昨夜お酒を飲んだ後徹マン、ホテルに戻って僅か三時間の睡眠。にしては、すっきりした気分だった。徹マンでアルコールが抜けたのがよかったんだろう。ただ、やはり脚が重いし、ふらふらする。 そのビルに入ったのは、13時を少し廻ったくらいだった。陽のあるうちに(というより太陽は真上)ふーぞくの店に入るというのは、やはりちょっと気恥ずかしい感じがする。エレヴェイタで10階に上がり、受付へ。 「いらっしゃいませ。ご指名はありますか?」 「ありません」 「コースはいかがなさいますか?」 いわれて頭上を見上げる。前回訪れたときと変わらず、そこにはクレープ屋のメニュウがあった。45分、60分、80分のコース、それとオプション。どうやら生のコースは消滅したらしい。ノーマルの60分(18K)にする。続いて、 「この娘ならすぐお入りになれますが」 差し出されたラミネイトカードは一枚。「あと、この娘が約50分待ちです」ともう一枚出されたが、こっちは16時30分の飛行機で大分に帰らねばならないのだ(爆)。あまり考えずに最初の娘に決めて、ロビーで待つ。 5分ほど待って、「4号室にいってください」といわれる。ノックをしてドアを開け、「こんにちはぁ」と声をかけ、部屋に入る。「こんにちは」と返してきた女の子を見て、「あ、わりかしかわいいじゃん」と思った。 「お客さん、昼間によくくるの?」 「いや、昨日友達と飲んでたら、ひとりが『もう終電ないよう』とかいいはじめちゃったんだ。で、『じゃあ麻雀でも打ちましょうか』ってことで8時まで打って、家に帰ったらもんもんとして眠れなくなっちゃって」 「それでここにきたんだ」 「そう。だからやる気はまんまんなんだけどへろへろだから、」 そこで本当にふらっとして、バランスを崩した。と、なにかを踏んづけた感触。続いてなにか暖かいもので靴下が濡れていく感触。店ではローションの瓶をお湯を張った洗面器につけて温めておくのだが、その洗面器をひっくり返してしまったらしい。 Xちゃんが慌ててタオルでお湯がこぼれた付近を拭く。書き忘れていたが部屋は和室。幸い布団にはかからなかったものの、畳なのでかなり丁寧に拭ったあと、「ちょっと待っててくださいね」といって洗面器をもって消えた。 しばらくしてXちゃんが戻ってくる。 「すいませんすいません」 「ううん、よくやるお客さんいるから。私が先に注意すればよかったんだけど」 服を脱いでシャワーへ。Xちゃんは身長166cmと大柄で、おっぱいも大きめ(大きいのはあまり好みではないが;)。久しぶりのなま身の女の子のはだかに、息子は一瞬にして60%の状態になる。さらにXちゃんに洗ってもらうと、80%まで上昇。 部屋に戻り、布団の上に座って会話。 「デヴュー当時の宇多田ヒカルに似てるっていわれない?」 「ええー、宇多田ヒカルはないなあ。『広末涼子を崩した感じ』ってのは、よくいわれるけど」 「あ、なるほど(納得)」 「『崩した』っていうのが失礼だよね」 「いや、ヒロスエって眼が細いでしょ。あなたはぱっちりしてるし」 要するにXちゃんはそういう顔なのだった。「じゃあ、そろそろ」と腰に巻いたタオルを取り、僕を仰向けに寝かせて、Xちゃんが口で愛撫をはじめる。まず乳首、その後脇腹。で、わりと早めに息子に到達。 困ったなあ、と思った。シャワー室で80%の状態まで達していた息子は、その後のインターヴァルのせいで、ふにゃ〜状態に戻ってしまっていた。Xちゃんの口に含まれて気持ちいいのはいいのだが、全然カタくなってくれない。 ひとしきり行為を続け、それでも元気になってくれない息子にXちゃんは顔を上げた。ちょっと困った表情でいう。 「これから、どうしたい?」 「じゃあ、上にならせてくれる?」 「うん、いいよ」 で、位置を逆転。 「キスしていい?」 「いいよ」 「舌入れていい?」 「うん、いいよ」 上から、Xちゃんにキス。そのまま唇をこじ開けて、舌を絡める。いつもならここでアタマが真っ白になるのだが、睡眠不足のコアだけが妙にクリアなアタマは灰色くらい。Xちゃんを完全に寝かせて、おっぱいに移動。 まずは右の乳首を口に含み、舌で転がす。同時に右手で左のおっぱいをやわらかく揉み、おや指で乳首を擦る。Xちゃんが喘ぎ声を漏らすが、『バトル・ロワイアル』の相馬光子のせいで嘘臭く聞こえてしまう。 ともかく今度は左の乳首を口にし、左手で右のおっぱい。それを交互に三回ほど繰り返したあと、脇腹をつつーっと舐めて、おへそをちょっとつついた後、待望の(僕にとって、だけど)股間へ。 Xちゃんのそこは、かわいかった。両手で脚を支え、クリトリスをちろちろ、と突いた後、膣からじわーっとクリトリスまでをなぞり、膣に舌を挿入、という順番で行為を続ける。だんだん舌先に味がしてきたような感じがしてくる。 やっぱり僕は攻められるより攻めるほうが好きらしい。