前回(9月16日)、新宿のホテルに女の子を招んだのはいいが、会話に没頭してしまい、一緒にシャワーを浴びたところでタイムアウトになってしまったことは書いた。 ジョニィを洗ってもらって臨戦態勢になったところで時間切れ。そんなわけで、どうもアタマのなかにもやもやした感じが残った。そして、驚いたことに、東京から帰ってきても、一週間経っても、もやもやが続くのだった。 10月9日に、会社命令で福岡市で国家資格試験を受けることになっていた。去年は試験が午後からなので日帰りできたが、今年は集合が10時40分。その日に出発しても間に合わなくはないが、始発に乗らなければならず、寝坊すればアウト。 というわけで、会社に前泊の許可を得た。試験会場は天神(福岡の繁華街)から地下鉄で一本の場所にあるので、天神の ホテルを押さえていた。前日は下の妹一家と一緒にモツ鍋を食べる予定にしていたのだが、もうひとつ目標が加わった。 モツ鍋を食べて、最寄駅で降りてコンヴィニエンスストアで買い物をして、ホテルに戻ったのは20時30分頃。わりといい時間帯だ。事前にインターネットでチェックしておいたウェブサイトに接続してIという店の電話番号を確認し、携帯で電話をかける。 一回め。・・・10回コールしたけど繋がらない。二回め。やっぱり10回コールしたけど繋がらない。三回め。・・・8回めのコールでようやく電話が繋がったが、相手の声が聴き取れない。四回め。・・・やはり電話は繋がったが、相手の声が聴き取れない。 これはアレか? 神様が女の子を招ぶのなんてやめて試験勉強しろといっているのか? まあ、たしかに会社の出張旅費で博多にきてホテルに泊まり、妹一家と食事をするだけならともかく、女の子を招ぶってのもなあ・・・。 で、五回めで最後にしようと思ったら、電話は繋がり、しかも相手の声が聴こえる。が、「あの、すみません、いま手が離せないんで5分くらいあとにかけ直してもらえますか?」。受付はひとりしかいないのだろうか。 で、六回め。今度も電話は繋がり、きちんと相手してもらえた。ホテルの名前と部屋番号、宿泊名義をいって一旦電話を切る。少し経って部屋の電話が鳴る。フロントから「田中様からですが、お繋ぎいたしますか?」。はい。 「これで確認が取れましたので、女の子を派遣させていただきます」 「あの、どれくらいかかります?」 「そうですね、40分くらいですか。で、コースは?」 「あ、95分コースでお願いします」 わかりました、と相手は電話を切った。あれ? せっかくサイトで好みのタイプの女の子をチェックしたんだけど、と思って再度Iのサイトで確認すると、「指名はできないけど3,000円オフ」のキャンペインをやっているらしい。 ううむ、これはある意味賭けだね。とりあえず40分あるのなら、と手早くシャワーを浴びた。その日の福岡はじっとしているとそうでもないのだが、歩くと汗が出る、という微妙な気温だった。 部屋に戻って服を着て、もち込んだウイスキィでオンザロックを飲んでいると、チャイムが鳴った。ドアチェインをつけたままドアを開けると「○○様ですか?」とガタイのいいニイちゃんが立っていた。 「21,000円お願いします」といわれて、僕はテーブルの上に置いたお金を取り、ニイちゃんに渡した。お金を確認したニイちゃんは「ありがとうございます、ではごゆっくり」と身を引いた。で、僕はドアチェインを解除した。 「こんばんはぁ」と入ってきた女の子を見て、思わず「かわいい」と口にした。メイクが薄くて「かわいい」と感じられる女の子だったのは幸運だった。 ベッドに腰掛けた女の子に、「なにか飲む?」と、冷蔵庫からさっきコンヴィニで買ったミネラルウォーターとカフェオレを出して差し出すと、彼女はヴォルビックを選んだ。PETボトルの蓋を開けながら、彼女はいった。 「おにーさん、なん歳なの?」 