ひなちゃん、CDデビューしたそうですね。おめでとうございます、っていっちゃっていいのかな。しかし『ときめきの放課後』の彼女のエンディング、いいですね。ドキドキしちゃいました。


 僕はクイズゲームが好きではありません。・・・というのも、ちょいと前にアーケードゲーム『子育てクイズ マイエンジェル2』(あ、そういやこれもコナミだったような気がする)にばかみたいにお金をつぎ込みまして、結局娘の朋美が“おたく”になってしまったというのを数え切れないくらい経験したからです。

 というわけで『ときめきの放課後』購入にも難色を示していたのですが、どこのときメモ系ホームページを見ても、

絶賛されているじゃないかっ。

 誰萌えのひとが見ても「よい!」といわれているソフト。これは買うしかないんじゃないかなあ、とまあ、決意を固めたわけです。で、ある日『バーチャファイター3』のチームバトルモードで、1クレジットでデュラルを倒せた記念(←謎)に買ってまいりました。

 で、やってみると見事にハマりました。『ときメモ』本編はどちらかというと休日のデートがメインだと思うのですが、これはまさに“放課後”。

> 明るくノーテンキなその学園生活は自身の学生生活を
> 振り返らせてくれる、不思議な作用がある。
『空想美少女読本』より)

 僕はまさにその通りの理由で『ときメモ』にハマったわけですが、『ときめきの放課後』ではさらに“学園生活”が深く掘り下げられているのです。たとえば僕がすごく気に入ったのは、こんなシーンです。

 誰もいない筈の放課後の体育館から、ボールがバウンドする音が聴こえる。あれ? と思っていってみると、優美ちゃんがひとりきりで、汗だくになってバスケのシュート練習をしている。

 あ、あったよね、こんなこと。とても懐しくなりました。あと、クラスが違う女の子だと教科書や辞書を貸し借りしたり、抜き打ちテストのことを教え合ったりします。あったあった、たしかにそうだ。どうせ教科書借りるんなら好きな子にって、勇気を振り絞って借りにいったっけ。

 で、もうひとつ。『ときめきの放課後』では『ときメモ』本編の放課後、つまり“伝説の樹”での告白の、後日談を見ることができます。これがまた、別の意味でいいんです。もうひとつひとつが核爆! ってくらい(実は気に入らないものもいくつかあるんですが)。

 特に本編ではハッピーエンディングの場合デートができないみはりんと、“幸せな”デートができたのには感動しました。そして、ネタばらしになっちゃうので詳しくは書きませんが、僕はこのエンディングでの主人公、とても好きです。はじめて主人公に感情移入ができました。

 てなわけで、これはただの“後追い”ではなく、『ときメモ』本編を補完するものがたりだと思います。「『ときメモ』では語られなかったドラマの数々」というのは、実は『ときめきの放課後』にこそあてはまるコピーなんじゃないかとさえ思いました。

 あ、あと、いちおうゲームのシステムについてもちょっとだけ書いておきます。『ときめきの放課後』のシステムでなにが気に入ったかといって、

爆弾がない!

 三年間同じ女の子とだけ、つきあうことができる。これはありがたいというか、本来あるべき姿だと思うんですね。自分の気持ちを偽って、爆弾が爆発しそうな女の子とデートする必要がない。男の子のほうも、“一途”でいられるわけです(もっとも“三年間”だけですが)。

 で、プレイ時間がだいたい二時間程度で済みます。だから帰宅してから寝るまでの間に二回プレイすることだって可能。おかげで購入から一週間経たずに、全員クリアできちゃいました。

 もっとも、あんまり『放課後』を気に入りすぎちゃったので、最近本編をぜんぜんやらないで、こればっかプレイしちゃってるんような状況なんですけどね(←をい;)。

 さて。というわけで、これいいですぜダンナ。『ときメモ』が好きなひとはぜったい買いです。まあ、僕は完璧に一般常識が欠如している人間ですので、“クイズ”自体は苦手なんですけどね(^^;)。

 ところで、なんか噂では全キャラに2パターンのエンディングがあるってことですが、ホントなんですかねえ。僕はまだ、詩織のと清川さんのしか見たことない(というか、“おまけ”にエンディング1と2が表示されるのがそのふたりだけ)ですが・・・。

 あ、あと、ひとつだけ文句というか苦情を、この場を借りていわせていただきます。

シド ヴィシャスはピストルズのベーシストだ、ヴォーカルじゃないぞ!

 あー、すっきりした。


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生まれたばかりの双子(男の子と女の子)の兄妹の親となり、兄を就職、妹を結婚もしくは就職まで育てるというゲームです。どんなジャンルの問題に答えたかで、兄妹の性格と顔(ファッション)が変わってきます。
















































最初に名前を決めるのですが、これは入力ではなく、選択制です。ともちゃんみたいなかわいい子に育ってほしいと思って、いつも「哲哉と朋美」を選んでいました。
















































まだそんなのやってんのお〜? とかいわれちゃいそうですね。説明は不要かもしれませんが、セガの対戦格闘アーケードゲームです。

ちなみに最近、『バーチャロン オラトリオタングラム』(これもセガ)も気に入っています。がんばれ、湯川専務(←謎)!
















































『別冊宝島349号 〔空想美少女読本〕』
1997年12月4日発行、宝島社。
のP.204(藤崎 詩織)より引用。
















































もっとも僕の場合、有志で朝練をやっていて、当時好きだった女の子(彼女はバス通学だったので、いつも早めに学校にきていた)に「朝練やってるね。えらいなあ、頑張ってね」といわれたんですけど。 いまではいい思い出以外のなにものでもない・・・(^^;)。
















































だって『ときメモ』の主人公(高見公人のことではない)って、すっげえ嫌な奴でしょ。複数の女の子とデートするわ、鈍感だわ・・・。はっきりいってこんな奴が現実にいたら、友達いないんじゃないかと思うんですが。
















































『虹色の青春』のプロモーションビデオ(?)、『toki.mov』より。これ、友だちの女の子がどこかから捜し出してメールで送ってくれたので、元のソースは知らないんです。受信には一時間もかかっちゃいましたが。
















































『THE GREAT ROCK'N' ROLL SWINDLE』ではヴォーカルをとっているナンバーもいくつかありますが、ピストルズのメインヴォーカルはジョニー ロットンです。決してシドではありません。