息子は80%くらいまで硬度を回復してきていた。ふと行為を止めて、Xちゃんに聞く。 「お尻の穴とか、感じる?」 「・・・うん、指とか入れられなければ」 「じゃあ、四つん這いになってくれる?」 Xちゃんは素直に四つん這いになる。お尻の肉をかき分けて、そこに舌をつけた。「あ。」Xちゃんが、性器とはまた違った反応を見せる。あれ、この娘、わりと慣れてるのかな。舌を挿入しつつ、おや指でクリトリスをさする。 「もう、大丈夫」 息子は100%まで硬度を上げていた。現金なものだ。再度僕が仰向けに寝て、Xちゃんが息子を口にする。さすがにカタい状態でされるとなん倍も気持ちいい。最後の仕上げ、と、「ねえ、69させてくれる?」 Xちゃんはまた素直に股間を僕の顔のほうにもってくる。えらく受身な女の子だ。眼の前の性器とXちゃんの口撃、ダブルの刺激に息子はさらに硬くなる。こりゃいかん、と僕もXちゃんの性器に口をつける。 「指は、入れてもいいんだっけ?」 「いいよ」 右手のひとさし指をそこにあてがう。が、・・・狭い。充分濡れているのに、入口がものすごく締まるので、なかなか入らない。こりゃ本当にSEXしたらすごく気持ちいいだろうなあ、と残念な気持ちになる。 ともかく舌でクリトリスやお尻の穴を愛撫してさらに濡らした後、ひとさし指を挿入。うわ、やっぱり締めつける(残念)。ゆっくり出し入れしながら舌でクリトリス、左手のおや指でお尻の穴を愛撫する。 そうこうしている間にも、息子はエネルギィ充填115%をいったりきたり。「や、やばい」というと、そのたびXちゃんは攻撃を緩めてくれる。で、また115%。ものすごく気持ちいい状態が続く。 「じゃあ、そろそろ素股にしよっか」 ようやく僕とXちゃんのからだが離れる。Xちゃんは息子と自分の股間にローションを塗り、騎乗位の姿勢になって股間を息子に擦りつけてくる。 それは、すごく気持ちよかった。Xちゃんは手を息子に添えていない。でも、性器と僕の息子は、ぴったりと密着している。Xちゃんがきつく押しつけている証拠だ。自分でも感じているらしく、Xちゃんの顔は真っ赤になっている。 両手をXちゃんのおっぱいに伸ばし、やわらかく揉みながらおや指で乳首をさする。すごく固い。「はぁん」。Xちゃんの口から、また息が漏れる。上気したXちゃんの顔を見る。視線が合った。 「すっごく、かわいいよ」 「えへ」 Xちゃんはちょっと照れたように微笑って、腰を動かし続ける。69の時点で115%の状態まで達しているうえに、Xちゃんのきつい押しつけ(本当に入ってるかと思った)に息子は長い時間耐えられる筈もなく、5分くらいで爆発した。 「うわ、いっぱい出たね」。ゴムを外しながら、Xちゃんは時計を見る。 「すっごい、時間ぴったり」 「ホント? じゃ、俺、ボクサーになろうかな」 シャワーを浴びながら、はなしをした。 「仕事、なにやってるの?」 「船会社。ていっても船に乗ってるんじゃなくて、船を動かしてる。燃料とか船用品の手配とか」 「忙しい?」 「ん、いま外航船って日本人が乗ってないんだよ。うちの会社は全部フィリピン人。だから英語でやり取りしなきゃならないのがキツいかな」 「えー、すっごい。英語ペラペラなんだぁ」 「いや、読んだり書いたりはまだいいんだけど、やっぱり会話が駄目。特にフィリピン人の英語ってスペイン語訛が入ってるからさ、聞き取りにくいんだよ」 「ふーん。たとえば?」 「fがpになったり。一等航海士って“Chief Officer”っていうんだけど、フィリピン人の発音だと“Cheap Officer”、“安っぽい士官”になっちゃうんだ」 店を出た。渋谷駅への坂を下りながら、さっきまでのことは現実だったんだろうか、とふと思った。最初から最後まで、アタマのコアな部分が醒めていた。睡眠不足のせいか、トシを取っただけなのか、それはよくわからなかった。 |
実はフロントでラミネイトカードを見せられたときは「どうせ時間ないし」と顔やBWHしか見ず、また終わった後、彼女は名刺を渡してくれなかったので、名前がわかりません。ので、とりあえず“Xちゃん”と呼びます。 |
と、ここで気付いたのだが、まだXちゃんとはキスもしていなかった。で、キスは嫌いなのかな〜と思って一応承諾を取ったのだった。次の「舌入れていい?」も同様。 |
これは・・・、くどくど説明するより、読んでもらったほうが早いでしょうね。 |
このコーナーではお馴染みの店(旧『お元気ハウス』)。半年前に作ったメンバーズカードがちゃんと通用したので、電話番号は03-3406-8484のままでいいようです。渋谷駅を郵便局方面へ徒歩約10分。 興味のあるかたは店に電話して「友達に紹介されたんですけど」といえば正確な位置を教えてもらえると思います。ビルに看板等は出ていませんので、ふつうは絶対わかりません。 |