきの賛成」の人は、うち二十六人となっています。条件つき賛成を除くと、「大分県開催に賛成」は百五十八人、三五・四三%にまで減ってしまい、条件つき賛成の人と同じ理由で「反対」と答えた人を「反対」の人に足すと百六十三人、三六・五五%と、賛成、反対がほぼ同数にまでなってきます。
 時間の関係で詳しく述べられませんが、総じて言えることは、ワールドカップサッカーに県民の関心は低く、反対の立場の人はもちろん、賛成の人も、建設費の問題や大会後の施設の維持管理や運営、利用など懸念する声が多かったのであります。
 そこで質問ですが、一、巨額の地方債、すなわち膨大な借金を県民が背負い、また今の子供たちまで負担させることになるのですから、返済が毎年大変な額に上るわけですが、具体的にどのように返済していくのか、明らかにしていただきたいと思います。
 二、スポーツ公園に重点的に配分した分、当然他の施設が玉突き的におくれてくる、あるいは縮小を余儀なくされるということも出てきます。特にこれから高齢化に伴い、福祉の施設や人材の確保に多大な経費が必要になることは明らかですが、その財源が足りないというような心配はないのか、明確にお答えいただきたいと思います。
 三、市町村の負担の問題です。平成六年度の決算によると、大分県は市町村からの分担金及び負担金が、全国レベルに比較して約一・六倍に達しています。県ばかりか市町村にまで負担を及ぼすようなことになると、県財政ばかりでなく市町村財政にも影響が出るようなことになるのではないでしょうか。
 四、これだけの施設をつくるわけですから、その後の維持経費も相当な額に上ると思われます。これまでの大型プロジェクトで建設した施設は、赤字経営のため、年に一億から数億円の維持経費が県より支出されています。スポーツ公園のメーンスタジアムで一体どれくらいの収入と支出を見込んでいるのか、具体的に数字を示していただきたい。この見込みの甘さが赤字経営を生み出しているのではないでしょうか。
 五、メーンスタジアムは、県民の使用も当然考えていると思いますが、果たして一般県民が使用できる条件を保障できるのか、具体的に使用料を幾らにするのか、明らかにしていただきたいと思います。
 六、大分市平和運動センターの調査でもわかるように、関心のない人が六六・六%、約七割の市民が関心を持たない状況の中で、どうやって県民に誇りを持たせようとしているのか、啓発活動について具体的に説明していただきたいと思います。
 次に、立命館アジア太平洋大学について、前項と同じ視点で質問してみたいと思います。
 著書の中では、その特徴と理念について次のように述べています。(略)
 以上、私は、グローバルに考えローカルに行動するという視点で、立命館アジア太平洋大学、スポーツ公園について質問いたしましたが、大分県の方言で「算入に合わぬ」という言葉があります。本県の力量を考えると、発想の正しさは認めるとしても、いざ実行する段になると算入に合わぬという感じがしています。すなわち、グローバルに考えローカルに行動するのではなく、グローバルに考えグローバルに行動しているのが今の大分県ではないかと考えておりますが、知事の所見を伺いたいと思います。


答弁の全文は[ こちら]から読むことができます。*大分県議会ホームページより*





こんな提起をして質してみるも多勢に無勢、「異議なし」で通ってしまう議会。
腹が立ってしかたありません。
それが、『かけはし44号』のあの文章となってしまいました。
自分の啓発不足は棚に上げて・・・

「つまらん県議をえらんだ一県民」あなたも堂々と名乗って私を叱ってください。
でないとあなたも「不平たらたら一県民」になりますよ。
返事をお待ちします。
つまらん県議より。

2005年11月

「台風被害160億円」


災害のお見舞い申し上げます

異常は、気候?人?


 台風16号・18号が大分県を直撃しました。この二つの台風による災害のうち、第一 次産業の被害は116億5千万円と最も多く、果物は半分以上が落下、稲は倒伏する など、農産物に大変な損害を与えました。
 日本を直撃した台風は、これまで経験したことのない数、と異常気象の実態をマス コミは報じていました。
 私たちは、「豊かさ」「利便性」を求めているにもかかわらず、実は逆の「貧しさ」 「不合理性」がひたひたと私たちを取り囲んでいるのではないでしょうか。
 自殺者の増加、若年者のフリーターの増加、犯罪は年々若年化して「あんな小さな 子どもがなぜ?」という実態が浮き彫りになっています。
 そして使い捨て社会は、年々ごみが増え、環境破壊は進み、ついに人間は地球に住 めなくなるのでは…。「豊かさ」の影で人間は着実に蝕まれています。