なんというか、これだけでちょっと、感動してしまった。東京の(お店の)女の子なら、「おにーさん」とはいわず「お客さん」というだろう。実は僕は女の子の方言に弱いのだ。 取引先の女性が通常は標準語のイントネイションで喋っているのに、ふとしたはずみで関西弁とかが出てくると萌える。しかし、事務所の女性の大分弁では萌えないので、これはかなり特殊な嗜好なのかもしれない。 そうして、Kちゃんといろいろ会話を交わした。ふつうの僕なら会話だけで時間が終わってもいいや、と思っていたのかもしれないが、今日はもやもやがアタマにかかっている。 そもそも、会社の金でホテルに泊まって女の子を招ぶ行為を「前日にすっきりさせといたほうが試験でいい結果が出るよね」という理屈で正当化しているわけだ。これでもやもやを抱えたまま試験を迎えることになったら意味がない。 で、「そろそろえっちなことをさせて」とお願いした。Kちゃんとバスルームに入る。Kちゃんはからだはちっちゃいが豊満なからだつきで、僕はからだを洗ってもらいながらKちゃんのおっぱいを手で楽しんだ。 先にバスルームを出て、オンザロックを飲む。その日の福岡市が微妙な気温だったのは書いたが、空調を入れると寒くなるし、止めると暑く感じる。シャワーのあとで空調を入れたままだったから、はだかのからだにはえらく寒く感じてきた。 バスルームから出てきたKちゃんも「寒いー」というので、一緒にベッドに潜り込む。「えーと、キスしていい?」と訊くと、「ごめん、遠慮して」と返事が返ってきた。あちゃー。 たびたび書いているのだが、僕はキスが好きだ。特にディープキスをするとそれだけでジョニィが臨戦態勢になってくれるほどだ。でも、拒否されたんならしょうがない。僕はベッドのなかで、Kちゃんとはなしをした。 Kちゃんはジョニィを手でさすりながらはなしを聞いてくれていたのだが、バスルームで反応しかけていたジョニィはキスを拒否されたせいか、なかなか硬くなってはくれなかった。 「じゃあ、とっておきの技、使ってみるね」 Kちゃんは僕に脚をまっすぐ投げ出すようにいった。Kちゃんの膝と脇の間に脚を入れ、股間にKちゃんが近づく。Kちゃんは唾を手に出し、僕の股間に塗る。あ、これも東京だとローションだろうな、と思いつつ、僕は見ている。 Kちゃんは豊満なおっぱいの間にジョニィを挟み、動きはじめた。あ、これが「パイズリ」ってやつか。考えてみると、パイズリをしてもらうのははじめてだった。が、これが微妙に気持ちいい。 フェラチオとは違い、Kちゃんのかわいい顔がすぐそばに見える。ものすごく柔らかいものでジョニィが締め付けられる。ジョニィはあっという間に臨戦態勢になった、・・・のだが。 そのまま、あっという間にジョニィは撃沈してしまったのだった。おい、酒飲んでるにしちゃ早過ぎないか俺? やっともやもやを解消できたものの、ある意味ショックだった。 始末をしてくれたKちゃんにそういうと、ふつう、なんだそうだ。さすがに「とっておきの技」らしく、たいていのお客さんが僕と同じくらいの時間で達してしまうらしい。 時間が余ったので、Kちゃんとベッドのなかではなしをした。Kちゃんが『仮面ライダーディケイド』と『仮面ライダーW』が好きで、毎週観ていたというのがツボに入った。 『ディケイド』は海東、『W』はフィリップ目当てで観ていたらしい。なんにせよ、自分が面白く観ていたTV番組をリアルの場で語り合えるというのはよかった。 Kちゃんの携帯電話が鳴り、服を着たKちゃんを僕は送り出した。そのとき、二回連続で女の子の性器も見ていないし、今回はキスさえさせてもらえなかったことに気づいたのだが、アタマのもやもやは見事に解消されていた。現金なものだ。 |
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