マンガの女の子キャラ


あくまで僕の個人的趣味に基づいていますので、批判はお断りします。
意見は大歓迎ですけど。なお、今回は降順で。



10.桜井美保 in 『幕張』
(木多康昭 ジャンプコミックス)

少年ジャンプ掲載の漫画陣のなかでルーズソックスを履いているのは、おそらくこのクソ女だけだろう。 喧嘩は強いわアタマはキレるわかわいいわ、もしかすると 『激! 極虎一家』の“すーざんあんとんこ”(漢字忘れた)を抜いてジャンプ史上最強かも。 ちなみにパイパンであることが判明している。


9.鹿島みゆき in 『みゆき』
(あだち充 少年ビッグコミックス)

はっきりいって、僕は鹿島派だった。 妹みゆきはズルい。 ずっと、そう思っていた。 しかし、いまや鹿島もサッカー選手と結婚して、なん児かの母親になっていることだろう。 その意味ではこの10年で日本にJリーグができたのは、彼女にとってはよかった。


8.猪熊 柔 in 『YAWARA!!』
(浦沢直樹 ビッグスピリッツコミックス)

僕が大学に入ってビッグスピリッツを買いはじめたのは、毎週柔ちゃんに会えるからだった。 それほどあの頃の彼女は、魅力的だった。 なんで僕が田村亮子が嫌いかというと、 “このブ○鏡見たことあんのか!?” という、ただそれだけの理由による。 ヤワラいうな!


7.森下茜 in 『出直しといで!』
(一色まこと ビッグスピリッツコミックス)

一時期、僕の部屋に遊びにきた人間はすべて、『出直しといで!』を読み、この名作のファンになっていった。 茜はこの作品の魅力を、ひとりで支えていた。 山田も土屋も仁子も大福も、彼女の魅力の反射だった。 いま、『ハッスル!』のリンダがそれを受け継ぐ。


6.戸川安里香 in 『ディスコミュニケーション』
(植芝理一 アフタヌーンKC)

『ディスコミ』ももう10年近いな。 思えば連載当初の戸川はすげえかわいかった。 もろ少女マンガと少年マンガのいいとこどり! って感じで。 でも、最近じゃニワトリはかぶるし幼稚園児の格好はするし、もうむちゃくちゃ。 アラレちゃん状態だ。


5.竜造寺舞子 in 『修羅の門』
(川原正敏 月刊マガジンコミックス)


いやね、ほんというとボクシング編の金髪ムスメとか『修羅の刻』第4巻のニルチッイとかのほうが好みなんです。 でも、自分の決めた選定基準のせいで、舞子にせざるを得なかった。 それでも5位ってことは、結局好きなのね。


4.ベンジャミン in 『月の子』
(清水玲子 花とゆめコミックス)

はっきりいって、マンガのキャラクターでこんなに綺麗だと思った女の子はいない。 かわいいと思ったのは星の数ほどいるが、ほんとにカラーで見ると目がつぶれそうな気がした。 それでも“ジミー”を追い求めるアートが、男として好きだったりするけど。


3.長崎小梅 in 『おがみ松吾郎』
(伊藤実 少年マガジンコミックス)

ものすごくかわいい! ちょっと性格に難があるようにも思うが、ほとんど小梅ちゃんのためにコミックス全15冊、買い続けたといってもいい。 もちろん松吾郎も大好き。 僕はこのふたりが結ばれることをずっと、祈っていた。 最後までふたりの仲は、あまり進まなかったけれど。


2.山崎はつ子 in 『おかみさん』
(一丸 ビッグオリジナルコミックス)

最近、はつ子みたいなお嫁さんをもらえたら幸せだな、とつくづく思っている。 彼女はどんな職業の男性と結婚しても、きっとうまくやってゆけるだろう。 はっきりいって親方がうらやましい。 はやくジュニアをつくってください(1998年3月、懐妊が発覚。おめでとう)。


1.小浜かよ子 in 『瞬きもせず』
(紡木たく マーガレットコミックス)

イナカ出身の男の子にとって、かよちゃんは永遠のマドンナじゃないだろうか。 『瞬きもせず』の舞台は山口県だが、きっと九州の女性というのはみんな、こんなふうな強さを持ってるんだと思う。 切なすぎて、途中で買うのをやめてしまったけれど。


ご意見・ご感想はこちらへ

 
































今回、特に以下の選定基準を設けました。 でなければ決められなかったので。

1.単行本が5冊以上出ていること。
2.ものがたりの主人公もしくはそれに準じるキャラとして、
  継続的に登場すること。

1は、そのキャラクターの性格や考えかたなどがちゃんとわかるレヴェルで描かれていること、という理由によります。 したがって、川原泉教授のように短編でもきっちり描けるひとは、不利でした。

2は、1の理由プラス、『Dr.スランプ』のアラレちゃんのように登場時はすごく魅力的だったのに、いつの間にかただのがきんちょになってしまった (登場時は7等身だったのに、しまいにゃ2等身だった)という例があるからです。 『北斗の拳』のリンもそう。

で、もうひとつ、あくまで(僕にとって)主体がマンガにある、ということがあります。 アニメを加えると『カリオストロの城』のクラリスはぜったい上位に喰い込みますし、『ガンダム』のセイラさんも捨てがたい。 『YAWARA!』はアニメ化されていますが、僕にとっては浦沢さんの柔こそが唯一無二の柔なので。