 第三回定例県議会が開催されました。
 広瀬知事は、議題の提案理由説明の冒頭に、台風被害に対し、県民に適切な措置を とり、復興に全力を挙げることを約束しました。
 そして、「三位一体改革」は交付税の縮減のみが先行して、厳しい県財政運営になっ ていること、21世紀を見通した「大分県新長期総合計画」の策定に着手、「市町村 合併推進交付金」の助成、大野川大橋有料道路の料金改定、など提案しました。

 私は本議会で質問をしました。あれもこれもとつい欲張って、いつも持ち時間オー バー気味ですが、早口でこなしています。
 これからも市民の視線で、県政に取り組んでいきます。ご意見をお寄せ下さい。

2004年10月10日


「自己責任」・「年金」について思う


とうとう最近の会話の始まりが「こんにちは」「梅雨にはいりましたね」ではなく
「あんた年金は払っちょるな」「そら『自己責任』じゃわぃ」と、なっています。

『自己責任』とは何か?

現代用語の基礎知識・知恵蔵・イミダスなど調べてみるが載っていない。
インターネットを開いてみると、『自己責任』とは
{人は自分の負うべき責任を負い、他人の責任まで負うことはない。 従って他に責任を負う者がいるのに、事実上全責任を負うことを強いられている者の「責任」を意味するものではない}
と、書かれていた。
そこでイラクで拘束された、今井、郡山、高遠さんのことについて考えてみました。
日本の政府もマスコミも、そして国民のなかにも「あんな危険な国に、いくら子供や障害者を始めとする弱者の支援と言ってもあんまりだ」 と、非難の声を挙げ「自己責任は」「自業自得だ」、一部マスコミでは「自作自演」説まで出てきました。

その政府や報道のあり方に対して、韓国の東亜日報の4月20日付バクダット特派員電で
《手錠をしていないだけで、彼らの様子は極秘裏に海外から移送された犯罪人と変わりがなかった。(中略)韓国を始め、フランス、中国、ロシア など多くの国の人々が拉致されているが、日本のように人質にされた本人が謝罪する国はほかにないだろう。生還の喜びすら人質から奪ってしまった 日本社会は、やはり侵略戦争を国を挙げて支持した昔ながらの集団主義から脱却していない不気味さを感じた》
そして最後に
《今回の事件で、日本の政府と一部メディアは、日本政府の方針に反する国民を守らないことがはっきりした。》
と・・・。
国会で憲法9条を変えよう、有事法制、国民保護法という名の国民管理法案などなど、全てが何の意義もなく通過し法案化されています。これでいいのだろうか?

きくちゆみさん(グローバルピースキャンペーン)は
《今回、人質になった方々を批判するすべての人に問いたいと思います。「一体、彼らがあなたに何の迷惑をかけたのですか。無駄な税金を使ったというなら、二十億円ともいわれる 救出費用の明細と領収証を出してほしい。その一方で、全国各地の無用な公共事業や破綻した銀行や大企業に投入される何兆円もの税金にはなぜ文句を言わないのですか」と。
彼らは自らの意思で、自らの費用で、危険を覚悟でイラクへ入りました。これまで彼ら以外に誰がストリートチルドレンに手を差し伸べ、誰が劣化ウランの被害調査をしましたか。 それをやったことはない政府は、武器を持ちながらの「人道復興支援」など本当にできると考えているのでしょうか。そもそも自衛隊を派兵したから、日本人が標的になったのです。 イラク人から極めて高い評価を受けている日本のNGOは、この危険性をかねてから主張し、政府に申し入れていたはずです。国民の命より、米国追従を重視する政府なら、むしろない方がよいでしょう。》

一方的に流される情報。
わたし達は一歩立ち止まって考えることが大事だと思う、今日この頃です。

ちなみにわたしは年金を昭和四十年四月から今日まで毎月支払っています。

2004年7月


「議員自ら、痛みを、改革を!」

 広瀬知事は、第1回定例会の提案理由説明で「先行き、誠に不透明な状況にあり、 この時こそ、変化に柔軟に対応できる新しい大分県を構築する絶好の機会ととらえ、 いち早く行財政改革に取り組むこととした」と述べ、香りの森博物館、湯布院青年の 家などの廃止が決定されました。
 しかし、関係者から存続を求める声が多く寄せられています。いずれにしろ運営の あり方等を含め、今後の課題です。
 県財政が平成20年度には約1455億円の赤字見込みであり、県債残高16年度 見込みでついに1兆円を超えます。財政再建団体転落回避のために厳しい改 革は必要です。
 そして知事は、「痛みの先には、明るい新しい展望が開けてくる、否、開いてみせ るの気概をもって」と言っています。
 まさに激動の年であります。常に県民が安心して夢を描け、暮らせることが大 事です。

 私は第1回定例会に先立ち、2月25日、全員協議会が開催された際、「大型施設 の廃止や、職員の定数10%削減、職員給与の見直し、出張旅費の日当廃止など、大 変な痛みを伴う改革を断行しようとしているときに、議員が単に5%の報酬減額だけ のいいのか? 来年1月から市町村合併が始まるこの機会に、大幅な議員定数の削減、 見直しもあっていいのではないか」と、議員自らがその改革の先頭に立つべきだとの 思いで議長に質しました。

 皆さんの負託に応えるべく、全力で本年度もがんばります。ご意見をお寄せくださ い。

2004年4月


「提案型」議会へ

 新しい年を迎えました。しかし、心からおめでとうございます、と素直に喜べない 日々が続いています。
「学校は出たけれど」「一生懸命働いてきたけれど」、この「けれど」を解決し、 明るい展望の開ける道筋をつけるのが政治であると思います。
 昨年4月、県民の皆さんのご審判を受け、県政に参画する機会を与えていただきま した。期待をしっかり受けとめ、「県政は常に県民のためにある」という認 識に立って頑張る所存であります。

 「議会」とは?と考えるようになったのは、一期目が過ぎてからです。議会で質疑・ 答弁を聞いていると、議案に対する批判、批評、お願いになっていることに気がつい たのです。
 提出された議案に対し、批判や批評するだけでなく、積極的に代案などを提案する 「提案型」議会をしていくべきだと思っています。
 例えば、これだけ財政が厳しいと公共事業を中止しろ、などの意見がでます。しか し、土木業者やそこに働いている人は困ります。では積極的に考えるとするならば、 老健施設を建設したらどうか? 現在、施設に入居したくても入れない人が約5千人 いると言われています。その施設を建設すると土木業者もうるおい、その施設に雇用 も生まれ、過疎化にも歯止めがかかります。
 私は第4回定例会で、一般質問に立ちました。質問中で、「食」をとりまく環境を 県民みんなで考え、安全な食料を供給していくという観点から、「食の安全管理税」 を創出したらどうかと問題提起しました。

 皆さんのご意見、ご要望をお寄せください。

2004年1月


「自らを戒めて」

 暑中お見舞い申し上げます。
   厳しい暑さが続く毎日です。いかがお過ごしでしょうか。今年もことのほか暑い夏と言われています。ご自愛ください。
 さて、4月13日に執行されました県議会議員選挙に際し、「かけはし」読者の皆さんをはじめ、市民の皆さんのあたたかいご支援、ご協力をいただきました。
 心よりお礼申し上げます。お陰様で3期目も「県政の場で働け」というご審判をいただくことができました。
 選挙期間中に寄せられた市民の皆さんの声は、「雇用を」「景気を」「平和を」「年金を」「医療を」「教育を」「農業を」、そして中小企業の社長や従業員の皆さんの「仕事をよこせ」の悲痛な叫びでした。
 この1年間の活動を振り返るなかで、いま私が一番感じていることは、「市民の皆さんの期待や要求は、いったいどこにあるのか」ということです。
 日々生活している皆さんは、さまざまな不満や怒りをお持ちのはずです。私自身も一市民として、同じ環境にあるわけですから、ちょっとしたことにも「なしか!」と思うことがあります。
 市民の皆さん、もっと怒ってください。そして、私たちに「なしか!」とつめよってください。できれば同じ怒りを持つ人たちと連帯して「大きななしか!」の声をあげてください。

 3期目のスタートを切りました。私の座右の銘は、「自戒」です。常に、これでいいのか自問自答し、自らを戒め、初心に帰り、がんばります。
 皆さんの声をお寄せください。 。

2003年8月10日


広瀬新知事の船出と県議会!!

平成15年の第1回臨時県議会が5月19日・20日の、2日間の日程で開催されました。
この臨時議会は、各議員の所属委員会の決定と、正・副議長の選任。そして副知事・出納長・教育長の選任の人事案件が中心でありました。

{安心・活力・発展}
臨時議会の冒頭、広瀬知事は
「安心・活力・発展を基本理念として、県民の自由で多様な発想や活動を支援するとともに、県庁から現場に出かけ、外の風を県庁に持ち込む風通しのよい県政を目指し県政執行の任に当る決意でございます。」
と所信を述べた上で具体的な重点事案を提起しました。

{福祉保健・生活環境委員会へ}
わたしはこの1年「福祉保健・生活環境委員会」に所属します。
介護保険制度がスタートして3年が経過しました。この3年間の経緯を検証し、是正すべき事項、現行制度を生かす事項などを精査しなければならないと思います。ぜひみなさんのご意見をお寄せください。
三期目の県政です。
選挙期間中、様々な意見要望をいただきました。
景気・雇用・福祉・医療・環境・教育・中小企業の育成・農林水産業・市町村合併のあり方等々、課題は山積しています。
しっかりがんばっていきます。

2003年6月1日
3期目当選御礼

2期8年『県民による県民のための県民の政治』を志し、 私自信の座右の銘は『自戒』つまり常にこれでいいのか自問自答し 自らを戒めながら県政の場で活動してきました。
その真価が問われる、今回の県議会議員の選挙でした。
4月13日夜10時[『くばる和弘』当確取り消し]テレビの画面にテロップが流れる。
イスに座り、脳裏には
(俺の2期8年はなんだったのだろうか?)
(「まだまだ君は勉強が足りない」という市民の審判をいただき、 一生懸命応援をしていただいた多くのみなさんに、なんとお詫びを すればいいのか・・・)
そんな考えばかりが浮かび、思いにふけっていました。
夜の12時をまわった頃だろうか「よい!当選したど!!」という 声と歓声。わが耳を疑いながら、(まだ信じられない。どうせまた 「取り消し」が出るだろう)という思いが拭えませんでした。
しかし「本当に当選した」という知らせに、
『よし!これで選挙期間中に寄せられた市民の声「雇用を」「景気を」 「平和を」「年金を」「医療を」「教育を」「農業を」そして中小企業の社長や従業員の みなさんの悲痛な叫びを、県政の場で生かすことができる。』
その喜びをかみしめた数時間でした。
わたしの辞書には「薄氷を踏む思い」だとか「肝が冷える」などという言葉は 存在しなかったのですが、ついに4月13日夜10時に銘記されました。
今、市内の多くのみなさんから「よい、良かったのぉ」「たまがったど」 「しんどぅ(心臓)が飛び出るかと思った」などなど、多くのお言葉を いただいています。
なかには「とにかく13番に入ったのだ。余分な票はいらん。だからあれでいい」という変な なぐさめの言葉も。
ともあれ、多くの有権者のみなさんからあたたかいご支援とご協力をいただきました。
それが「当選」という結果につながりました。
心からお礼申し上げます。と、同時に、これまで以上のご指導、ご示唆を与えてください。

そして3期目であります。
1回りも2回りも大きくしてください。

なにはともあれ、支持していただいた多くのみなさんに、重ねて感謝申し上げます。
2003年4月21日


商工労働観光企業委員会委員長に就任!

平成十四年度第一回定例県議会は、2月25日から3月27日までの31日間の日程で開催されました。
この議会では、新年度予算の審議、平成13年度決算の承認、議員の新しい所属委員会の改選などを行いました。
 私は、今年度は「商工労働観光企業委員会」に所属しました。そのなかで互選により、はからずも委員長に就任しました。

 「商工労働」を取り巻く環境は言うまでもなく、たいへん厳しい状況です。 県内四行の信用組合の破たん、企業倒産が多発し、
負債総額は811億3千万円で歴代2位、失業率5%以上が4カ月連続で過去最悪、失業者は全国で337万人という実態です。
新卒者の就職も氷河期のまっただ中です。
 「商工労働」を取り巻く環境は最悪と言えます。
であるがゆえに大分県民の期待がより大きいことも事実です。県民にとって、最も重要な委員会の委員長として全精力を注いでいきます。
 倒産、雇用、環境、BSE、食品の不当表示、すべて人間の手によっ て作り出されています。
 しかしそれらを守り育て、監視するのも人間です。今年度も、評論家でなく主体者になります。
2002年4月10日
「なしか?」という疑問を持とう!

県民の皆さん、新しい年を迎えました。
しかし率直に喜べないのが私たちを取りまく政治・経済の状況です。 「失業率ついに5・4%(357万人)」「自殺者年間3万人」「倒産企業史上最悪」「テロ」「報復戦争」「狂牛病」「炭そ菌」こんな言葉が毎日繰り返し、巻き返しマスコミから流れてきます。
いったい世界に秩序や道徳という言葉は存在しないのだろうか?
「深刻な雇用に対しどう対処するのか、失業が増大の一途だ」との予算委員会での質問に小泉首相は、「アフガンの状況と比べれば天国でしょう」 これが一国の総理の回答です。
私たちは、「なしか」という疑問を持つことから始めなければならないと思います。自殺者が年間3万人といいます。一日に直すと約百人です。そのうち将来に希望が持てないという人が約50%といいます。つまり一日に50人の人が、リストラで首を切られたりして、将来の生活に自信を持てなくなり一家心中したり、自分自身の保険金をせめて家族に残そうと自殺をしているのです。 小泉さんの「構造改革」でほんとうに雇用は拡大し、中小企業は倒産しないのでしょうか?
今年も厳しい年になるでしょう。
一方的な情報のたれ流しを私たちは、「なしか」という疑問符をつけて対応することも必要です。
ちょっと暗い新年の挨拶になりましたが、今年も「生活者」の視点を大切に、県政に取り組んでいきます。 ぜひご意見、ご要望をお寄せ下さい。
2002年1月12日
アメリカの戦争は許されるのか?

 アメリカのブッシュ大統領は、「テロとの戦いは敵か味方かしかない、テロに反対するものはアメリカとともに戦え、戦わないものは敵の味方で敵になる」と、拳を振り上げた。
(「世界」01年12月号)

 世界でもっとも豊かで、もっとも強力な軍事力を持つアメリカが、世界でもっとも貧しく、百万単位の人が飢えている国を最先端の武器を駆使して猛攻撃しています。
 「だって、世界貿易センタービルを破壊し、6千人を超える人々の命を奪ったのではないか」という声が聞こえます。しかし、

(1)何故アメリカだけがテロに狙われるのか。
(2)同テロが、ビンラディン氏によって引き起こされた証拠はあるのか。
(3)テロへの対応として、アフガンへの爆撃、「戦争」は正しいのか。
(4)テロへの対応として、日本政府のとった政策は正しいのか。
(5)テロとの戦いのために、情報の統制、人権の制約は当然なのか。
(6)このままでは数百万もの餓死者が出ると警告されているアフガン国内の状況をどうすれば改善できるのか。

 これらの疑問点、問題点、「何故(なしか)」が解明されないまま戦争は続いてい ます。
2002年1月12日
牛・豚から電気?!

京都から西へ約1時間、八木町という町があります。
その町は「自然にやさしい八木町」をキャッチフレーズに、家畜の糞尿を醗酵させて完熟堆肥にして、
農地に還元するというだけでなく 家畜糞尿を嫌気性醗酵させることで「消化ガス」を発生させ、これを用いて発電を行なっているのです。
乳牛・豚の糞尿・おから・藁・おがくず等を農家や食品工業から直接搬入します。
これを受入槽に投入し、嫌気処理を行います。
処理の過程で、メタン65%程度を含む「消化ガス」が発生するのです。
硫化水素除去した後、ガスエンジンに送り、発電させます。
排熱は消化槽の保温と暖房に。処理が終了した糞尿は堆肥化施設で有機肥料として生産者へ還元。
みごとなシステムです。
従来、家畜糞尿は、悪臭廃棄物として社会問題にまでなっていましたが、この町のバイオテクノロジーはリサイクルシステムを確立し、 八木町新エネルギービジョンとして「地球にやさしい町づくり」を目指しています。
2001年11月30日
おかえりティッシュ・ただいまロール〜車からテンプラの匂い〜
私たちの会派、社会県民クラブ(以下社民クラブ)は、滋賀県で、リサイクルシステム確立のため、昭和56年から「愛の田園(まち)あいとう」をキャッチフレーズに環境リサイクルに取り組んでいるの愛東町(琵琶湖の東)を訪問しました。 愛東町は、人口約5700人・戸数約1500戸の町です。
まず、資源回収システムです。

(1)各家庭は、アルミ缶・牛乳パック・廃食油・ペットボトル・びん等に分別し、 ストックヤード(集落単位に27箇所)に持ち込みます。その際、必ず水洗いをします。

(2)そのヤードから、住民自身が町のストックヤードに持ち込みます。その受け入れ作業には、 ボランティアのみなさん、役場の職員、そして町議会議員も参加します。

(3)廃食油は、粉セッケンと車の油になります。
現在、愛東町の3台の車がその油で動いています。 車のエンジンをかけると、後ろからテンプラを揚げている匂いがただよいます。

(4)牛乳パックは、おかえりティッシュと、ただいまロールになって、愛東町に帰ってきます。
もちろん、ペットボトルも卵のパックに再生され、農家へ帰っていきます。


琵琶湖の水質保全と環境保全のため、役場主義でなく、住民自らが提案し、 住民自身の町を愛する気持ちから、この活動は始まったそうです。
「菜の花プロジェクト」として町全体を菜の花の園にし、そして菜の花から菜種を収穫、 なたね油を生産。そのなたね油は使用後また、車の油へと変身していくシステムが確立されています。

現在、愛東町孫子(まごこ)安心条例(平成13年8月1日施行)を制定し、 「未来の子供たちのために、今、私たちができること」と題し、この条例を 「未来の愛東人(あいとうびと)への贈り物」としています。

まさに、「愛の田園(まち)あいとう」の名にふさわしい愛東町でした。

2001年11月13日
ゴルフ談義
今から6年前
「久原、議員になったらゴルフは始めんと。付き合いが広くなるんだから」
と、言われ、何度か誘われたが、
「いや、まだ始めちょらんから」
と、断りつづけた。
ところが3年前になるか、友人から
「道具を買い換えたから古いクラブをお前にやる」
と言われ手に持ってみた。
もともと私は中学・高校と野球部に籍を置いていたのでボール扱いは慣れている。まして、動かず止まっているボールを前に打つだけ。簡単なことだ。と、思っていた。
誘われるまま、コースに出た。
緑が広がるグリーン。爽やかな風。健康にもいいかな?と思いながらまず一打打つ。
球はそのまま、クラブだけが空を切る。
「あれ?おかしいなぁ」
友人曰く
「よい、ボールを見ちょらんどぅ」「肩が動きよる」「足が固定しちょらん」
ナドナド声がかかる。
二打目、今度は当たったが、大きく逸れ・・
「OBじゃ」「こげんコツしよらぁ、球がなんぼあってん、足らんのぅ」
である。
1ホール・2ホールと進み、そして3ホール。同じコトの繰り返し。
そんな中でふと、思った。
「俺は何をしよるんだろう」と。
健康的というが『農薬を散布した芝の中を歩いて』
生産性はといえば『魚釣りなら魚を持って帰れるが、ゴルフは金を払うだけ』ではないか。
「こんな棒を振り回すくらいなら、田舎に帰ってビーバーで田の畦の草を刈ったほうがよっぽど生産的だ」
と、思い始めた途端、スコアはめちゃくちゃ。友人のアドバイスも耳に入らない。
ついに一貫の終わり終わりであった。

ところが、
「よい、久原、他の議員はよく○○議員杯コンペというのをしよるぞ。お前もしよ」
と言われ、昨年から年1回開催する運びとなった。
さあ大変。
何回かコースに出たものの、最初の印象が頭に残ってか、全然ダメ。
「よい、お前はナンボで回るんか」
と、よく聞かれる。そんな時、いつもこう言う。
「片昼70点じゃ」と・・・・

お知らせ
≪くばる和弘を囲むゴルフコンペ≫
開催日:平成13年11月12日(月)
場 所:月形大分カントリークラブ
2001年10月31日 15時52分18秒
世界は今
ついに失業率は5%を超え、330万人が雇用の場を失っていると伝えられています。

しかも『希望の星』とまで言われたIT産業も大手を中心に大リストラ。

ついに株は1万円台を割り込み、20年前に戻ったと報道されていた矢先、今度は世界経済の発信地と言われていたNY世界貿易センタービル破壊テロ事件。

一体、世界はどこへ向かっているのだろうか。

人類に秩序やモラル・共生といった言葉は存在しなくなったのだろうか。

誰に責任があるのか。世界の政治家か?それとも、その政治家を選んだ有権者か?それを利用している一部の政商か?

本質を見極める目をもたねば、と、思っている今日この頃です。
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2001年09月15日 12時17分46秒